今回は、アニメ『宇宙戦艦ティラミス』の登場人物を六星占術で分析してみたいと思います。
【注意】
- アニメ『宇宙戦艦ティラミス』と『宇宙戦艦ティラミス II』のネタバレを含みます.
- 六星占術の簡単な知識があった方が楽しめると思います.
あらすじ
人類は宇宙での生活を可能にしたが、いつしか宇宙移民組織(メトゥスの民)は地球の脅威となっていた。
そして、宇宙移民組織(メトゥスの民)と地球連邦軍は宇宙で戦いを繰り広げることになる。
そんな宇宙暦0156年、地球連邦軍に所属するスバル・イチノセ(19歳)は、その戦いに人型機動兵器のパイロットとして参戦する。
この物語では、そんな若きエースパイロットのスバルを中心に、その戦いや宇宙戦艦ティラミスでの人間模様が語られて行く。
しかし、実はこの物語は「日常のあるある」をネタにしたギャグアニメであり、スバルの奇想天外な言動に毎回驚かされることになる。
そして、先輩パイロットのヴォルガー中尉(ちゅうい)、メカニックのシゲルコ、艦長の娘のリージュ中尉らが次々に登場し、スバルにひと絡(から)みもふた絡みもし、繊細なスバルを困惑させる。
結果、スバルは専用機デュランダルのコックピットにますます引きこもるようになる。
ギャグアニメではあるが、ストーリーはしかっかりしており、特にメトゥスの民に所属するイスズ・イチノセの裏工作には驚かされる。
イスズは敵側の大佐であるが、スバルの兄であり、有能なスバルをメトゥスの民に取り込もうと裏工作していた。
イスズの部下には、比較的常識人のマイバッハなどがおり、スバルのコピー生命体であるスバル・ビヨンドを生み出すべく活動していた。
スバルはメトゥスの民に取り込まれそうになるが、些細な弁償トラブルで兄のイスズと対立し、宇宙戦艦ティラミスに逃げ帰ることになる。
なお、イスズはクールな面もあるが、天然系ぽい面もある「どこか憎(にく)めない人物」である。
帰還したスバルを待っていたのは、性格が「悪」に設定されていた中古のアシストロボット・パッカーであった。
アニメ『宇宙戦艦ティラミス II』では、人型機動兵器デュランダルの開発者でスバルの父のソウイチロウが登場する。ソウイチロウも色々と天然にボケるが、例によって誰もツッコまない。
さらに、スバルの後輩でスバルを慕うロメオが登場することで、スバルの先輩としての振る舞いが明らかになる。
六星占術による分析
アニメ『宇宙戦艦ティラミス』はギャグアニメなので、登場人物の言動や性格がギャグやネタのためのものなのか、本来の言動や性格なのか判断が難しいです。
ゆえに、登場人物の性格分析などせずに、素直に楽しんだ方が良いと思いますが、今回は敢えて挑戦してみようと思います。
このような事情もありまして、今回の予想もあまり当てにならず、予想することによって新たな発見がある訳でもないかもしれませんが、ご了承頂ければ幸いです。
スバルは何星人か
それでは「スバルが何星人か」を考えてみたいと思います。
第一感としては
スバルはウエットティッシュをよく使うなど潔癖なところがあり、またコックピットに引きこもるなどインドア派なところもあるため、第一感としては土星人ではないかと考えられます。
土星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
理想主義者、こうなら良いのにと理想を抱く、ああいう人になりたいと理想を抱く、理想が高い、想像力が豊かで独特な観点をもつ、何事も白黒はっきりさせたい、潔癖な性格、整理整頓好きでキッチリしている、プライドが高い、近寄り難い雰囲気がある、二面性の性格をもつ、性格に表と裏がある、本性は出さない、上辺だけの付き合いが得意、理にかなっていればどんな事でも素直に受け入れる、お人好し、詐欺に引っかかり易い、逆境や試練に強い、責任感が強い、正義感が強い、ボランティア精神が強い、人が嫌がるような仕事でも率先してやる、寡黙にコツコツと仕事をする、自分にも他人にも厳しい、律義、真っ直ぐすぎる、周囲からの信頼が厚い、仕切るのが上手い、倹約家、愚痴をこぼさない、ストレスがたまりやすい、気に障ることがあるとキレてしまう、束縛されると自分の能力が発揮できない、物を教えるのが苦手、人の好き嫌いが激しい、偏食、嫉妬心が強い、負けず嫌い、気持ちが顔や態度に出る、したたかで冷酷な一面がある、インドア派な人が多い、行動力に欠ける、協調性に欠ける、団体行動や組織が苦手、社会や組織の矛盾に憤りを感じる、理想と現実のギャップに悩む、自己主張が強い、自分の考えが一番正しいと思っている、唯我独尊、周囲の人の声に耳を傾けない、頑固、自分の考えを曲げない、自分以外のことには興味を持ちにくい、保身に走る、わがまま、気分屋、自分のペースを大事にする、飽きっぽい。
なお、上記の特徴は、土星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、土星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
確かに、スバルは宇宙戦艦ティラミスでの団体行動も苦手なので、ますます土星人ぽい気がします。
しかし一方で、スバルには土星人ぽくないところもあります。
例えば、土星人には「愚痴をこぼさない」という特徴がありますが、第13話ではデュランダルに愚痴をこぼすシーンが出て来ます。
また、土星人には「責任感が強い」や「真っ直ぐすぎる」という特徴がありますが、スバルにはそのような特徴があまり見られないような気がします。
実際に、ティラミス艦内でのコミュニケーションにうんざりしたスバルは、兄の誘いに乗り、メトゥスの民に取り込まれますが、直ぐに兄と対立し、ティラミスに戻って来ます。
スバルの特徴から結論へ
そこで、まずスバルの特徴を網羅的に列挙してみたいと思います。
- コックピットが唯一ひとりになれる場所であるため、そこに引きこもっている
- 年上のパイロット達の会話にうまく入ることができない
- 宇宙チワワを拾ってきてしまう
- シゲ子さんのお節介にうんざりする
- 羽目を外した行動をとり、謹慎処分として2回独房に入れられる
- 母親との思い出を大切にしている(母親はスバルが子供の時に亡くなっている)
- 代謝が良い(緊張すると特に汗かきになる)
- 自分のやりたい事に夢中で、人の話を聞いていないことが多い
- 昔から捜し物の名人
- ゲーム機の箱とかも捨てられない貧乏性
- ドキュメンタリー番組プロフェッショナルズの熱心なファン
- 子供の頃は余計なイタズラばかりしていた
- 器用なところがある(短時間で木彫りのシミュ様像を掘る)
- 潔癖なところがある(父親にさえコックピットに乗る際には靴を脱がせる)
- 小さなことに執着するところがある(ヘルメットやパイロットスーツなど)
- 非常にマイペース(危機的な状況に陥ってもなおトンチンカンな行動をとる)
- 兄のコックピットを使いたいとは直接言えないため、禁断症状が出る
- 何だかんだ言っても兄には優しい(自分を犠牲にして兄の命を救ったり)
- 父親にも優しい(父親の体を気遣う)
- おっちょこちょい(かやくの袋入れたままカップ麺にお湯を注ぐ)
- パッカーにも優しい(パッカーの家出を止める)
- 情に流され易い(民間人の子供に専用機を操縦させる)
- なぜかヴォルガーやビヨンドから一方的にバカにされることが多い
- 漫画を描くことができる
- シャワーを浴びるシーンが多い
- 無駄に行動力がある(漫画雑誌編集部やAOKIIに出かけて行く)
- コックピット外での戦闘は好きではない
- 一応、仲間意識はある
- シミュレーションゲームでの1位に執着する
- 後輩にはやや厳しく接する
- 霊的なものをひどく怖がる
- 最終回では少し空気が読めるようになっていた
このようにスバルには多くの特徴がありますが、全体的に見ると、やはり何となく土星人ぽい感じはしません。
これらの特徴に比較的よく当てはまるのは、金星人かもしれません。
金星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
せっかち、行動力抜群、じっとしていることは苦手、思い立ったら即行動、スピーディー、アウトドア派な人が多い、自由人、自由奔放、天真爛漫、束縛されるのが嫌い、誰とでも打ち解けやすい、コミュニケーション能力が高い、場を和ませるムードメーカー、相手の気持ちを察して行動する、平和主義者、周りに人が居なくても平気、友達がいなくても寂しくない、頭の回転が速い、勘が鋭い、先行きを読むのが得意、合理的、無駄が嫌い、要領が良い、臨機応変に対応できる、器用、古い価値観に囚われない、独創的な発想力をもつ、アイディアが豊富、センスが良い、オシャレ、流行に敏感、ファッションに興味がある、美的な感性が鋭い、好奇心旺盛、チャレンジ精神旺盛、慎重さがない、深く考えない、深く反省しない、口が軽い、コツコツと地道な努力を重ねるのが苦手、警戒心がない、肝心な所でポカをすることがあるので信頼性は低い、最終的な詰めが甘い、周囲から軽く見られ易い、家庭に落ち着かない、好きになったら相手に飛びつく、気持ちが長続きしない、飽きっぽい、好きなことには没頭する、明るく前向き、過去を引きずらない、落ち込む時間が短い、ユーモアがある、強運(金運)の持ち主、子供っぽく純粋、目下の人に厳しく目上の人に優しい、社交的、裏方には向いていない、注目を浴びるのが好き、仕切りたがり屋、グループのまとめ役。
なお、上記の特徴は、金星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、金星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
独自の判断ポイント
金星人と判断する際に意外とポイントとなるのは、私の経験上、次の4つかもしれません。
- 行動力がある
- ゲーム好き
- ラーメン好き
- 風呂好き(又はスポーツ好き)
実際に、スバルには並外れた行動力があり、普通はためらう様なことでも直ぐに行動に移します。結果、失敗も多いですが、直ぐに立ち直っています。
なお、土星人の人には「行動力に欠ける」という特徴があるようです。
また、スバルはゲーム好きなところがあり、コックピット内でテレビゲームをやっているシーンが出て来ます。
また、ラーメン好きなところもあり、昼食にカップ麺を作るシーンやラーメン屋に入るシーンが出て来ます。
また、風呂好きなところもあり、シャワーを浴びるシーンやお風呂で人間サイズになった専用機デュランダルの背中を流すシーンが出て来ます。
金星人ぽいエピソード
最後に、スバルの金星人ぽいエピソードを紹介したいと思います。
金星人には「注目を浴びるのが好き」という特徴がありますが、スバルもそう言う面があります。
実際に、第6話では、スバルは専用機にクリスマスのイルミネーションを綺麗に取り付けて戦場に向かい、「さぁ、見てくれ!」と叫ぶと、敵味方関係なくそのイルミネーションを見せびらかします。
イスズは何星人か
次に「イスズ兄さん(=いっくん大佐)が何星人か」を考えてみます。
イスズ兄さんは、クールで知的な雰囲気があり、仕事ができるタイプぽいですが、異常に物を無くすことが多いです。
例えば、専用機ケリュケイオンの鍵を盗まれたと誤解したり、「目のヤツ」をどこかに置き忘れてしまったり。
また、決めつけが激しいところがあります。
例えば、専用機ケリュケイオンの鍵はカバンの底にあったのですが、誰かに盗まれたと決めつけてしまいます。
また、研究ばかりしている父親を好ましく思っていないようです。父親との間には何やら確執がありそうです。
なお、イスズ兄さんは、スバルとは生き別れたようで、再会するまで生きているのかさえスバルや父のソウイチロウには分からなかったようです。
また、とてもお金に細かいところがあり、保険料を気にしていたり、バーでの支払いは別々にしたりするところがあります。
また、理性がいまいち安定していないビヨンドを上手に落ち着かせ言うことを聞かせるだけの話術や冷静さをもっています。
一方で、短気な面もあり、「目のヤツ」を醤油皿にしていたビヨンドに間髪を入れずにビンタを食らわすこともありました。
なお、イスズ兄さんの「目のヤツ」は、イスズ兄さんの個性なのだそうです。
また、気になることがあったり埒(らち)が明かなくなると、それまでやっていた事を急に中断し、仕切り直す(一旦帰還する)ところがあります。
また、部下達から「いっくん大佐」と呼ばれるほど慕われています。なお、部下達はいっくん大佐の個性的な部分(ビビりな面など)も了解しています。
また、イスズ兄さんも何だかんだ言ってもスバルの命までは奪おうとはしていません。
以上のことから考えると、イスズ兄さんは水星人の可能性があります。
水星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
冷静かつ慎重に行動する、頭の回転が速い、勘や直感が鋭い、観察力や分析力に長けている、物事を客観的に捉えることが得意、感情に流されにくい、クールで賢い人が多い、計算高い、人を利用するのが上手い、単独行動が好き、集団行動が苦手、常に誰かと居るのは苦手で自分の時間や空間が必要、他人にあまり興味がない、周りに頼るのが下手、一人でコツコツ取り組めるものに向いている、集中力がある、目標に向けて努力を積み重ねることができる、困難に強い、メンタルが強い、自分一人の力で成り上がる、話し上手、ソフトな性格、財運がある、一代で財を成す実業家タイプ、お金儲けがうまい、仕事ができる、部下に恵まれる、お金に細かい、損得勘定が得意、目上の人や両親(父親)との縁が薄い、家庭運がない、独立心や自立心が強い、初代運の持ち主、人に指図されるのが嫌い、相手の上に立ちたがろうとする、自由に行動できる環境で伸びる、物や人の好き嫌いが極端、利己的で冷たい、自分勝手で独善的な人と思われ易い、自分の価値観を優先させるので協調性が低い、相手の気持ちや事情を思いやることが苦手、頑固で意思が強い、他者の評価や意見を気にしない、考えが偏っている、決めつけが激しい、個性的、カリスマ性がある、困難な人生を歩むこともあるので情に厚く涙もろい、短気、熱しやすく冷めやすい、新しいもの好きで飽きっぽい、恋愛好き。
上記の特徴は、水星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、水星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
なお、イスズ兄さんを水星人と予想した際に使用した水星人の特徴は
- クールで賢い人が多い
- 決めつけが激しい
- 目上の人や両親(父親)との縁が薄い
- お金に細かい
- 話し上手
- 冷静かつ慎重に行動する
- 個性的
- 部下に恵まれる
- 困難な人生を歩むこともあるので情に厚い
です。
ヴォルガーは何星人か
次に「ヴォルガー中尉が何星人か」を考えてみます。
ヴォルガー中尉は、どの業界にも居そうな先輩意識が強い先輩パイロットです。
しかし、先輩風を吹かしているだけでなく、実際にかなりの実力があり、浮ついたスバルに適切なアドバイスをすることが多いです。
また、正義感や責任感が強く、スバルの行き過ぎた行動をフォローすることも多いです。
また、スバルのプライベートにずかずかと入り込むこともありますが、頼りがいのある豪快な人物です。
また、ヴォルガー中尉は、スバルのことを「優等生」と呼んでいます。
ただ、ヴォルガー中尉は軍人らしく血の気が多いところがあり、潔癖な面を見せるスバルを厳しく指導するところもあります。
また、マナーにうるさいところもあります。
また、タバコのようなものをくわえていることがあります。
なお、地球を守れば、家族も守れるという理屈で、離婚して戦いに参戦しているようです。このように無器用なところもあるようです。
以上のことからでは判断しにくいのですが、ヴォルガー中尉の「自分にも他人にも厳しいところ」を重視すると、土星人ぽい気もします。
一方で、フレンドリーな感じや先輩意識が強いところは、金星人ぽいかもしれません。
ちなみに、金星人には「家庭に落ち着かない」という特徴があり、家庭よりも外の事柄に意識が向いてしまうようです。
実際に、「家族よりも研究に夢中になっている父のソウイチロウ」や「妻のことよりも革命の炎を起こすことに夢中なキャデラック総帥」は確かに金星人ぽい雰囲気があります。
シゲルコは何星人か
次に「シゲ子さん(=シゲルコ)が何星人か」を考えてみます。
シゲ子さんは、とてもフレンドリーな感じで、「昭和のどこにでも居そうなおばちゃん」という感じがする人物です。
方言のためなのか、おばちゃんのためなのかは分かりませんが、独特な自分のペースをもっています。
また、世話焼きで、積極的に人の世話を焼きますが、スバルには余計なことをするおばちゃんとして認識されています。
ただ、シゲ子さんは宇宙戦艦ティラミスのメカニックで、仕事は確かです。
シゲ子さんもヒントが少ないので、何星人か判断できませんが、敢えて言うなら、人懐っこい感じがするので、天王星人かもしれません。
天王星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
楽観的で前向き、寛容、根が優しい、争い事が嫌い、感情や人情を優先する、寂しがり屋、人から嫌われたくないという気持ちが強い、八方美人、優柔不断、決断力がない、物事を先延ばしにする、ルールや時間にルーズ、管理が苦手、計画性がない、事なかれ主義、現実主義的、現実的に話を進めていく、結果を重視する、論より証拠、したたかで計算高い、贈り物は高価な物が好き、品物を贈って気持ちを伝える、逆境やピンチに強い、気持ちの切り替えが早い、嫌なことは直ぐに忘れる、些細なことは気にしない、環境の変化に素早く対応する、頑固一徹、一度決めたらどこまでも突き進んでしまう頑固さがある、思い立ったら即行動、仕事では妥協しない、好奇心旺盛、出会った人から色々なことを吸収して成長していく、勉強家、人と関わるのが大好き、コミュニケーション能力が高い、初対面の人と打ち解けるのが得意、人に囲まれていることで安心しイキイキする、さりげない心配りができる、人付き合いを大切にする、友達が多い、周囲にいつも人が集まって来る、協調性がある、人懐っこい笑顔が印象的、シャイな面もある、大勢で居ると疲れるので一人で居る時間も好き、世渡り上手、人に頼るのが上手い、頼まれたら断れない、困っている人を見過ごせない、恋愛好き、浮気性、スリルを楽しむ、波乱万丈の人生に憧れる、夢が見つかるまで職を転々とする、ケチ、短気、我がままな言動が目につくこともある、家庭運に恵まれている、家族とのコミュニケーションを大切にする。
なお、上記の特徴は、天王星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、天王星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
リージュは何星人か
次に「リージュ中尉が何星人か」を考えてみます。
リージュ中尉は、艦長の愛娘で、セクシーな服を着ており、スタイルが良いです。
艦長の娘と言うことで、艦長の権限を利用し、スバルの専用機を自分の専用機プリマヴェーラδと交換したことがありました。
また、リージュ中尉は、決めつけが激しいところがあり、パッカーの紛失した財布がスバルのコックピットで発見されたと言うだけで、スバルが財布泥棒であると決めつけてしまいます。(なお、真犯人はパッカー本人でした。)
また、第13話では、やや自信をなくしたスバルを励まし、新しいヘルメットを手渡しますが、ヘルメット代はきっちりと要求します。
ややヒントが少ないですが、以上のエピソードから考えると、リージュ中尉は水星人の可能性があります。
つまり、上のエピソードには、水星人の以下の特徴が出ていると考えることもできます。
- 外見は華やかで人を惹き付ける
- 人を利用するのが上手い
- 決めつけが激しい
- お金に細かい
マイバッハは何星人か
次に「イスズの部下のマイバッハが何星人か」を考えてみます。
マイバッハは、イスズの有能な右腕で、イスズから強い信頼を得ています。
ただ、やや不潔ぽいところがあります。なお、口調はいかにも部下キャラという感じです。
また、比較的常識人で、イスズの言動を少し離れたところから黙って見守っていることが多いです。出しゃばりではありません。
しかし、イスズが困っている時は、絶妙なやや低姿勢な感じで、的確なアドバイスをしたり、良いアイディアを出したりします。
そして、たとえイスズの言動がやや理不尽なものでも、イスズの独特なカリスマ性のためか、ひと悶着したとしても最終的には円満に受け入れるところがあります。
以上のことからでは判断が難しいですが、イスズが水星人であるとすると、マイバッハは火星人かもしれません。
なぜなら、水星人と火星人はビジネスパートナーとして相性が良いからです。特に、水星人が上司で、火星人が部下であると上手く行くようです。
なお、水星人は「部下に恵まれる」という特徴をもっています。
一方で、火星人は部下に恵まれないことが多いようですが、上司からは気に入られることが多いようです。
火星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
人見知り、恥ずかしがり屋、警戒心が強い、秘密主義、本心を語らない、何を考えているのか分からず謎が多い、天然で不思議なタイプ、人から誤解されやすい性格、マイペース、自分の世界や自分のポリシーをもつ、変わり者、世間知らず、子供っぽい面もある、気分屋、感性で行動する、人に信用されにくい、セクシーな魅力がある、本質を鋭く見抜く、芸術的センスが高い、感受性が強い、繊細、メンタルが弱い、傷付きやすい、心配性、パーソナルスペースがとても広い、逆境に弱い、裏切りがあると傷ついてスパっと縁を切ってしまう、自分の心の中を読まれることが嫌い、図々しい人には壁を作る傾向がある、自分が認めた人には心を開き従順、友達が少ない、フレンドリーな性格、寂しがり屋、反骨精神が旺盛、愚痴っぽい、協調性に欠ける、組織や集団行動が苦手、周囲のことに干渉しない、干渉や束縛が嫌い、一人で思った時に思った事を進めるのが好き、ハマり易い、一つの事をとことん追究する、中途半端な事を嫌う、納得いくまで行動する、興味がある事と興味がない事がハッキリしている、自分の得意分野では自信家、欲しいものは手に入れる、物欲が強い、浪費や衝動買いが多い、アイディアマン、頭の回転が速い、面倒くさがり、思い通りにならないと機嫌が悪くなる、目下の人との縁が薄い、周囲の人から援助を受ける強運の持ち主、自分からは告白しない。
なお、上記の特徴は、火星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、火星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
パッカーは何星人か
次に「パッカーが何星人か」を考えてみます。
パッカーはおしゃべりなところがあり、子供っぽいところもあるので、金星人かもしれません。
もう少し具体的にパッカーの金星人ぽいエピソードを述べてみたいと思います。
ティラミスIIの第4話で、パッカーは、深夜にスバルの元をひっそりと去ろうとします。
と言うのは、パッカーは自分がネオデュランダルには対応できないアシストロボットであることに気付き、いずれお払い箱になるだろうと悟ったからでした。
つまり、スバルに「もう要らない」と言わせる前に、自分からスバルの元を去ろうとしたのでした。
これは、金星人の「先行きを読むのが得意」,「相手の気持ちを察して行動する」,「合理的」,「行動力抜群」といった特徴がよく現れたエピソードだと思います。
また、ティラミスIIの第8話では、パッカーはスバルが艦内報に載せようと思っている漫画を読ませてもらいます。
パッカーはその漫画を読み、艦内報に載せられるような内容ではないと思ったようですが、スバルに「転送しておいてもらえる?」と言われると、「オ、オス」と答えます。
このエピソードは、金星人の「目上の人に優しい」,「平和主義者」,「深く考えない」といった特徴が現れているような気がします。
ここで「オス」という言葉は、何かを無理やりにでも飲み込んでしまおうとする時の気合のようなものを表しているのかもしれません。
ロメオは何星人か
最後に「後輩のロメオが何星人か」を考えてみます。
ロメオはシミュレーションゲームでスバルの記録を抜き1位になった新人ですが、謙虚で真面目な感じがします。
一方で、先輩のスバルに対しても、比較的率直に物を言うことがあります。
また、戦いへの恐怖を口に出してしまうところがあります。それが独り言だったのか、スバルへの甘えだったのかは不明です。
また、幽霊が見えます。スバルは霊的なものを怖がっていましたが、ロメオはそれほど怖がってはいない感じでした。
とてもヒントが少ないので判断が難しいところですが、霊感が強いというのは1つの重要なヒントかもしれません。
ただ、「霊感が強い」という特徴を星人の典型的特徴としてもつ星人はいません。つまり、どの星人にも霊感が強い人はいると思います。
しかし、霊感が強い人には、「直感が鋭い」,「勘が鋭い」,「感受性が強い」などなどの特徴があるようです。
そこで、これらの言い換えを利用して「霊感が強い」という特徴をやや無理やり各星人の特徴と結び付けてみます。
興味深いことに「直感が鋭い」,「勘が鋭い」,「感受性が強い」という特徴をもつ星人はいます。つまり、
- 「直感が鋭い」という特徴をもつとされるのが、水星人で、
- 「勘が鋭い」という特徴をもつとされるのが、金星人で、
- 「感受性が強い」という特徴をもつとされるのが、火星人です。
この3星人を意識して総合的に判断すると、ロメオは火星人か火星人の霊合星人かもしれません。
火星人の霊合星人とは、大まかに言えば、火星人の特徴と水星人の特徴を併せ持つ人のことです。ただ、一般に特徴の混ざり具合は人それぞれのようです。
なお、火星人や火星人の霊合星人だからと言って、必ずしも霊感が強い訳ではありませんので、ご了承頂ければ幸いです。
ちなみに、霊感の強さは遺伝することがあるようですが、実際にロメオの祖父も霊感の強い人だったようです(ティラミスIIの第9話より)。