ヨーク研究所
研究者になりたい方に役立つ情報を提供します
映画・アニメ

アニメ『亜人』を見て洞察力を磨く

今回は、アニメ『亜人』の登場人物を六星占術で分析してみたいと思います。

【注意】

  • アニメ『亜人』のネタバレを含みます.
  • 六星占術の簡単な知識があった方が楽しめると思います.

あらすじ

引用元:アニメ『亜人』より

©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

もし不死身の人間がいたら、どうなるか。

もしその不死身の人間が、元軍人で殺戮を楽しむサイコパスだったらどうなるか。

この設定の下に、この物語は極めて現実的に展開されていきます。

医学部志望で高校3年生の永井圭(ながい けい)は、下校途中、交通事故に遭い、自分が不死身の人間つまり亜人であることに気が付きます。

政府に捕まり、人体実験に利用されることを恐れた永井は、事故現場から逃亡します。

そして、元友達の海斗(かいと)に連絡を取り、バイク乗りの海斗と共に逃亡します。

一方、厚労省の戸崎(とさき)は、警察と協力し、亜人である永井の捕獲に乗り出します。

国内3例目の亜人が発見されたことを聞きつけた亜人の佐藤は、永井と接触します。

しかし、その接触は佐藤の罠であり、永井は佐藤の企(たくら)みを知ることなしに麻酔銃で眠らされ厚労省の研究所に収容されてしまいます。

新たな亜人が収容されたことで、亜人研究の第一人者であるオグラ博士が来日し、その研究所を訪れます。

そのような中、武装した佐藤は、仲間の亜人の田中と共に、永井の救出作戦を展開しますが、永井の救出中、命に対する価値観の違いから、佐藤と永井は決裂します。

永井は、亜人の特殊能力(=黒い幽霊)に助けられ、何んとかその研究所および佐藤から自力で逃げ出します。

一方、佐藤は、田中と共に亜人の不当な扱いをメディアに訴え、政府に対して過激な抗議活動(テロ)を開始して行きます。

永井は、ある田舎の村に潜伏することに成功しますが、そこに佐藤のテロを止めたいと考えている亜人の中野攻(なかの こう)がやって来ます。

果たして、永井らは佐藤らのテロを止めることができるのでしょうか。

六星占術による分析

アニメ『亜人』は知的なアニメで、不死身の人間である亜人や亜人の特殊能力(黒い幽霊)について、科学的な議論や推論が展開されていきます。

つまり、亜人という未知の生命体に対して、謎が次第に明らかになって行きます。

一方で、登場人物を六星占術で分析するにあたり、サイコパスの特徴を理解しておく必要があると思います。

サイコパスと言えば、連続殺人鬼のようなものを連想することが多いと思いますが、実は、サイコパス気質をもつ方の中には、その特性を活かして、企業の経営者(CEO)や政治家、報道関係者、弁護士、または外科医として活躍されている方もいるそうです。

亜人の佐藤は、犯罪者系のサイコパスだと思いますが、一方で永井君は成功者系のサイコパスの特徴をもっています。

また、面白いことに、アニメ『亜人』には、企業の経営者、政治家、報道関係者、外科医(研究員)が出て来ます。弁護士は出て来ません。

これらの登場人物たちがサイコパス気質をもっているかどうかを検討してみるのも面白いかもしれません。

海斗は何星人か

引用元:アニメ『亜人』より

©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

それではまず「海斗(かいと)が何星人か」を考えてみたいと思います。

海斗は、友達の永井から連絡を受けると、余計なことは何も聞かず何も言わず、バイクで直ぐに永井を助けに行きます。

このエピソードから私は直感的に海斗は金星人ではないかと思いました。

金星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

せっかち、行動力抜群、じっとしていることは苦手、思い立ったら即行動、スピーディー、アウトドア派な人が多い、自由人、自由奔放、天真爛漫、束縛されるのが嫌い、誰とでも打ち解けやすい、コミュニケーション能力が高い、場を和ませるムードメーカー、相手の気持ちを察して行動する、平和主義者、周りに人が居なくても平気、友達がいなくても寂しくない、頭の回転が速い、勘が鋭い、先行きを読むのが得意、合理的、無駄が嫌い、要領が良い、臨機応変に対応できる、器用、古い価値観に囚われない、独創的な発想力をもつ、アイディアが豊富、センスが良い、オシャレ、流行に敏感、ファッションに興味がある、美的な感性が鋭い、好奇心旺盛、チャレンジ精神旺盛、慎重さがない、深く考えない、深く反省しない、口が軽い、コツコツと地道な努力を重ねるのが苦手、警戒心がない、肝心な所でポカをすることがあるので信頼性は低い、最終的な詰めが甘い、周囲から軽く見られ易い、家庭に落ち着かない、好きになったら相手に飛びつく、気持ちが長続きしない、飽きっぽい、好きなことには没頭する、明るく前向き、過去を引きずらない、落ち込む時間が短い、ユーモアがある、強運(金運)の持ち主、子供っぽく純粋、目下の人に厳しく目上の人に優しい、社交的、裏方には向いていない、注目を浴びるのが好き、仕切りたがり屋、グループのまとめ役。

なお、上記の特徴は、金星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、金星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

実際に、海斗は以下の金星人の特徴をもっていると思います。

  • 思い立ったら即行動
  • スピーディー
  • アウトドア派:バイク乗りで山に詳しいから.
  • 頭の回転が速い
  • 先行きを読むのが得意:永井のピンチを察知し、即準備するから.
  • 臨機応変に対応できる
  • オシャレ:ピアスをしていたり髪を染めているから.
  • 深く考えない:永井に2度裏切られているから.
  • 明るく前向き
  • 過去を引きずらない:裏切られても永井に文句を言わないから.

なお、海斗は永井だけでなく誰に対しても男気が強いタイプです。例えば、いじめなどは見過ごすことができません。

佐藤は何星人か

引用元:アニメ『亜人』より

©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

次に「佐藤さんが何星人か」を考えてみます。

サイコパスの特徴

佐藤さんはサイコパスのようなところがあると考えられるので、まず典型的なサイコパスの特徴を紹介し、佐藤さんに当てはまるか検討してみたいと思います。

『刑事事件弁護士相談広場』というサイトのある記事によると、サイコパスの特徴は次のように紹介されています:

  1. 窃盗などの違法行為を繰り返すことがある
  2. 自信にあふれ、魅力的に見える
  3. 他人に対して共感する気持ちが持てない
  4. 人を支配する
  5. 平然とうそをつく
  6. 衝動的に行動する
  7. 他人を責める
  8. 無責任である
  9. 自己中心的である
  10. 良心が欠如している
  11. 恐怖や不安を感じない

それでは、これらの特徴が佐藤さんに当てはまるか検討してみます。

  1. → 何度もテロを起すので該当.
  2. → 佐藤さんは、確かに、自信にあふれ、魅力的に見えます.
  3. → 佐藤さんが誰かと真に共感している場面は出て来ないと思います.
  4. → それっぽい大義名分で亜人の仲間を集め、テロに協力させているので該当.
  5. → 永井君にウソの共感を示し、永井君を仲間にしようとしたので該当.
  6. → 佐藤さんは計画的なので「衝動的に行動する」は該当しないと思います.
  7. → 亜人を不当に利用した日本政府や企業を責めているので該当.
  8. → 佐藤さんのテロはゲーム感覚なので該当.
  9. → テロの目的は佐藤さんがワクワクしたいだけなので該当.
  10. → 多くの人をゲーム感覚で殺害しているので該当.
  11. → 確かに、佐藤さんは、恐怖や不安を感じていないように見えます.

つまり、6番目の特徴以外は該当していると考えられそうです。

ゆえに、佐藤さんはサイコパスである可能性が高いと言えそうです(ただ、あくまで素人判断ですが)。

確かに、佐藤さんが雄弁で演技上手なのは、サイコパスの特性によるものかもしれません。

佐藤さん固有の特徴

それでは、次に、佐藤さんが何星人か検討してみたいと思います。

ただ、その際に、上記のサイコパスの特徴は除外する必要があると思います。

佐藤さんからサイコパスの特徴を取り除いた後に残っている特徴が、佐藤さん固有の特徴で、その固有の特徴を基に、何星人か判別する必要があると思います。

佐藤さん固有の特徴と考えられるのは、次の3つでしょうか。

  • 行動が素早い(行動力抜群)
  • オシャレ
  • ゲーム好き

ややヒントが少ないですが、これらの特徴から、佐藤さんは金星人の可能性があると思います。

金星人ぽいエピソード

最後に、佐藤さんの金星人ぽいエピソードを紹介しておきたいと思います。

佐藤さんは自身の好奇心のままに、テロをどんどん推し進めてしまうため、仲間の亜人たちは佐藤さんに不信感を抱くようになります。

そして、多くの仲間の亜人たちは佐藤さんのもとを去ります。

さらに、佐藤さんのもとを去った亜人の何人かは、佐藤さんに反逆するようになります。

何となくですが、佐藤さんは織田信長タイプのような気がします。

ちなみに、織田信長は金星人、豊臣秀吉は水星人、徳川家康は天王星人であっただろうと予想されています。

中野は何星人か

引用元:アニメ『亜人』より

©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

次に「中野攻が何星人か」を考えてみます。

中野攻は、少しおちょこちょいぽい所もありますが、明るく前向きで、行動力抜群、オシャレで、場を和ませるムードメーカーぽい所があります。

つまり、中野攻は金星人ぽさがあふれ出ている人物だと思います。

なお、中野攻は亜人ですが、黒い幽霊を発生させることができないようです。

黒い幽霊とは、亜人が発生させることができる未知の物質で、黒いミイラのような姿をしています。また、黒い幽霊は超人的な身体能力をもっており、亜人本体と意思疎通も可能です。

なお、亜人が不死身なのは、亜人が生命に必要な物質を空間から生み出せるためと考えられているようです。つまり、黒い幽霊も亜人のその能力の延長線上にある能力だと考えられます。

ひょうきんなエピソード

アニメ『亜人』の第2クールでは、中野攻のひょうきんな面が次々と出て来ます。

例えば、永井君と中野攻は逃亡中に立ち食いそば屋で食事をとります。

その店には、二人の他にもお客さんが居るので、永井君はバレないように常に警戒しています。

一方、中野攻は店のトイレから出て来るなり、大声で永井君に次の様にしゃべりかけます。

「ああ~すっきりした、おい永井、行こうぜ」

この発言により、ちょうど亜人のニュースを見ていた他のお客さんは、そこで食事をしていた二人は指名手配中の亜人ではないかと強く疑うようになります。

永井は何星人か

引用元:アニメ『亜人』より

©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

次に「永井君が何星人か」を考えてみます。

永井君は、極めて分かりにくい性格です。

妹からは「合理的でどこまでも冷たい人」と言及されていますが、人の命に関わることになると思慮深く情に厚い行動をとります。

また、困っている人を放っておけない所もあります。例えば、永井君は、自転車で転倒してしまったおばあちゃんを助けます。

また、永井君が医者になることを志望している背景には、妹の病気を治したいという思いがあるようです。

これらの情に厚い行動から、永井君は先天的にも後天的にもサイコパスではないと思います。

ただ、恐らくは母親の影響で、永井君はかなり合理的な考え方(非情な考え方)をするようになって行ったようです。

また、永井君の父親は外科医でしたが、情に流されてしまった結果、全てを失うことになりました。このため、永井君は情に流されることを恐れているようです。つまり、このことが永井君の合理的な考え方をさらに強めているようです。

また、永井君は、立派な人間になることや静かな普通の暮らしを望んでいます。

また、人を信用していない所があり、人(特に黒服の人達)とは一定の距離を置いて接している感じでした。

以上のことからだけでは、永井君が何星人かハッキリしないのですが、次の点に気が付くと永井君が何星人か分かって来ます。

つまり、永井君と中野攻はペアで登場することが多いのですが、二人の性格は真逆になっていることが多いです。

永井君 頭脳派;合理的;運動が苦手;コミュニケーションが苦手;頑な;物静か
中野攻 肉体派;熱血的;運動が得意;コミュニケーションが得意;素直;騒がしい

この対比関係は、永井君が何星人かを判別するための大きなヒントになります。

中野攻は分かり易い金星人だったので、永井君は木星人の可能性があります。

と言うのは、六星占術的には、金星人と真逆の性格をもつ星人と言えば、木星人ということになるからです。

ただ、永井君は、柔軟なところもあるので、木星人の霊合星人の可能性もあると思います。

木星人の霊合星人とは、大まかに言えば、木星人の特徴と金星人の特徴を併せ持つ人のことです。ただ、一般に特徴の混ざり具合は人それぞれのようです。

金星人には「合理的」という特徴もあるので、やはり合理的な永井君には、金星人の特徴も入っていると考える方が自然かもしれません。

木星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

家庭や家族を大切にする、管理が好き、根が真面目、コツコツ型の努力家、優等生タイプ、論理的で理屈っぽい、素直になれない、自分の本当の気持ちを伝えるのが苦手、ルールを守らない人が嫌い、気性が荒い面もある、攻撃的になりやすい、負けん気が強い、自尊心が強い、ひと言多い、敵を作りやすい、偽善者、堅実な性格、口が堅い、サポートがうまい裏方タイプ、奉仕精神がある、人の役に立つことが好き、世話好き、度胸がある、大胆、忍耐強い、我慢強い、精神的にタフ、体力がある、責任感が強い、信頼感がある、几帳面、ストレスをため込む、感情より理性を重んじる、計画を立てて行動する、常識人、大器晩成型、浮気はしない、家庭第一主義者、家事全般が得意、子ぼんのう、妻を大切にする、子宝に恵まれやすい、人づき合いが苦手、口下手、相手の気持ちを汲み取るのが苦手、冒険や変化を好まない、保守的、柔軟性に欠ける、迅速な決断が苦手、意地っ張り、控えめで物静か、目立つ存在ではない、内向的、面白味がない、根が暗い、元々は凡人が多い、才能に恵まれている訳ではない、組織に従属する、組織での自分の存在価値を気にする、世間体や人の評価を気にする、承認欲求が強い、母親との縁が薄い、兄弟との仲があまり良くない、親の跡継ぎに向く。

なお、上記の特徴は、木星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、木星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

木星人ぽいエピソード

それでは、永井君の木星人ぽいところを具体的に述べて行きたいと思います。

1)あまのじゃく

木星人には「素直になれない」という特徴があり、自分の思っている事とは違うことを口にしてしまうことも少なくないようです。

例えば、永井君が小学生くらいの時、永井君の母親は「海斗は犯罪者の子だからもう遊ばないように」と言います。それに対して小学生の永井君は次のように発言します。

「一人でかわいそうだから、構ってやってただけだしね」

この発言は、永井君の真意ではない可能性が高いです。

また、永井君の黒い幽霊は最初「あまのじゃく」でした。

実際に、その黒い幽霊は、永井君の命令とは逆の行動をとります。

黒い幽霊の性格は、亜人本体の精神状態に依存しているようなので、永井君も「あまのじゃく」なところがあるのかもしれません。

さらに、木星人の人は、「自分の優しい心を知られるのが恥ずかしいので、あまのじゃくな態度をとることがある」そうです。

例えば、永井君は収容された研究所で研究員の命を救いますが、その際に、永井君はその研究員に対して次のように発言しています。

  • 「なんで他人を気遣えるんですか?」
  • 「人の痛みなんてわかります?」
  • 「僕は上辺以外で人の心配なんてしたことない」

これらの発言は、永井君特有の照れ隠しのようなもので、真意ではないのかもしれません。

2)人を見下す

木星人の人は、人一倍努力家で自尊心が強いところがあるため、しばしば人を見下しているかのような態度をとってしまうことがあるようです。

実際に、第5話で、亜人の田中は永井君に次のように語りかけます:

「他人を見下してるくせにいざとなったら助けを求める最低なクズ、それがお前だよ」.

ここで、「他人」とは海斗のことだと思います。

また、永井君の中野攻に対する態度は、確かに見下しているようなところがあると思います。

例えば、中野攻を大型トラックに閉じ込めたり、中野攻をバカにした発言が多いです。

3)内向的で冒険や変化を好まない

木星人には「内向的」という特徴がありますが、具体的に言うと、内向的な人とはどのような人物でしょうか。

例えば、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジなどが内向的な人物の代表ではないでしょうか。

そう考えると、確かに、永井君も碇シンジに似ている部分があり、「佐藤を止める」と言っていたかと思えば、逆に「僕はやりませんよ」と言ったりします。

なお、碇シンジも「エヴァに乗る」と言っていたかと思えば、「エヴァには乗らない」と言い出したりします。結局は「乗る」のですが。

このような永井君の「心の迷い」は、もしかすると、木星人の性格に由来しているのかもしれません。

また、永井君が静かな普通の暮らしを望んでいるのも、木星人の「冒険や変化を好まない」という特徴のためかもしれません。

戸崎は何星人か

引用元:アニメ『亜人』より

©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

次に「戸崎さんが何星人か」を考えてみます。

戸崎さんは、いわゆる仕事ができるタイプで、やや高圧的で冷たい感じがする人物です。

また、しばしば躊躇なく非情な行動に出ます。

例えば、オグラ博士の護衛を射殺したり、中野攻を車ではねたり、オグラ博士の指を骨折させたり。

また、自分の目的達成のためなら、他人を不幸にしても構わないと考えているようです。

また、仕事においては駆け引き上手で、相手の弱みを上手に利用します。

また、オシャレで、部下やチームを指揮するのがうまいです。

一方で、プライベートでは、婚約者のために多額の医療費を負担する愛情深い人物です。

さらに、最終的には、戸崎さんは慈悲深い人であったことが分かります。つまり、佐藤のテロを止めるために集まった亜人たちに対して、できる限りの配慮や温情を与えます。

以上のことを考慮し、特に仕事ができるタイプであることを重視すると、戸崎さんは水星人の可能性があると思います。

水星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

冷静かつ慎重に行動する、頭の回転が速い、勘や直感が鋭い、観察力や分析力に長けている、物事を客観的に捉えることが得意、感情に流されにくい、クールで賢い人が多い、計算高い、人を利用するのが上手い、単独行動が好き、集団行動が苦手、常に誰かと居るのは苦手で自分の時間や空間が必要、他人にあまり興味がない、周りに頼るのが下手、一人でコツコツ取り組めるものに向いている、集中力がある、目標に向けて努力を積み重ねることができる、困難に強い、メンタルが強い、自分一人の力で成り上がる、話し上手、ソフトな性格、財運がある、一代で財を成す実業家タイプ、お金儲けがうまい、ビジネスセンスに優れる、仕事ができる、部下に恵まれる、お金に細かい、損得勘定が得意、目上の人や両親(父親)との縁が薄い、家庭運がない、独立心や自立心が強い、初代運の持ち主、人に指図されるのが嫌い、相手の上に立ちたがろうとする、自由に行動できる環境で伸びる、物や人の好き嫌いが極端、利己的で冷たい、自分勝手で独善的な人と思われ易い、自分の価値観を優先させるので協調性が低い、相手の気持ちや事情を思いやることが苦手、頑固で意思が強い、他者の評価や意見を気にしない、考えが偏っている、個性的、カリスマ性がある、困難な人生を歩むこともあるので情に厚く涙もろい、短気、熱しやすく冷めやすい、新しいもの好きで飽きっぽい、恋愛好き。

なお、上記の特徴は、水星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、水星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

しかしながら、一方で、次の戸崎さんの特徴を重視すると、金星人の可能性もあります。

  • 常にツンツン・サバサバしている雰囲気をもつ
  • チームを指揮するのがうまい、特に目下の人の扱いに手慣れている
  • ややせっかちなため、後先考えず行動するところがある

水星人の人にはソフトな面もあり、どちらかと言うと単独行動が得意で、行動は慎重なので、何となく戸崎さんの雰囲気は水星人ぽくないような気がします。

したがって、金星人の可能性の方が高いかもしれません。

戸崎さんは成功者系サイコパスか?

それでは、次に、戸崎さんが成功者系サイコパスかどうか検討してみたいと思います。

ある記事によると、成功者系サイコパスには次の特徴があるようです。

1.利益誘導する
他人を動かすにはエサで釣るしかないと信じこんでいる。これは当の本人が「人は損得でしか動かない」という信念を持っているからにほかならない。
2.ウソがばれても平然としている
ウソをつくことにまったく罪悪感がなく、ウソが露呈してもシレッとしている。ウソの中身は、自分を魅力的に見せるための自己演出が多く、他人には見抜きにくい。
3.スキをついてくる
他人が弱みを見せるのを虎視眈々と狙っており、言葉尻をとらえて瞬時に踏みこんでくる。気づけば支配下に置かれていることも。
4.相手の痛みに鈍感
自分以外の人間は全員利用対象としか見ていないので、他人が傷つくのに無頓着。口では「あなたのために」などと言うが、利用価値がなくなれば冷酷に切り捨てる。
5.人間・社会不信の発言をする
自分以外の人間をまったく信じていないため、社会や人間に対する不信感をあらわにする。

引用元:記事『職場に増殖中”サイコパス”タイプ別対処法』より

1. → 戸崎さんは「利益目的以外で亜人をかくまう人間などいない」と発言していることから、何となくこの特徴に該当するような気もします。

2. → 戸崎さんはオグラ博士の護衛を射殺しますが、護衛の死を佐藤の襲撃のせいにします。さらに、ウソがバレないように色々と対策を講じます。何となくこの特徴も該当するような気もします。

3. → 戸崎さんは後輩である曽我部(そかべ)の弱みをつかみ、それを利用して亜人管理委員会からの除名を免れます。ゆえに、この特徴も該当しているような気がします。

4. → 戸崎さんは婚約者の高額医療費を支払うため、とにかくお金が必要で、お金を稼ぐためなら他人を犠牲にしても構わないと考えている節(ふし)があり、確かに相手の痛みには鈍感なところがありました。ゆえに、この特徴も該当しているような気がします。

5. → 戸崎さんはチームで佐藤のテロを止めようとしており、社会や人間に対する不信感をあらわにしたこともないと思います。よって、この特徴は該当しないと思います。

5つの特徴の内、4つが該当しているような感じの戸崎さんは、成功者系サイコパスでしょうか。ただ、戸崎さんは自己利益だけを考えている訳ではなく情に厚い部分もあるので、判断が難しいところだと思います。

総合的に判断すると「戸崎さんは成功者系サイコパスではない」と私は思います。

オグラ博士は何星人か

引用元:アニメ『亜人』より

©桜井画門・講談社/亜人管理委員会

最後に「オグラ博士が何星人か」を考えてみます。

オグラ博士は、とてもユニークでクセの強いところがあり、タバコの銘柄に強いこだわりがあります。

また、オグラ博士は発想力が豊かなようで、亜人の研究では突拍子もない理論ばかりを提案していたようです。結局のところ、日本の学者達からは相手にされなかったようです。

なお、オグラ博士は日本人だと思いますが、アメリカの研究機関に所属する研究者です。アメリカでは、高い評価を得ており、手厚い待遇を受けているようです。

また、オグラ博士は研究熱心という訳でもなく、戸崎らに囚われても、のらりくらりフラフラしています。そして、指定のタバコさえ与えておけば、比較的協力的で、逃げ出すことはありません。

また、口が軽いのもオグラ博士の特徴の1つなのですが、指定のタバコを渡さないと、どんなに痛みを与えても有益な情報はしゃべりません。痛みには鈍感なようです。さらに、恐怖心も低いです。

また、オグラ博士は、髪型など比較的オシャレで、黒のジャケットの下にピンク色のTシャツを着ています。なお、恐らくオグラ博士は独身だと思います。

以上のことを考慮すると、オグラ博士は自由人ぽい感じがするので、金星人なのかもしれません。