今回は、アニメ『究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら』の登場人物を六星占術で分析してみたいと思います。
【注意】
- アニメ『究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら』のネタバレを含みます.
- 六星占術の簡単な知識があった方が楽しめると思います.
あらすじ
超リアルなVRゲームを通じて「弱い自分」を攻略する物語。ギャグ要素多し。
主人公の結城 宏(ユウキ ヒロシ:ヒロ)は、ある事故のために陸上部を辞めてしまったが、次の目標がいまいち定まらず、フルダイブRPGのゲームをして何となく高校2年の時を過ごしていた。
最新作のVRMMOソフトが発売される日、ヒロは不良達にお金をせびられた結果、間違って一万円を渡してしまい、予約しておいた最新作を千円足りずに買えなくなる。
どうにか格安で最新作を手に入れようとある店を訪れるが、その店の如月 玲於奈(キサラギ レオナ)に上手く乗せられ『極(きわめ)・クエスト』なるソフトを購入することになる。
躊躇しながらもそのソフトを始めるヒロを待ち受けていたのは、超リアルで現実より辛(つら)いことが満載なRPGの世界であった。
そのVR世界の設定をいまいち把握できずにいたヒロは、さっそく誤(あやま)って親友のマーチンを殺してしまう。
殺害現場を逃げ出したヒロは、幼馴染みでマーチンの妹のアシリアに追い掛け回され、ついには命を狙(ねら)われることになってしまう。
何とか逃げ切ったヒロのところにレオナがサポート役として妖精の姿で現れ、ギンジなるリアル・プレイヤーを紹介する。
ヒロはギンジのところに相談に行くが、ギンジにハメられ、衛兵隊に捕まる。
暗い牢屋に入れられたヒロは、マーチンの幽霊に取り憑(つ)かれ、一人で大騒ぎする。そこに、異端審問官のミザリサが駆け付け、ヒロを助け出したフリをして拷問室で拷問しようとするが、ヒロは拷問の恐怖からオシッコを漏らす。
その漏らしっぷりがミザリサにいたく気に入れられてしまうが、屈辱を受けたヒロは直ぐにログアウトする。
実は、ヒロには失禁に関する嫌な思い出があった。その出来事はヒロの妹の楓(かえで)との仲まで悪くするものだった。
翌日、ヒロはこのソフトを売りにレオナの店を訪れるが、またしてもレオナの色仕掛けに乗せられ、このゲームを唯一クリアしたカムイの攻略サイトをその店で見ることになる。
偉そうな攻略サイトであったが、少しやる気が出たヒロは帰宅し、そのゲームを再開する。
再開すると、衛兵隊長のテスラがヒロの親友殺しは事故であると判断してくれたため、ヒロは直ぐに釈放される。
果たして、ヒロはこの悪夢のような超リアルVRゲームを続けられるのか、続けた先に何があるのか。
六星占術による分析
このアニメは、ギャグ要素も多いのですが完全に明るいアニメという訳ではなく、辛(つら)い場面も多いです。
とてもリアルな金星人の生態や本心が描かれているような気がしますので、金星人を学びたい方には非常にお薦めです。
(もちろん、全ての金星人の方に当てはまる生態や本心ではありませんので、ご了承頂ければ幸いです。)
ただ、このアニメを見る前に、アニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』(ユージオ編全24話)を視聴すると、このアニメをより楽しめより理解できると思います。
ちなみに、キリトは火星人の可能性が高いです。ユージオは金星人の可能性が高いと思います。整合騎士のアリスは正義感が強いので土星人の可能性があります。
(キリトはせっかちでゲーム好きなので、一見、金星人ぽいですが、四柱推命で言うところの「庚」や「食神」の特徴がよく現れた火星人なのだと思います。)
なお、ユージオも最初は純朴で内気な少年でしたが、キリトとの再会によって最終的には勇敢な英雄になりました。
ヒロは何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
それではまず、「ヒロが何星人か」を考えてみたいと思います。
ヒロは、中学まではエース級の陸上選手でしたが、高校1年の時の大会で、大きく「人生の壁」につまずいてしまい、それ以降、陸上部を離れ、VRゲームの世界にハマっています。
陸上部を辞めてしまったためか、なぜか同じ高校の不良達からお金をせびられています。
そして、この問題をいつまでも解決できずにいます。解決しようとも思っていない感じです。
ヒロは友達がいない訳ではなく、また極度に内向的な性格という訳でもありません。友達に流行りの冗談も言えます。
さらに、「強引なところがあるレオナさん」や「人で無しのギンジさん」に対しては言うべき事はきちんと言える子です。
根も真面目で常識的な高校生です。しかし、「おっちょこちょい」なところがあります。例えば、
- 不良達に間違えて一万円を渡してしまう
- ナイフでリンゴを食べている最中のマーチンに体当たりして殺してしまう
- トイレに行き忘れて、陸上大会で失禁してしまう
- 臭いズボンを履き替える(買い替える)ことを忘れて、ケヌラの木に向かう
- 一度ギンジにハメられているのにギンジが犯罪の扇動者である可能性を疑わない
- 脱衣所で妹が着替えていることに気付かずに脱衣所の扉を開けてしまう
などです。
また、レオナさんの「茶化し」や「ボケ」そして「非常識な発言」に対しては、素早くツッコミます。時に、ギャーギャーうるさいぐらいツッコミます。ついには、カムイの攻略サイトにまで大声でひとりツッコミを入れます。
また、友達思いなところがあり、マーチンを殺してしまったことは心の中でずっと引きずっていたようです。マーチンの魂をきちんと弔(とぶら)うことも忘れませんでした。また、ゴブリンの再襲来の前夜「テスラを死なす訳にはいかない」と仲間思いな発言をしています。
また、やや「せっかち」で、ゴブリンが町に襲撃に来た際は、錆び付いた自分の剣を研ぐことを途中で止めてしまいました。コツコツした作業は苦手なようです。しかし、実は、この性格が後に命取りになります。
また、好奇心旺盛で、ログアウトを促すレオナに「ゴブリンを一目見てみたい」と言い出しゲームを続けます。ヒロにはワクワクすると後先考えずに行動してしまう面があるようです。
また、正義感は強く、ゴブリンに襲われそうになっている少女を助け出そうとします。
ただ、ゴブリン達に囲まれピンチになると、「やっぱり俺なんか」と言い出し、自己肯定感の低さを露(あら)わにします。
しかし、人(少女)のためには火事場の馬鹿力が出るタイプで、運良くゲームの「裏技」が発動したことにより、超スピードで走れるようになり、少女を助け出します。
また、ヒロは細身で普通の高校生であるにもかからず、テスラの誘いに調子よく乗り、屈強な男達が多い衛兵隊に入ります。
案の定、衛兵隊の訓練所では、あまりの弱さから教官や他の衛兵達にバカにされます。
また、緊張したり肝心な場面になるとトイレに行きたくなるタイプで、ゴブリンが再襲来した時はひとりトイレに駆け込みます。
一方で、記憶力は良く考える力があり、小さなヒントからテスラの悪事を推理で暴きます。
また、ヒロには優しいところがあり、例えNPC(=ゲームの中だけの登場人物)でも死んでほしくないようです。
以上のことを考えると、ヒロには
- スポーツ好き
- ゲーム好き
- おっちょこちょい
- 頭の回転が速い(素早いツッコミ)
- 友達思い
- せっかち
- コツコツした作業は苦手
- 好奇心旺盛
- 周囲から軽く見られ易い
- 肝心な所でポカをすることがある
- 合理的
- 平和主義者
などの特徴があるので、金星人の可能性が高いと思います。
金星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
せっかち、行動力抜群、じっとしていることは苦手、思い立ったら即行動、スピーディー、アウトドア派な人が多い、自由人、自由奔放、天真爛漫、束縛されるのが嫌い、誰とでも打ち解けやすい、コミュニケーション能力が高い、場を和ませるムードメーカー、相手の気持ちを察して行動する、平和主義者、周りに人が居なくても平気、友達がいなくても寂しくない、頭の回転が速い、勘が鋭い、先行きを読むのが得意、合理的、無駄が嫌い、要領が良い、臨機応変に対応できる、器用、古い価値観に囚われない、独創的な発想力をもつ、アイディアが豊富、センスが良い、オシャレ、流行に敏感、ファッションに興味がある、美的な感性が鋭い、好奇心旺盛、チャレンジ精神旺盛、慎重さがない、深く考えない、深く反省しない、口が軽い、コツコツと地道な努力を重ねるのが苦手、警戒心がない、肝心な所でポカをすることがあるので信頼性は低い、最終的な詰めが甘い、周囲から軽く見られ易い、家庭に落ち着かない、好きになったら相手に飛びつく、気持ちが長続きしない、飽きっぽい、好きなことには没頭する、明るく前向き、過去を引きずらない、落ち込む時間が短い、ユーモアがある、強運(金運)の持ち主、子供っぽく純粋、目下の人に厳しく目上の人に優しい、社交的、裏方には向いていない、注目を浴びるのが好き、仕切りたがり屋、グループのまとめ役、両親や友人を大切にする、恋人や配偶者よりも友人や両親を優先しがち、仕事にエネルギーを注ぐ、部下や補佐役に恵まれない、二次創作が上手い。
なお、上記の特徴は、金星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、金星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
ちなみに、金星人の方は行動力があるためか(スポーツ好きのためか)、代謝の良い方が少なくないようです。代謝の良さと尿意に関連があるのかはよく分かりませんが、私の中では何となく金星人の方の失禁が納得できます。
なぜ金星人は自分一人で問題を解決しようとするのか
金星人の方の中には、自分一人で問題を解決しようとする傾向がある方がいらっしゃるようです。
ヒロも、不良達からお金をせびられていますが、誰にも相談せず、その問題を放置しています。
VRゲームの世界で、ヒロは、レオナに促され、訓練所での人間関係の悩みを相談しに相談所を訪れます。
しかし、結果は、「自分にも非があるのでは」と言われただけで、何の解決にもなりませんでした。
さらに、キャシーの勧めで、神様に祈ることで辛いことを乗り越えようとしますが、信仰心がないヒロには何の効果もありませんでした。
つまり、金星人の方は、人に相談して問題解決を図っても上手く行かないことを経験から学んでしまっているのかもしれません。
ゆえに、自分一人で問題を抱え込んでしまうのかもしれません。
確かに、金星人の方が望む形で、つまり金星人の美学に則(のっと)って、問題を解決してくれる人は、非常に少ないのかもしません。相談する相手を厳選する必要がありそうです。
また、もしかすると「おっちょこちょい」や「(肉体的な)弱さ」のせいで自己肯定感が低くなっている方もいらっしゃるのかもしれません。ゆえに、始めから自分には問題を解決することはできないと考えてしまっているのかもしれません。
レオナは何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
次に、「レオナさんが何星人か」を考えてみたいと思います。
レオナさんは、発想が豊か過ぎるためか、「何を考えているのか」いまいち読めない人物です。
まともにヒロにアドバイスすることも多いのですが、ボケることも多いです。
たまにヒロとの会話が噛み合っていないこともあります。
ただ、常に前向きで、明るいです。
ヒロにどんなに辛い・惨(みじ)めなことが起こっても、大笑いしてしまいます。
「今この瞬間さえ楽しければ良い」という考え方のようです。
また、自分の店での接客はスピーディーで、お金にはガメツイ方です。いかなる理由でも返品不可の経営方針です。定価や定価より高い値段でソフトやハードを売っています。
なお、眠りにつくのも速いです。
また、純朴な高校生のヒロを扇動するのはお手の物で、色仕掛けを使いながら、ヒロを自分の目的の方向に誘導して行きます。
なお、惰性でシリーズ物のゲームをしている人は好きではないようです。
また、マイペースなところがあり、ヒロとの約束に遅れてもケロッとしています。
また、思わず、口を滑らしてしまうことも少なくないです。ヒロの前で『極クエ』のことを「クソゲー」と言いそうになります。
また、チャッカリしているところがあり、酔っているギンジさんを騙(だま)してお金を巻き上げます。(これはあくまでゲームの中の話ですが、この事が原因でギンジさんは盗みをすることになったのかもしれません。)
また、ヒロとマーチンの友情が成就(じょうじゅ)した感動的な場面でもヒロを茶化すことを忘れません。
また、やられたらやり返す性格で、訓練所でヒロをいじめた衛兵を陰湿なやり方で除隊に追い込みます。レオナさんにはやり過ぎてしまう面があるようです(あくまでゲームの中の話ですが)。
また、レオナさんがヒロに『極クエ』をクリアさせようとしている理由は、レオナさんの巨乳をバカにしたカムイに対して報復するためです。
以上のことを考えると、レオナさんには
- 独創的な発想力をもつ
- アイディアが豊富
- 明るく前向き
- スピーディー
- 口が軽い
- 要領が良い
- やり過ぎてしまう
などの特徴があるので、金星人の可能性があります。
ちなみに、ゲームの中とはいえ、レオナさんはその妖精の姿を恥ずかしく思っていないのでしょうか。サポート役にしてはその姿はやり過ぎな感じもします。視聴者へのサービスでしょうか。
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
アシリアは何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
次に、「アシリアが何星人か」を考えてみたいと思います。
アリシアは、とても素早く、忍者並みの高い身体能力をもっています。
ヒロが殺害現場から逃亡したことにブチギレてしまい、幼馴染みから「地獄の果物ナイフ使い」に覚醒したようです。
また、学習能力が高く、妖精に目を再び攻撃されないようにメガネをかけてヒロに襲(おそ)い掛かります。
また、霊感があり、兄の霊が近くに居ることを感じ取りました。
また、ヒロに胸を揉まれたぐらいでは、一切動揺しません。
また、本当はヒロのことが好きだったようで、ヒロの「結婚して俺の味噌汁になってくれ、お前の子どもをたくさん産みたいんだ」という発言は本当に嬉しかったようです。
また、兄のことが大好きで、兄の言葉には従順です。
以上のことからでは、ヒントになる情報が少な過ぎて、アリシアが何星人かを判断するのは難しいです。
ただ、敢えて言うならば、「素早い(スピーディー)」という特徴があるので、金星人なのかもしれません。
ミザリサは何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
次に、「ミザリサが何星人か」を考えてみたいと思います。
ミザリサは、二面性がある人物で、優しく人に近づいて来ますが、その目的は拷問するためです。
つまり、ミザリサの手口はサイコパス系の人物の手口に似ています。
また、鼻がよく利き、ヒロの尿の臭いを辿(たど)ってヒロを追いかけて来ました。
また、ミザリサによると、「ヒロは痛めつけられてこそ真価を発揮する」そうです。
確かに、弱く健気(けなげ)なヒロの姿は、何となく人の気を引き付けるものがあるのかもしれません。
また、明るく素直な面もあり、訓練所でヒロと再会した際は子供のように喜びました。
また、言葉の最後の方に「す」を付ける癖があります。例えば、「ヒロっちは絶対殺させないっすよ」という感じです。
また、ミザリサによると、「ヒロはオシッコを漏らす以外は役に立たない」そうです。
確かに、ヒロには、自分では懸命・真面目にやっているつもりでも、他者から見ると滑稽(コッケイ)に見えるところがなくもないです。
以上のことからでは、ヒントになる情報が少な過ぎて、ミザリサが何星人かを判断するのは難しいです。
ただ、敢えて言うならば、「明るく素直」という特徴があるので、金星人なのかもしれません。
楓(かえで)は何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
次に、「妹の楓(かえで)が何星人か」を考えてみたいと思います。
楓は、陸上大会で活躍している兄・ヒロのことを自慢に思っていましたが、あの事故以来、ヒロに何かと突(つ)っかかるようになります。気がとても強いです。
途中で投げ出す癖のあるヒロのことが、好きではないようです。
ただ、楓には「あまのじゃく」なところがあり、本当はヒロのことが心配なのに、素直に言葉にすることができません。
ゲームでも何でもよいので、ヒロが何かを投げ出さずに続けることを望んでいるようです。
また、うるさくされることが嫌いなようで、深夜までゲームをしてひとり騒ぐヒロに苦言を呈します。
以上のことを考えると、楓には
- 気性が荒い面もある
- 攻撃的になりやすい
- あまのじゃく
- 金星人ぽいヒロを正してくれるタイプ
- ルールを守らない人が嫌い
などの特徴があるので、木星人なのかもしれません。
木星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
家庭や家族を大切にする、管理が好き、根が真面目、コツコツ型の努力家、優等生タイプ、論理的で理屈っぽい、素直になれない、自分の本当の気持ちを伝えるのが苦手、あまのじゃく、ルールを守らない人が嫌い、気性が荒い面もある、攻撃的になりやすい、負けん気が強い、自尊心が強い、ひと言多い、敵を作りやすい、人を見下す、偽善者、堅実で慎重な性格、口が堅い、奉仕精神がある、人の役に立つことが好き、世話好き、サポートがうまい裏方タイプ、包容力がある、度胸がある、何事にも向かって行く、大胆、精神的にタフ、忍耐強い、我慢強い、体力がある、責任感が強い、有言実行、信頼感がある、支援者に恵まれる、社会性が高く社会的に出世し易い、感情より理性を重んじる、几帳面、ストレスをため込み易い、計画を立てて行動する、常識人、大器晩成型、家庭第一主義者、浮気はしない、家事全般が得意、子ぼんのう、妻を大切にする、子宝に恵まれやすい、奥手、人づき合いが苦手、口下手、相手の気持ちを汲み取るのが苦手、デリカシーがない、不器用な性格、冒険や変化を好まない、保守的、伝統を守る、柔軟性に欠ける、迅速な決断が苦手、堅物、控えめで物静か、目立つ存在ではない、内向的、面白味がない、根が暗い、元々は凡人が多い、才能に恵まれている訳ではない、組織に従属する、組織での自分の存在価値を気にする、承認欲求が強い、世間体や人の評価を気にする、母親・兄弟・友人との縁が薄い、親の跡継ぎに向く。
なお、上記の特徴は、木星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、木星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
マーチンは何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
次に、「マーチンが何星人か」を考えてみたいと思います。
マーチンは、好青年で、美味しいリンゴを育てることができます。
また、友達思いで、脱町したいと言い出す親友のヒロを本気で(力尽くで)止めようとします。
ただ、少し大着なところがあり、ナイフをフォーク代わりにリンゴを食べてしまいます。
また、ケヌラの木の下で、ヒロから「俺とお前は死んでもずっと親友ぬら」という言葉を聞くとマーチンタイムを終了し成仏しました。
また、ヒロの大ピンチに現れ、ヒロに「呪われた魔剣」を授けました。
以上のことからでは、情報が少な過ぎて、マーチンが何星人かを判断するのは難しいです。
ただ、敢えて言うならば、「友達思い」という特徴があるので、金星人なのかもしれません。
ギンジは何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
次に、「ギンジさんが何星人か」を考えてみたいと思います。
ギンジさんは、10年間ずっとカジノに入り浸っており、コーラのような飲み物を飲んでなぜか酔っ払っています。
また、柔道をやっていたため、寝技が得意で、ゲーム序盤で親友と幼馴染みの2人を絞め殺しています。
なお、今は痛風を患っているため、当時ほどは強くないようです。
ギンジさんに与えられた称号は、「ノット・ヒューマン、人で無し」です。あくまでゲームの中の話ですが。
ただ、人懐っこく親切な面もあり、負傷するヒロに薬草の使い方を教えてくれます。
しかし、実はしたたかで、お尋ね者のヒロを衛兵隊に売ることで、衛兵隊からお金をもらいます。
また、寛容なところもあります。ギンジに「小便小僧」と言われキレてしまったヒロは、ギンジと子供がやるような取っ組み合いになりますが、ヒロが謝ると直ぐに許してくれました。
また、お金を得ることに執着しており、ゴブリンの襲撃により衛兵隊の目がゴブリンに向いていることを利用して、仲間達に盗みを扇動しひと稼ぎします。
ただ、そのことで衛兵隊に捕まってもなおプラス思考で考え方が柔軟です。ゴブリン襲撃時は、刑務所の方が安全だと考えています。
また、レオナによると、ギンジさんは清々(すがすが)しいほどの悪党とのことです。不思議なことに、ギンジさんはどこか憎めない人間味のある人物です。
なお、現実の世界では、コンビニでバイトをしています。45歳です。
以上のことからでは、何星人かハッキリしない感じもしますが、敢えて言うならば、
- (ギャンブルで)スリルを楽しむ
- 常識に囚(とら)われない
- 人懐っこい
- したたか
- 寛容
- 環境の変化に素早く対応する
- 楽観的で前向き
- 波乱万丈の人生に憧れる
という特徴があるので、天王星人なのかもしれません。
天王星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
楽観的で前向き、寛容、根が優しい、争い事が嫌い、感情や人情を優先する、寂しがり屋、人から嫌われたくないという気持ちが強い、八方美人、優柔不断、決断力がない、物事を先延ばしにする、ルールや時間にルーズ、管理が苦手、計画性がない、事なかれ主義、現実主義的、現実的に話を進めていく、結果を重視する、論より証拠、したたかで計算高い、贈り物は高価な物が好き、品物を贈って気持ちを伝える、逆境やピンチに強い、気持ちの切り替えが早い、嫌なことは直ぐに忘れる、些細なことは気にしない、常識に囚われない、環境の変化に素早く対応する、思い立ったら即行動、頑固一徹、一度決めたらどこまでも突き進んでしまう頑固さがある、仕事では妥協しない、好奇心旺盛、出会った人から色々なことを吸収して成長していく、勉強家、人と関わるのが大好き、コミュニケーション能力が高い、初対面の人と打ち解けるのが得意、人に囲まれていることで安心しイキイキする、さりげない心配りができる、人付き合いを大切にする、友達が多い、周囲にいつも人が集まって来る、協調性がある、人懐っこい笑顔が印象的、シャイな面もある、大勢で居ると疲れるので一人で居る時間も好き、世渡り上手、人に頼るのが上手い、頼まれたら断れない、困っている人を見過ごせない、恋愛好き、浮気性、スリルを楽しむ、波乱万丈の人生に憧れる、夢が見つかるまで職を転々とする、我がままな言動が目につくこともある、精神的な心が欠けている、家系や社会からはみ出る、家族とのコミュニケーションを大切にする。
なお、上記の特徴は、天王星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、天王星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
テスラは何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
次に、「テスラが何星人か」を考えてみたいと思います。
テスラは、容姿端麗・頭脳明晰で、人々からの信頼を得ているテッドの町のヒーロー的な存在です。
ヒロも、紳士的で常識的な判断ができるテスラを気に入っており、テスラと共に行動したいと考えています。
また、天賦の才によりかなりの実力があり、衛兵達では全く歯が立たないゴブリンをいとも簡単に退治します。
また、やや優等生的な発言をすることが少なくないです。例えば、ヒロは、これまでの経験から、アリシアと共に見回りに行くことをやがりますが、テスラは「誤解を解く良いチャンス」だと言ってヒロを説得します。
ただ、実は、テスラには裏の顔があります。
以上のことからでは、情報が少な過ぎて、テスラが何星人かを判断するのは難しいです。
ただ、敢えて言うならば、
- 信頼感がある
- 優等生的
- 偽善者(裏の顔があるので)
という特徴があるので、木星人なのかもしれません。
木星人の方は、組織の中で力を発揮することが多いようです。社会性が高いです。社会的な出世が望めます。
なお、金星人と木星人は、社会的環境(学校や職場)において、良い意味で、ライバル的な関係または相補的な関係になることが少なくないようです。
カムイは何星人か
©土日月・株式会社KADOKAWA刊/究極進化した製作委員会
最後に、「カムイが何星人か」を考えてみたいと思います。
カムイは、口が悪く偉そうですが、ヒロに『極クエ』を攻略するための、つまり「弱い自分」を攻略するための重要なポイントを教えてくれます。
口の悪さは、説教臭くならなくするためかもしれません。
また、口は悪いのですが、その話し方は、テンポが良くスピーディーで何となく凄(すご)みを感じさせます。ある意味で、頭の回転が速く言葉のチョイスにセンスが感じられます。
また、ヒロがクリアした「俺とお前は死んでもずっと親友ぬら」という誓いの言葉に対して、「分からない奴には10年かかっても分からない」とコメントしています。恐らく、カムイも友達思いなのだと思います。
また、カムイに告白したレオナに対しては「ホルスタインみたいなチチの女が好きではない」と発言しています。さらに、カムイによると、何事も限度があるそうです。
また、「やられっぱなしの人」や「指示待ち人間」は好きではないようです。
また、カムイによると、「諦めない信念が、ほとばしる熱い想いが、魂から溢れ出る人間の強い意志」が攻略のための何よりも重要なポイントであるそうです。
ちなみに、SAOのユージオも正にそんな感じの攻略法で最高司祭様に立ち向かいました。
以上のことからでは、何星人か分かりにくいですが、
- 頭の回転が速い
- センスが良い
- 友達思い
という特徴を重視すると、金星人なのかもしれません。