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映画・アニメ

アニメ『おじさんとマシュマロ』を見て洞察力を磨く

今回は、アニメ『おじさんマシュマロ』の登場人物を六星占術で分析してみたいと思います。

【注意】

  • アニメ『おじさんマシュマロ』のネタバレを含みます.
  • 六星占術の簡単な知識があった方が楽しめると思います.

あらすじ

©音井れこ丸/一迅社・元気田堂広報部2016

「マシュマロ大好きヒゲさん」と「クールな女子社員」との恋模様を描いたコメディ。

マシュマロの様ながっぷり体型のヒゲさん(日下 幅広:ひげ はばひろ)は、今日も真面目に会社で働いている。

そこに、ヒゲさんが異常なほどマシュマロ好きであることを知る女子社員の若林 伊織(わかばやし いおり) が「食べっこマシュマロ」を携(たずさ)えやって来る。

若林は、マシュマロを手玉にヒゲさんにあの手この手で近付いて行くが、ヒゲさんは若林の恋心には全く気が付かない。

若林の弟の(いさむ)は、イケメン好きだった姉ちゃんが、髭でマシュマロのようなヒゲさんを好きななるはずがないと決め付け、姉ちゃんのためにヒゲさんの本性を暴(あば)こうとするが・・・。

電車で痴漢の被害にあっていた未央子(みおこ)は、思わぬ偶然でヒゲさんに痴漢を退治してもらう。

ヒゲさんがたまたま同じ会社の人だったこともあり、未央子ヒゲさんを好きになってしまう。

そして、未央子若林ヒゲさんをめぐる戦いが始まる。

六星占術による分析

おじさんマシュマロ』は、大人の雰囲気があるコメディアニメで、若林は一見クールですが、全体的にはほのぼのとした温かい感じのあるアニメです。

また、とても短いアニメで、全12話でも合計で1時間もありません。

このアニメは、火星人を学びたい方には非常にお薦めだと思います。

日下(ヒゲ)は何星人か

©音井れこ丸/一迅社・元気田堂広報部2016

それではまず、「ヒゲさんが何星人か」を考えてみたいと思います。

ヒゲさんは、基本的には、真面目で常識的な会社員です。

人から何かをもらったら、きちんとお返しをします。

振る舞いがとても紳士的で、良い意味で、きめ細かいです。

ただ、「食べっこマシュマロ」が大好きで、マシュマロのことになると、常軌(じょうき)を逸(いっ)する行動を取ることがあります。

例えば、マシュマロを軽く焼いた匂いには極めて弱く、社員旅行で旅館を訪れた際にはその匂いのために暴走してしまいました。

また、「食べっこマシュマロ」をどうしても手に入れたいため、通常価格の2倍で手に入れようとします。

また、子供達に混じって「食べっこマシュマロ」の工場見学に行ったり、その工場を神のように崇(あが)めたり、帰り際には工場に丁寧にお辞儀をしたりします。

なお、ヒゲさんは、その工場の人から「不思議なおじさん」または「妖精」と呼ばれています。だいぶ前から何度も工場見学に来ているようです。

また、割と心配性(繊細)で、工場見学の際に特別にもらえる「食べっこマシュマロ」の袋の色の違いで子供達が仲間外れにならないかと心配します。

ただ、ヒゲさんは、全体的には割とポジティブ思考で大らかです。物事を良い方向に考えることが多いような気がします。

また、自分の心の中を読まれることが好きではなく、マシュマロに目が無いことを若林に悟られないように少し演技します。

また、女心や嫌らしい事にはとても鈍感です。今はマシュマロと仕事で頭がいっぱいなのかもしれません。

ただ、常識の範囲内で会社ではセクハラには注意しているようです。

また、天然なところもあり、間違って女性車両に乗っていたこともありました。

なお、若林の天然な行動を見て喜ぶところがありました。天然に共感したのでしょうか。

ただ、若林としては天然でやっている訳ではなく計算でやっています。

また、未央子さんから告白された時は、未央子さんが社長の恋人であることを見抜いていました。

なお、社長の恋人であることは若林も知りませんでした。

また、BBQ大会で突如遭遇した女性が、女装した勇(若林の弟)であることも瞬時に見抜きました。

以上のことを考えると、ヒゲさんには

  • 常識的
  • ハマり易い
  • 一つの事をとことん追究する
  • 欲しい物は手に入れる
  • 天然で不思議なタイプ
  • 心配性(繊細)
  • 自分の心の中を読まれることが嫌い
  • マイペース
  • 本質を鋭く見抜く

などの特徴があるので、火星人の可能性が高いと思います。

火星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

人見知り、恥ずかしがり屋、警戒心が強い、秘密主義、本心を語らない、何を考えているのか分からず謎が多い、天然で不思議なタイプ、人から誤解されやすい性格、マイペース、自分の世界や自分のポリシーをもつ、変わり者、世間知らず、子供っぽい面もある、気分屋、感性で行動する、人に信用されにくい、セクシーな魅力がある、本質を鋭く見抜く、芸術的センスが高い、感受性が強い、繊細、メンタルが弱い、傷付きやすい、心配性、パーソナルスペースがとても広い、逆境に弱い、裏切りがあると傷ついてスパっと縁を切ってしまう、自分の心の中を読まれることが嫌い、図々しい人には壁を作る傾向がある、自分が認めた人には心を開き従順、友達が少ない、フレンドリーな性格、寂しがり屋、反骨精神が旺盛、愚痴っぽい、協調性に欠ける、組織や集団行動が苦手、周囲のことに干渉しない、干渉や束縛が嫌い、一人で思った時に思った事を進めるのが好き、ハマり易い、一つの事をとことん追究する、中途半端な事を嫌う、納得いくまで行動する、興味がある事と興味がない事がハッキリしている、自分の得意分野では自信家、欲しい物は手に入れる、物欲が強い、浪費や衝動買いが多い、アイディアマン、頭の回転が速い、面倒くさがり、思い通りにならないと機嫌が悪くなる、目下の人との縁が薄い、周囲の人(目上の人)から援助を受ける強運の持ち主、末代運(締めくくり・後始末役)をもつ、自分からは告白しない。

なお、上記の特徴は、火星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、火星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

ヒゲさんは火星人の可能性が高いと思いますが、真面目で包容力があるところなどは木星人っぽい感じもします。

ちなみに、木星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

家庭や家族を大切にする、管理が好き、根が真面目、コツコツ型の努力家、優等生タイプ、論理的で理屈っぽい、素直になれない、自分の本当の気持ちを伝えるのが苦手、あまのじゃく、ルールを守らない人が嫌い、気性が荒い面もある、攻撃的になりやすい、負けん気が強い、自尊心が強い、ひと言多い、敵を作りやすい、人を見下す、偽善者、堅実で慎重な性格、口が堅い、奉仕精神がある、人の役に立つことが好き、世話好き、サポートがうまい裏方タイプ、包容力がある、度胸がある、何事にも向かって行く、大胆、精神的にタフ、忍耐強い、我慢強い、体力がある、責任感が強い、有言実行、信頼感がある、支援者に恵まれる、社会性が高く社会的に出世し易い、感情より理性を重んじる、几帳面、ストレスをため込み易い、計画を立てて行動する、常識人、大器晩成型、家庭第一主義者、浮気はしない、家事全般が得意、子ぼんのう、妻を大切にする、子宝に恵まれやすい、奥手、人づき合いが苦手、口下手、相手の気持ちを汲み取るのが苦手、デリカシーがない、不器用な性格、冒険や変化を好まない、保守的、伝統を守る、柔軟性に欠ける、迅速な決断が苦手、堅物、控えめで物静か、目立つ存在ではない、内向的、面白味がない、根が暗い、元々は凡人が多い、才能に恵まれている訳ではない、組織に従属する、組織での自分の存在価値を気にする、承認欲求が強い、世間体や人の評価を気にする、母親・兄弟・友人との縁が薄い、親の跡継ぎに向く。

なお、上記の特徴は、木星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、木星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

若林は何星人か

©音井れこ丸/一迅社・元気田堂広報部2016

次に、「若林が何星人か」を考えてみたいと思います。

若林は、見たところ、クールで頭の切れるタイプです。

そして、若林は目上の人と話す時は、語尾に「す」を付ける癖があります。

例えば、「どうしたんか、ヒゲさん」のような感じです。

また、ヒゲさんがマシュマロ好きであることを見抜いており、何かとヒゲさんの行動の先手先手を行きヒゲさんの反応を試します。

若林の行動には、非常に大胆な面もありますが、一方で、非常に恥ずかしがり屋な面もあります。恥ずかしい時は、何も言わずにその場から直ちに立ち去ります。

また、若林には、少し変わったところがあります。

例えば、若林は、通勤ラッシュのため、たまたま電車の中でヒゲさんの胸辺りに顔を埋(うず)めることになりますが、その感触が良かったようで、自宅でその感触を布団で再現しようとします。

また、女子会で先輩女子社員に「ヒゲのどこが良いの?」と尋(たず)ねられますが、その際に一度目は「秘密っす」と答えますが、さらに尋ねられると「構え方とか」と答えます。

「構え方」とは一体なんでしょうか?。

また、普通恐怖症で、「普通」と言われ続けると混乱してしまいます。何が「普通」の振る舞いなのかが分からない様です。

また、何事に対しても、察しが良く、トラブルを事前に回避します。

例えば、ヒゲさんの奥さんと思われる女性が突如現れた際は、ヒゲさんに何も言わず一人そっと遊園地から立ち去りました。

また、社員旅行中も割と単独で居ようとします。女子同士でワイワイ群れることは好きではない様です。

また、なかなかヒゲさんに告白できないままで居ましたが、ヒゲさんと落ち着いて二人きりで話せる機会が訪れた際に、思い切って告白しました。

しかし、ヒゲさんからは「酔っているの?」と言われてしまい、曖昧な感じになってしまいました。

ただ一方で、ヒゲさんは若林のことを「怖い人」だと思っていたことが明らかになりました。この告白で、ヒゲさんの誤解が解けたようです。

また、行動が非常に戦略的で、何事も事前に手を打ちます。弟も巧みに操(あやつ)ります。ただ、計画通りにならないと機嫌が悪くなることもあります。

なお、料理は得意なようです。24歳です。

以上のことを考えると、若林には

  • 本質を鋭く見抜く
  • セクシーな魅力がある
  • 恥ずかしがり屋
  • 変わり者
  • 秘密主義
  • 組織や集団行動が苦手
  • 自分からはなかなか告白しない
  • 人から誤解されやすい性格
  • 頭の回転が速い
  • 思い通りにならないと機嫌が悪くなる

などの特徴があるので、火星人の可能性が高いと思います。

ただ、クールで頭の切れるタイプなので、水星人っぽい感じもしますが、やや水星人の振る舞いとは違うのかもしれません(例えば、お金に細かくないなど)。ただ、火星人の霊合星人の可能性はあると思います。

火星人の霊合星人とは、大まかに言えば、火星人の特徴と水星人の特徴を併せ持つ人のことです。ただ、一般に特徴の混ざり具合は人それぞれのようです。

ちなみに、水星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

冷静かつ慎重に行動する、頭の回転が速い、勘や直感が鋭い、観察力や分析力に長けている、物事を客観的に捉えることが得意、感情に流されにくい、クールで賢い人が多い、計算高い、人を利用するのが上手い、単独行動が好き、集団行動が苦手、常に誰かと居るのは苦手で自分の時間や空間が必要、他人にあまり興味がない、周りに頼るのが下手、一人でコツコツ取り組めるものに向いている、集中力がある、目標に向けて努力を積み重ねることができる、困難に強い、メンタルが強い、自分一人の力で成り上がる、話し上手、ソフトな性格、財運がある、一代で財を成す実業家タイプ、お金儲けが上手い、仕事ができる、部下に恵まれる、お金に細かい、損得勘定が得意、目上の人や両親(父親)との縁が薄い、家庭運がない、独立心や自立心が強い、初代運の持ち主、人に指図されるのが嫌い、相手の上に立ちたがろうとする、自由に行動できる環境で伸びる、物や人の好き嫌いが極端、利己的で冷たい、自分勝手で独善的な人と思われ易い、自分の価値観を優先させるので協調性が低い、相手の気持ちや事情を思いやることが苦手、頑固で意思が強い、考えが偏っている、決めつけが激しい、個性的、カリスマ性がある、困難な人生を歩むこともあるので情に厚く涙もろい、他者の評価や意見を気にする、短気、熱しやすく冷めやすい、新しいもの好きで飽きっぽい、恋愛好き。

なお、上記の特徴は、水星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、水星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

弟の勇は何星人か

©音井れこ丸/一迅社・元気田堂広報部2016

次に、「若林の弟の勇が何星人か」を考えてみたいと思います。

勇(いさむ)は、姉ちゃんが大好きで、何かと姉の部屋にやって来ます。

そして、ゲーム好きです。自室でも野外でもゲームしています。

また、とても行動力があり、姉の会社のBBQ大会に参加し女装してまで、ヒゲさんの本性を暴(あば)こうとします。

思い立ったら、即行動です。

また、運が良いのか、もともと器用なのか、難しいクレーンゲームにおいて一回で人形を獲得します。

また、誰とでも打ち解け易く、ヒゲさんとも、未央子さんとも、姉の会社の人達とも、自然に仲良くなります。サービス精神旺盛です。ただ、口が軽いところがあります。

また、行動や思考がとてもスピーディーなのですが、その分、少しおっちょこちょいなところがあります(早とちりなど)。

色々とやらかしてくれるので、コメディアニメには必須の登場人物だと思います。

以上のことを考えると、勇には

  • ゲーム好き
  • 行動力抜群
  • 強運の持ち主
  • 器用
  • 誰とでも打ち解け易い
  • 場を和ませるムードメーカー
  • 口が軽い
  • スピーディー
  • おっちょこちょい

などの特徴があるので、金星人の可能性が高いと思います。

金星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

せっかち、行動力抜群、じっとしていることは苦手、思い立ったら即行動、スピーディー、アウトドア派な人が多い、自由人、自由奔放、天真爛漫、束縛されるのが嫌い、誰とでも打ち解け易い、コミュニケーション能力が高い、場を和ませるムードメーカー、相手の気持ちを察して行動する、平和主義者、周りに人が居なくても平気、友達がいなくても寂しくない、頭の回転が速い、勘が鋭い、先行きを読むのが得意、合理的、無駄が嫌い、要領が良い、臨機応変に対応できる、器用、古い価値観に囚われない、独創的な発想力をもつ、アイディアが豊富、センスが良い、オシャレ、流行に敏感、ファッションに興味がある、美的な感性が鋭い、好奇心旺盛、チャレンジ精神旺盛、慎重さがない、深く考えない、深く反省しない、口が軽い、コツコツと地道な努力を重ねるのが苦手、警戒心がない、肝心な所でポカをすることがあるので信頼性は低い、最終的な詰めが甘い、周囲から軽く見られ易い、家庭に落ち着かない、好きになったら相手に飛びつく、気持ちが長続きしない、飽きっぽい、好きなことには没頭する、明るく前向き、過去を引きずらない、落ち込む時間が短い、ユーモアがある、強運(金運)の持ち主、子供っぽく純粋、目下の人に厳しく目上の人に優しい、社交的、裏方には向いていない、注目を浴びるのが好き、仕切りたがり屋、グループのまとめ役、両親や友人を大切にする、恋人や配偶者よりも友人や両親を優先しがち、仕事にエネルギーを注ぐ、部下や補佐役に恵まれない、二次創作が上手い。

なお、上記の特徴は、金星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、金星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

ちなみに、六星占術によると、火星人と金星人の相性は良いようです。

確かに、なんだかんだ言っても、若林姉弟は、持ちず持たれずの仲で面白いバランスが取れている気がします。

ただ、勇がこれ程までに姉に懐(なつ)いていることから、姉の若林は幾度となく勇の尻拭(しりぬぐ)をして来たのかもしません。

(なお、母親が家に居ない感じなので、姉が母親代わりなのかもしれません。)

未央子は何星人か

©音井れこ丸/一迅社・元気田堂広報部2016

最後に、「未央子さんが何星人か」を考えてみたいと思います。

未央子さんは、会社でイラストレーターをしており、芸術家っぽい帽子を被っています。

そして、独特な方言を使っていて、語尾に「がす」を付けます。

「広いでがす」という感じです。また、自分のことは「私」ではなく「おら」と言います。

また、電車で痴漢に遭(あ)ってしまう程のセクシーな魅力があるようです。

また、あざとい面があり、ヒゲさんにわざとコップの水をぶちまけたり、即興で勇を言い包(くる)めて若林の弱点を聞き出したりします。

また、サバを読んでおり、本当は30歳なのに25歳と言うことにしています。

また、社長という恋人がいるにもかかわず、ヒゲさんを好きになってしまいます。

感性で行動するタイプなのかもしれません。

また、遊園地取材において、若林を出し抜いてヒゲさんと二人きりになろうとしますが、若林とヒゲさんの絆(きずな)の深さに一旦は身を引きます。

しかし、しばらくすると、ヒゲさんに突如告白します。なかなかの気分屋です。

また、鋭いところもあり、社員旅行では、運良くヒゲさんの習性に気が付きます。

そして、その習性を利用して(マシュマロの匂いで釣って)、ヒゲさんを旅館の自室に引き入れようとします。

未央子さんは、おっとりマイペースに見えますが、実は頭の回転が速いのかもしれません。

以上のことを考えると、未央子さんには

  • 芸術家っぽい
  • マイペース
  • セクシーな魅力がある
  • 何を考えているのか分からず謎が多い
  • 人に信用されにくい
  • 感性で行動する
  • 気分屋
  • 欲しい物は手に入れる
  • 本質を鋭く見抜く
  • 頭の回転が速い

などの特徴があるので、火星人の可能性が高いと思います。

なお、若林は未央子さんを「でがす」と呼んでいます。