ヨーク研究所
研究者になりたい方に役立つ情報を提供します
映画・アニメ

アニメ『天元突破グレンラガン』を見て洞察力を磨く

今回は、アニメ『天元突破グレンラガン』の登場人物を六星占術で分析してみたいと思います。

【注意】

  • アニメ『天元突破グレンラガン』のネタバレを含みます.
  • 六星占術の簡単な知識があった方が楽しめると思います.

あらすじ

天下取りを運命づけられた男の物語。

地球は人間に恐怖と絶望を与える螺旋王(らせんおう)に支配されていた。

そして、人間達は、何百年もの間、地下暮らしを余儀なくされていた。

ジーハ村の少年シモンは地下で生まれ育ったため、地上というものがあることさえ知らず、毎日毎日穴を掘ることに明け暮れていた。

村一番の暴れん坊カミナは、シモンや仲間の少年たちと共に、村の天井をぶち破り、地上に出るべく奮闘していた。

そんな時、大地震と共に、突如、村の天井が抜け落ち、巨大ロボット「ガンメン」が落ちて来た。

そのガンメンを追って同時に下りて来た少女ヨーコと出会ったカミナとシモンは、シモンが穴掘り中に偶然発見した小型ロボット「ラガン」でガンメンに立ち向かう。

ガンメンと戦い撃破する内に、カミナとシモンそしてヨーコは、地上に出ることになる。

地上に出たカミナとシモンを待ち受けていたのは、ガンメン達との戦いであった。ヨーコは地上でガンメン達と戦う人間達の一人であった。

カミナはガンメンを操縦する獣人からガンメンを奪うことに成功する。のちにそのガンメンは「グレン」と命名される。

実は、地上に出たカミナの父親は獣人達に殺されていた。また、シモンの両親は大地震で亡くなったが、その大地震は獣人が乗るガンメンが引き起こしたものであった。

カミナらは食料の調達中に、偶然、獣人達の極東方面部隊長ヴィラルと出会ってしまう。

圧倒的強さを誇るヴィラルのロボット「エンキ」と戦うが、勝ち目がない。カミナは何を血迷ったか、シモンの「ラガン」と自分が操縦する「グレン」を強引に合体させる。

強運にも合体は成功し、「グレンラガン」となったカミナらのロボットはエンキを見事に追い払う。

そして、カミナは人間達を脅かす獣人達を倒(たお)すことを決心し、シモンと共にグレンラガンで獣人達の本拠地に乗り込むため、ヨーコ達の村から旅立つ。

その旅に付いて来たヨーコと好奇心旺盛なメカニックのリーロンが仲間に加わる。

旅の途中で、獣人ハンターのキタンらに出会う。そして、アダイ村を守るため司祭から捨てられた幼い双子の兄妹ギミーとダリーおよび賢い少年ロシウを仲間に加える。

ついに獣人達の本拠地である要塞型ガンメン・ダイガンザンに辿り着くが、圧倒的な強さの前に防戦一方のカミナとシモン。

そこに、キタンやその他多くのガンメンと戦う人間達が助けに入る。

カミナは気合と根性を振り絞り、ダイガンザンの主である獣人チミルフを倒すが、命尽きてしまう。

リーダーのカミナは失ったが、シモンたちグレン団はダイガンザンを奪い取ることに成功する。

一方で、シモンはカミナの死からなかなか立ち直ることができないでいた。そんな中、シモンは敵と戦う内に謎の谷に迷い込み、ある敵が捨てて行った大きな箱に興味をもつ。

その箱を開くと、可愛らしい不思議な少女ニアが入っていた。少しシモンの心に光が差し込む。

シモンはニアを仲間に加えるが、果たして、リーダーのカミナを失ったグレン団は、四天王と呼ばれる獣人達螺旋王に勝利することができるのであろうか。

六星占術による分析

アニメ『天元突破グレンラガン』は、一見子供向けアニメのように思われるかもしれませんが、壮大で奥深い物語です。

一人の男の生き様や魂が、とても熱くそして忠実に表現されているように感じます。

その生き様や魂には、長い時を経ても変わらない普遍的なモノが含まれているような気がします。

そして、この物語はとても水星人ぽい感じがします。水星人を学びたい方には非常にお薦めです。

カミナは何星人か

出典元:Amazon.co.jp

それではまず「カミナが何星人か」を考えてみたいと思います。

カミナは、自信家で、信念が強く、目標に向かって常に前進していたいタイプです。

また、人を惹き付ける勢い、口の上手さ、賑(にぎ)やかさがあり、どんな困難にも立ち向かう根性と気合があります。

ただ、根は自信家ではなく、強がっていただけのようですが、シモンを強く信頼していたことは確かです。

また、地下暮らしでの天井や壁および村長に押さえ付けられることを嫌っており、自由とロマンを求め地上を目指します。

地上に出てからも、獣人達から押さえ付けられることを嫌い、地上での自由を求め獣人達と戦います。

また、父親とは子供の時に離(はな)れ離(ばな)れになり、母親は子供の時からいなかったようです。

また、普段はシモンよりも熱い男ですが、シモンが熱くなり過ぎている時はシモンを落ち着かせたりします。カミナによると、ケンカに勝つには、熱いハートとクールな頭脳が大事なようです。

また、モテるタイプで、ヨーコや「黒の兄妹」の女の子達から好意を向けられます。

また、好き嫌いがハッキリしているタイプで、アダイ村の司祭とは気が合わないようです。

また、とても行動力があり、間違いなく強運の持ち主です。

また、常に命がけで自分の主張や信念を貫き通そうとします。

また、敵を目の前にして逃げ出すことはありません。

また、リーダータイプで、みんなを引っ張って行く力があります。

以上のことから考えると、カミナは水星人の可能性があります。

水星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

冷静かつ慎重に行動する、頭の回転が速い、勘や直感が鋭い、観察力や分析力に長けている、物事を客観的に捉えることが得意、感情に流されにくい、クールで賢い人が多い、計算高い、人を利用するのが上手い、単独行動が好き、集団行動が苦手、常に誰かと居るのは苦手で自分の時間や空間が必要、他人にあまり興味がない、周りに頼るのが下手、一人でコツコツ取り組めるものに向いている、集中力がある、目標に向けて努力を積み重ねることができる、困難に強い、メンタルが強い、自分一人の力で成り上がる、話し上手、ソフトな性格、財運がある、一代で財を成す実業家タイプ、お金儲けがうまい、仕事ができる、部下に恵まれる、お金に細かい、損得勘定が得意、目上の人や両親(父親)との縁が薄い、家庭運がない、独立心や自立心が強い、初代運の持ち主、人に指図されるのが嫌い、相手の上に立ちたがろうとする、自由に行動できる環境で伸びる、物や人の好き嫌いが極端、利己的で冷たい、自分勝手で独善的な人と思われ易い、自分の価値観を優先させるので協調性が低い、相手の気持ちや事情を思いやることが苦手、頑固で意思が強い、考えが偏っている、決めつけが激しい、個性的、カリスマ性がある、困難な人生を歩むこともあるので情に厚く涙もろい、他者の評価や意見を気にする、短気、熱しやすく冷めやすい、新しいもの好きで飽きっぽい、恋愛好き。

なお、上記の特徴は、水星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、水星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

水星人ぽいエピソード

水星人には「目下の者(子供達や部下など)に受けがいい」という特徴があるようです。

実は、カミナも子供達が安心して暮らせる世界を目指していました。

また、水星人には「仕事ができる」や「お金儲けがうまい」という特徴をありますが、奇抜なアイディアを考え出したりするのは得意ではないようです。

このことを少し匂わせるカミナのシモンへの発言があります:

「オレの無茶に中身をくれたのはお前なんだ、オレの進めに中身をくれたのはお前なんだよ」.

シモンは何星人か

出典元:Amazon.co.jp

次に「シモンが何星人か」を考えてみたいと思います。

シモンは、「カミナと一緒にいた時の性格」と「カミナを失ってからの性格」がかなり違っているような気がします。

カミナと一緒にいた時は、カミナを兄貴と呼び、積極的なカミナが切り開く道を何んとか一緒に進んでいるような消極的な少年でした。

また、穴を掘ることは得意で村長からも重宝されていましたが、穴を掘ること以外は自信がなく困難にぶつかると直ぐに逃げ出そうとする少年でした。

また、穴を掘ること以外は疎(うと)く、村の女の子達からは気持ち悪いだの臭いだのとバカにされていました。

しかし、穴掘り中に出てくる意外な宝物の発見が楽しみだったようです。また、一人でコツコツと進められることが好きなようです。

また、カミナからはかなり信頼されています。

実際に、好戦的なカミナのピンチを何度も救ったり、両親の死の原因がガンメンが引き起こした大地震にあることを瞬時に理解したりします。

また、シモンもカミナを頼りにしており、カミナとヨーコのキスにはかなり動揺してしまいます。

カミナを失ってからは、ニアという存在に強い影響を受け、仲間達と共に圧倒的な力の差がある敵に立ち向かって行きます。

また、根拠のない自信をもつことができるようになり、生まれ持った強い螺旋(らせん)力を武器に仲間達と共にどんな強敵でも倒してしまいます。

また、見ないフリをしたり、謝るフリをしたり、取り敢えず人に頭を下げたりするのは、好きではないようです。

また、ニアと結婚しますが、ニアは直ぐに消えてしまいます。

また、天下は取りますが、その後は、社会を治めることができる者に未来を託します。

また、ブータと気ままに旅をしながら過ごす人生が向いているようです。

以上のことから考えると、シモンは水星人の可能性があります。

カミナは比較的分かり易い水星人のように思えますが、シモンは分かりにくい水星人かもしれません。

特に、少年時代のシモンは何星人か分かりにくいと思います。水星人というよりは少し火星人ぽいかもしれません。水星人ぽいカミナの相棒には火星人ぽい人の方が合うのかもしれません。

ただ、天下取りの運命をもっていたり、両親との縁が薄かったり、家庭運がなかったり、仲間達に恵まれているところは水星人ぽいと思います。

水星人ぽいエピソード

水星人には「自由に行動できる環境で伸びる」という特徴がありますが、逆に言えば、規制や「社会的しがらみ」が多いところでは実力が発揮できないのかもしれません。

実際に、総司令となったシモンは、敵が現れても自分の思うように動けない立場になっており、遂には逮捕され死刑の判決を受けます。

また、シモンは豊臣秀吉タイプなのだと思います。織田信長タイプがカミナで、徳川家康タイプはロシウでしょうか。

つまりは、「天下を取る人」と「天下を取ってからのビジョンがある人(国を治める人)」はタイプが違うのだと思います。会社でもそうかもしれません。「会社を立ち上げ軌道に乗せる人」と「その軌道に乗った会社を継続させる人」はタイプが違うのだと思います。

ヨーコは何星人か

出典元:Amazon.co.jp

次に「ヨーコが何星人か」を考えてみたいと思います。

ヨーコは、男勝りで威勢がよく、セクシーな服を着ているため人の目を引く女の子です。

また、大グレン団の男達がニアの事ばかりに注目するので、ニアをやや僻(ひが)んでいたこともありましたが、ニアが自分のことを信じていてくれていることが分かると、ニアと仲良くなります。

また、仲間思いで、しばしば仲間のピンチを救いますが、仲間(シモン)を甘やかすことは決してありません。自分で何とかできることは自分で何とかさせます。

また、テッペリン攻略後は、新政府の要職には就かず、ある島の小学校の先生になります。小学校の生徒に対しても、自分で何とかできることは自分で何とかさせます。甘やかすことはありません。

また、恋多き女性ですが、アンチスパイラルとの戦いの後も、結婚はしていないのかもしれません。小学校には戻り、最終的に校長先生になっていました。

以上のことから考えると、ヨーコは水星人の可能性があります。

水星人ぽいエピソード

ヨーコは「生きて行くためには犠牲は出るもの」的な考え方をしますが、もしかすると、この考え方は水星人の「クールな面」と関係があるのかもしれません。

確かに、成功するには何かを犠牲にする必要があるのかもしれません。そのことを水星人の人はよく理解しているのかもしれません。

実際に、この物語では、カミナやキタンその他多くの仲間達が犠牲になって、シモンは勝ち目がないと思われた強敵達に勝利します。

また、水星人には「目下の者(子供達や部下など)に受けがいい」という特徴がありますが、確かに、小学校で、ヨマコ先生(=ヨーコ)は子供達から大人気です。

また、水星人には「安易に人に手を貸さない」という特徴があるようです。確かに、ヨーコも自分で何とかできることは自分で何とかさせます。甘い手助けは本人のためにならないという考えがあるようです。

ニアは何星人か

出典元:Amazon.co.jp

次に「ニアが何星人か」を考えてみたいと思います。

ニアは、とてもマイペースで、感覚や思考が普通の人とは少し違います。

また、螺旋王に「自分がなぜ生まれた来たのか」を問うてしまうほど、何事も知りたがる少女です。

また、気丈な面もあり、シモンが助けに来るまでは一切弱音を吐きません。

また、シモンを強く信頼しています。

ただ、シモンのプロポーズを「嫌だ」と言って一度は断ります。

以上のことから考えると、ニアは火星人かもしれません。

火星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

人見知り、恥ずかしがり屋、警戒心が強い、秘密主義、本心を語らない、何を考えているのか分からず謎が多い、天然で不思議なタイプ、人から誤解されやすい性格、マイペース、自分の世界や自分のポリシーをもつ、変わり者、世間知らず、子供っぽい面もある、気分屋、感性で行動する、人に信用されにくい、セクシーな魅力がある、本質を鋭く見抜く、芸術的センスが高い、感受性が強い、繊細、メンタルが弱い、傷付きやすい、心配性、パーソナルスペースがとても広い、逆境に弱い、裏切りがあると傷ついてスパっと縁を切ってしまう、自分の心の中を読まれることが嫌い、図々しい人には壁を作る傾向がある、自分が認めた人には心を開き従順、友達が少ない、フレンドリーな性格、寂しがり屋、反骨精神が旺盛、愚痴っぽい、協調性に欠ける、組織や集団行動が苦手、周囲のことに干渉しない、干渉や束縛が嫌い、一人で思った時に思った事を進めるのが好き、ハマり易い、一つの事をとことん追究する、中途半端な事を嫌う、納得いくまで行動する、興味がある事と興味がない事がハッキリしている、自分の得意分野では自信家、欲しいものは手に入れる、物欲が強い、浪費や衝動買いが多い、アイディアマン、頭の回転が速い、面倒くさがり、思い通りにならないと機嫌が悪くなる、目下の人との縁が薄い、周囲の人から援助を受ける強運の持ち主、自分からは告白しない。

なお、上記の特徴は、火星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、火星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

シモンから見たニア

ニアは螺旋王の娘ですが、アンチスパイラルのメッセンジャー(使い)でもあります。

ニアからメッセンジャーに変身し、アンチスパイラルの意思を伝えるニアに対して、シモンは次のように発言しています:

「いつも以上に言っていることが分からないぞ」.

さらに、

「お前はそんな言葉ではしゃべらなかっただろ、もっと取り留めがなくて意味わからなくて、でももっと温かくて気持ち良くて」.

ちなみに、水星人と火星人の相性は比較的良いようです。特にビジネスパートナーとしは相性が良いようですが、結婚生活を維持するには互いに努力が必要なようです。

ロシウは何星人か

出典元:Amazon.co.jp

次に「ロシウが何星人か」を考えてみたいと思います。

ロシウは、子供の時からしっかり者で、硬派なタイプです。

また、責任感や正義感がとても強く、自分にも他人にも筋を通そうとする厳しさがあります。

また、目的のためなら手段を選ばないところがあります。例えば、人口を把握・管理するために、地下暮らしを望む人々を強制的に地上に出させたりします。

なお、アンチスパイラルとの一件で逮捕されたシモンはロシウに対して次のように発言しています:

「神の掟(おきて)に、今度は法律か、よくよく縛られるのが好きな男だな」.

獣人達に押さえ付けられるを嫌って戦って来たシモンにとって、ロシウの決め事に厳格な姿勢はやや融通が利かな過ぎるのかもしれません。ただ、シモンもロシウの高い能力は認めており、アンチスパイラルとの戦い以後はロシウに未来の道を託します。

また、アンチスパイラルとの戦い以後は、ロシウの地道な働きが実を結び平和な宇宙が保たれています。

以上のことから考えると、ロシウは土星人の可能性があります。

土星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

理想主義者、理想が高い、実利よりも名誉を重んじる、想像力が豊かで独創的・創造的、何事も白黒はっきりさせたい、潔癖な性格、整理整頓好きでキッチリしている、礼節を重んじる、プライドが高い、近寄り難い雰囲気がある、二面性の性格をもつ、性格に表と裏がある、本性は出さない、上辺だけの付き合いが得意、理にかなっていればどんな事でも素直に受け入れる、お人好し、詐欺師に騙されやすい、おだてに弱い、真っ直ぐすぎる、逆境や試練に強い、責任感が強い、正義感が強い、困っている人を放っておけない、人が嫌がるような仕事でも率先してやる、寡黙にコツコツと仕事をする、自分にも他人にも厳しい、律義、一本気、真面目、周囲からの信頼が厚い、愚痴をこぼさない、ストレスがたまりやすい、気に障ることがあるとキレてしまう、束縛されると自分の能力が発揮できない、物を教えるのが苦手、人の好き嫌いが激しい、偏食、嫉妬心が強い、負けず嫌い、気持ちが顔や態度に出る、インドア派な人が多い、行動力に欠ける、協調性に欠ける、団体行動や組織が苦手、社会や組織の矛盾に憤りを感じる、理想と現実のギャップに悩む、自己主張が強い、自分の考えが一番正しいと思っている、唯我独尊、自分の考えを曲げない、頑固、融通が利かない、自分以外のことには興味を持ちにくい、保身に走る、したたかで冷酷な一面がある、倹約家、気分屋、機嫌が良い時と悪い時の差が激しい、飽きっぽい。

なお、上記の特徴は、土星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、土星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

ヴィラルは何星人か

出典元:Amazon.co.jp

次に「ヴィラルが何星人か」を考えてみたいと思います。

ヴィラルは、ややキザなところ(クールで格好付けているところ)がありますが、名誉や礼節を重んじる芯のある獣人です。

また、非常にお人好しなところもあり、どこか憎(にく)めない獣人です。

また、とても打たれ強く、何度倒されてもシモン達に立ち向かってきます。

なお、四天王の一人のアディーネには、尻尾(しっぽ)で何度も引っ叩かれますが、それでも忠義を尽くします。

また、一旦退却するのが上手いです。

また、螺旋王が倒されてからも、自分のなすべきことをするタイプで、自立している感じがします。

また、人から命令されることが好きではないようで、命令ではなく提案なら素直に受け入れます。

ヴィラルは土星人ぽいところと水星人ぽいところがあるので、判断が難しい人物ですが、やや軽く柔軟な雰囲気を重視すると、ヴィラルは水星人なのかもしれません。

なお、ある記事によれば、水星人には「冷静な状況分析力」があり、無理だと分かった時は一旦動くことを止め、しかるべき時を待つそうです。

ヴィラルの「一旦退却するのが上手い」という特徴も水星人のこのような特徴に関係しているのかもしれません。しかし、一旦退却するのは、獣人の夜は動けなくなるという性質のためかもしれませんが。

ちなみに、キタンも土星人ぽいところと水星人ぽいところがある人物だと思います。何星人かの判断が難しいです。ただ、黒い服を着ていて正義感が強くお人好しな面もあるので、土星人かもしれません。

螺旋王(らせんおう)は何星人か

出典元:Amazon.co.jp

最後に「螺旋王(=ロージェノム)が何星人か」を考えてみたいと思います。

螺旋王は、非常に知的で超クールです。

また、大抵は周囲に女性達を侍(はべ)らせています。

また、部下の四天王達から指図されることを嫌います。

また、四天王達に対して「友情」というものを知らないと発言しています。

また、圧倒的な実力をもっていますが、それがゆえに、人間を侮(あなど)ったり、最後の最後で油断してしまうところがあります。

また、螺旋王の恐怖による人間の支配にはそれなりの理由がありました。

また、最終的には自分を犠牲にして、シモン達の勝利に大きく貢献します。

以上のことから考えると、螺旋王は水星人の可能性があります。