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映画・アニメ

アニメ『でーじミーツガール』を見て洞察力を磨く

今回は、アニメ『でーじミーツガール』の登場人物を六星占術で分析してみたいと思います。

【注意】

  • アニメ『でーじミーツガール』のネタバレを含みます.
  • 六星占術の簡単な知識があった方が楽しめると思います.

あらすじ

引用元:アニメ『でーじミーツガール』より

© 波之上青年団/でーじミーツガール製作委員会

沖縄のホテルで父親の手伝いをする少女のもとに、怪奇現象を呼び寄せる青年が東京からやって来た物語。

ケガのために部活ができなくなってしまった比嘉 舞星(ひが まいせ)は、華の高校一年の夏休みに特にすることもなく、取り敢えず父親・海星(かいせい)のホテルの手伝いをしていました。

そこに、端正な顔立ちだが無愛想な青年・すずぎ いちろう(?)が宿泊しにやって来ます。

すずぎはなぜか怪奇現象を呼び寄せます。暇を持て余していた舞星は興味津々、積極的にすずきに関わって行きます。

しかし、すずきは冷(さ)めていて、怪奇現象にも慌てず、むしろこのまま怪しい世界に浸(ひた)りたいと考えているようです。

ややせっかちな舞星は、直ぐに怪奇現象を止めようとしますが、そのことですずきを怒らせてしまいます。翌日、気まずくなった舞星は、補習授業の後、祖母・テル子のもとをそれとなく訪れていましたが、・・・・。

果たして、連続怪奇現象は止まるのでしょうか、すずきは何者で一体何を考えているのでしょうか、舞星すずきの関係はどうなってしまうのでしょうか。

六星占術による分析

アニメ『でーじミーツガール』は、沖縄を強く感じられるファンタジー系アニメです。実際に、登場人物の多くが沖縄の方言で話します。

ただ、とても短いアニメで、全話で30分弱しかありません。

ゆえに、登場人物が何星人か判断するのは、難しいかもしれません。つまり、一時的な特徴や性質に囚(とら)われてしまい、間違った判断に至るかもしれません。

しかしながら、取り敢えず分析してみたいと思います。

このアニメは、金星人や水星人を学びたい方には非常にお薦めだと思います。

なお、30分版の『でーじミーツガール』の視聴がお薦めです。

舞星(まいせ)は何星人か

引用元:アニメ『でーじミーツガール』より

© 波之上青年団/でーじミーツガール製作委員会

それではまず、「舞星が何星人か」を考えてみたいと思います。

舞星は、常に自然体で、やや子供っぽい感じが残る元気な16歳です。

また、靴はスポーツシューズを履いており、活動的な女の子(おてんば娘)であることを推測させます。実際に、行動力があり、舞星が走るシーンが多いです。

また、思ったことを直ぐに口にしてしまうところがありますが、誰にでも(特にお客さんに)気遣いができるタイプです。

実際に、酔っ払ってやりたい放題のお客さん達にも何とか取り繕(つくろ)います。

また、明るく素直で、優しくされるとやや照れながら喜びます。

また、「おっちょこちょい」なところがあり、すずきの飲み物をこぼしたり、すずきが買った琉球ガラス(コップ)を2階から落として割ってしまったりします。

また、芸能人ではないかと噂されているすずきの過去に興味津々で、あれやこれやと質問します。好奇心旺盛です。

また、すずぎが追手を嫌って敢えて捨てたGPS付きスマホをすずぎのもとに届けるなど、やや早とちりでややお節介なところがありますが、自暴自棄になっているすずきのことが心配なようです。

また、すずぎが「まぁまぁ楽しかったよ、沖縄」とやや上から目線の発言をすると、人知れず怒り出すところがあります。

沖縄をバカにしないでもらいたいようです。郷土愛が強いのかもしれません。

また、勘が鋭く、すずきが怪奇現象の原因であることを直ぐに悟ったり、すすぎの追手がやって来たことに直ぐに気付きます。

以上のことを考えると、舞星には

  • 行動力抜群
  • 思ったことを直ぐに口にしてしまう
  • 気遣いができる
  • 明るく素直
  • おっちょこちょい
  • 好奇心旺盛
  • 誰とでも打ち解けやすい
  • 勘が鋭い

などの特徴があるので、金星人の可能性が高いと思います。

金星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

せっかち、行動力抜群、じっとしていることは苦手、思い立ったら即行動、スピーディー、アウトドア派な人が多い、自由人、自由奔放、天真爛漫、束縛されるのが嫌い、誰とでも打ち解けやすい、コミュニケーション能力が高い、場を和ませるムードメーカー、相手の気持ちを察して行動する、平和主義者、周りに人が居なくても平気、友達がいなくても寂しくない、頭の回転が速い、勘が鋭い、先行きを読むのが得意、合理的、無駄が嫌い、要領が良い、臨機応変に対応できる、器用、古い価値観に囚われない、独創的な発想力をもつ、アイディアが豊富、センスが良い、オシャレ、流行に敏感、ファッションに興味がある、美的な感性が鋭い、好奇心旺盛、チャレンジ精神旺盛、慎重さがない、深く考えない、深く反省しない、口が軽い、コツコツと地道な努力を重ねるのが苦手、警戒心がない、肝心な所でポカをすることがあるので信頼性は低い、最終的な詰めが甘い、周囲から軽く見られ易い、家庭に落ち着かない、好きになったら相手に飛びつく、気持ちが長続きしない、飽きっぽい、好きなことには没頭する、明るく前向き、過去を引きずらない、落ち込む時間が短い、ユーモアがある、強運(金運)の持ち主、子供っぽく純粋、目下の人に厳しく目上の人に優しい、社交的、裏方には向いていない、注目を浴びるのが好き、仕切りたがり屋、グループのまとめ役。

なお、上記の特徴は、金星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、金星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

舞星の意外な発言

金星人の人は、「平和主義者」,「相手の気持ちを察して行動する」,「誰とでも打ち解けやすい」という特徴があり、私のこれまでの調査では、人の呼び方に注意を払う節があります。

しかしながら、舞星は、お客さんでもあるすずきのことを、「すずき いちろう」とフルネームで呼びます。

なお、舞星は、すずきを同い年ぐらいだと思っているようです。

すずき君」や「すずきさん」なら分かるのですが、なぜ「すずき いちろう」と呼ぶのか不思議です。沖縄では、フルネームの方が普通・自然なのでしょうか。

それとも、「すずき いちろう」が偽名であると感づいて、わざとフルネームで呼んでいるのでしょうか。もしくは、単に野球好きなのでしょうか。

ただ、もちろん、人の呼び方に注意を払っていない金星人の方も多いとは思いますが。

ちなみに、すずきは舞星のことを「比嘉(ひが)さん」と呼びます。

舞星の面白さ

舞星の気付かれにくい面白さを紹介します。

物語の後半で、舞星は、すずきの過去にタイムスリップするような感じになります。

そのすずきの過去の世界での舞星の振る舞いが面白いです。(やはり、舞星は、良い意味で、「オモシロ人間」だと思います。)

すずきの過去を紹介する場面なので気付かれにくいと思いますが、すずきよりも舞星に注目すると意外な面白さがあると思います。

引用元:アニメ『でーじミーツガール』より

© 波之上青年団/でーじミーツガール製作委員会

すずきは何星人か

引用元:アニメ『でーじミーツガール』より

© 波之上青年団/でーじミーツガール製作委員会

次に、「すずきが何星人か」を考えてみたいと思います。

すずきは、無愛想でクール、やや上から目線の発言が少なくない青年です。

また、魚には詳しく、沖縄の魚たちを見て、次々にその名前を呼んで行きます。お魚博士です。

また、舞星に「プロ意識見せろ」と呼びかけたことがありました。つまりは、お金を払っている分だけきちんと仕事をしろということでしょうか。シビアです。

また、すずきには優しい面もあり、舞星と共に巨大樹ガジュマルに登った際には、舞星に手を貸してあげたりします。

また、舞星の祖母・テル子(霊能者)によると、すずきはちょっと難儀(なんぎ)な子で、そのオーラはピカピカ光って見えるそうです。

また、実はすずきは、アイドルグループの卵で武道館で公演をやる予定でしたが、中止になってしまいました。

また、すずきが沖縄を訪れた理由は、いわゆる現実逃避で、仕事とか人間関係とか色々全部から逃げるためであるようです。

また、すずきは努力家で、ダンスや演技の練習では稽古場に一番最初に来て一番最後まで練習を続けていました。

さらに、生活費も自分で稼いでいるようで、東京では居酒屋でバイトもしていました。

また、公演中止の一件で、すずきはすっかり自信を失ってしまい、ナイーブな(自暴自棄な)状態になっていており、しばらく一人になりたいようです。(実はそこをイケメン好きな「沖縄の化け猫」に付け込まれます。)

また、好奇心旺盛な舞星にあれこれ聞かれても、自分の話はほぼしません。

また、すずきは冷静に怒るタイプで、怒ると「(すずきの部屋から)出て行ってもらえないか」と言います。

また、お人好しな面もあり、海星にホテルの手伝いを頼まれると、客なのに手伝いをします。

また、化け猫の世界でナイーブになっているところを舞星に「(すずきは)でーじ(=大変)凄い」と呼びかけられたことですずきは正気に戻ります。

さらに、舞星に「(すずきは)てっぺんが似合う」と言われます。

以上のことを考えると、すずきには

  • クール
  • やや上から目線
  • 知的(お魚博士)
  • 根は優しい
  • ちょっと難儀な子
  • 一旦退散する(東京から逃げる)
  • 努力家
  • 自立心が強い
  • てっぺんが似合う

などの特徴があるので、水星人の可能性が高いと思います。

水星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

冷静かつ慎重に行動する、頭の回転が速い、勘や直感が鋭い、観察力や分析力に長けている、物事を客観的に捉えることが得意、感情に流されにくい、クールで賢い人が多い、計算高い、人を利用するのが上手い、単独行動が好き、集団行動が苦手、常に誰かと居るのは苦手で自分の時間や空間が必要、他人にあまり興味がない、周りに頼るのが下手、一人でコツコツ取り組めるものに向いている、集中力がある、目標に向けて努力を積み重ねることができる、困難に強い、メンタルが強い、自分一人の力で成り上がる、話し上手、ソフトな性格、財運がある、一代で財を成す実業家タイプ、お金儲けがうまい、仕事ができる、部下に恵まれる、お金に細かい、損得勘定が得意、目上の人や両親(父親)との縁が薄い、家庭運がない、独立心や自立心が強い、初代運の持ち主、人に指図されるのが嫌い、相手の上に立ちたがろうとする、自由に行動できる環境で伸びる、物や人の好き嫌いが極端、利己的で冷たい、自分勝手で独善的な人と思われ易い、自分の価値観を優先させるので協調性が低い、相手の気持ちや事情を思いやることが苦手、頑固で意思が強い、考えが偏っている、決めつけが激しい、個性的、カリスマ性がある、困難な人生を歩むこともあるので情に厚く涙もろい、他者の評価や意見を気にする、短気、熱しやすく冷めやすい、新しいもの好きで飽きっぽい、恋愛好き。

なお、上記の特徴は、水星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、水星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

すずきの運命

水星人の人には「困難に強い」,「メンタルが強い」,「頑固で意思が強い」という特徴があるので、大抵のことでは自分の目標を諦(あきら)めることはないと思いますが、一時的には弱気になる(逃げ出す)こともあるようです。

しかし、水星人の人は天下取りの運を持っているので、諦めなければ、てっぺんを取ることも可能かもしれません。

ただ、六星占術的には、水星人の人はグループによる活動は得意ではないと言われています。ソロの方が向いているかもしれません。

ちなみに、六星占術によると、水星人と金星人の相性は良いようです。

海星(かいせい)は何星人か

引用元:アニメ『でーじミーツガール』より

© 波之上青年団/でーじミーツガール製作委員会

次に、「父親の海星が何星人か」を考えてみたいと思います。

海星は、沖縄民謡を歌いながら三線を弾くが得意で、お客さん達の前でよく弾き歌っています。

また、どんなお客さんとも、打ち解けてしまいます。そして、女性のお客さん達の前では、デレデレしてしまいます。

その割に、舞星には「男のこと考えてないで手を動かせよ」と言います。そのためか、舞星はやや反抗期です。

また、怖がりなところがあり、不気味な雷がひときわ高く鳴り響いた際には、舞星の腕にしがみついていました。

また、怪奇現象には比較的大らかで、怪奇現象の原因を突き止めようとはしません。

また、海星がすずきにホテルの手伝いをさせたのは、舞星と仲良くなってもらいたかったからかもしれません。

実際に、すずきが手伝いをしたことで、舞星とすずきの仲は少し縮まりました。

以上のことからでは、情報が少ないので、何星人かの判断はできませんが、

  • 歌が上手い
  • 誰とでも打ち解ける
  • 怖がり
  • 大らか

などの特徴があるので、もしかすると、海星は天王星人なのかもしれません。

天王星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

楽観的で前向き、寛容、根が優しい、争い事が嫌い、感情や人情を優先する、寂しがり屋、人から嫌われたくないという気持ちが強い、八方美人、優柔不断、決断力がない、物事を先延ばしにする、ルールや時間にルーズ、管理が苦手、計画性がない、事なかれ主義、現実主義的、現実的に話を進めていく、結果を重視する、論より証拠、したたかで計算高い、贈り物は高価な物が好き、品物を贈って気持ちを伝える、逆境やピンチに強い、気持ちの切り替えが早い、嫌なことは直ぐに忘れる、些細なことは気にしない、常識に囚われない、環境の変化に素早く対応する、頑固一徹、一度決めたらどこまでも突き進んでしまう頑固さがある、思い立ったら即行動、仕事では妥協しない、好奇心旺盛、出会った人から色々なことを吸収して成長していく、勉強家、人と関わるのが大好き、コミュニケーション能力が高い、初対面の人と打ち解けるのが得意、人に囲まれていることで安心しイキイキする、さりげない心配りができる、人付き合いを大切にする、友達が多い、周囲にいつも人が集まって来る、協調性がある、人懐っこい笑顔が印象的、シャイな面もある、大勢で居ると疲れるので一人で居る時間も好き、世渡り上手、人に頼るのが上手い、頼まれたら断れない、困っている人を見過ごせない、恋愛好き、浮気性、スリルを楽しむ、波乱万丈の人生に憧れる、夢が見つかるまで職を転々とする、ケチ、短気、我がままな言動が目につくこともある、家庭運に恵まれている、家族とのコミュニケーションを大切にする。

なお、上記の特徴は、天王星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、天王星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

テル子は何星人か

引用元:アニメ『でーじミーツガール』より

© 波之上青年団/でーじミーツガール製作委員会

最後に、「祖母のテル子が何星人か」を考えてみたいと思います。

テル子は、沖縄の霊能者で、達観している人物です。何か底知れぬ余裕があります。

また、すずきがどのような人物か瞬時に判断し、すずきのオーラを直ぐに見て取りました。

また、何気に舞星が最も信頼を置く人物であると推測されます。

また、舞星によると、テル子は何でも分かっているようです。舞星が憧れる人物です。

以上のことからだけでは、情報が少な過ぎて、何星人か判断できませんが、今回は霊感が強いことを重視して強引に推理してみたいと思います。

四柱推命によると、霊感が特別に強い人は、火星人や金星人の人の中に多いようです。

すると、金星人ぽい舞星が信頼を置いていて慕(した)っていることから、テル子は火星人かもしれません。

もちろん、テル子が金星人の可能性もありますが、今回は、金星人と火星人の相性の良さを重視して強引に推理しました。

火星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:

人見知り、恥ずかしがり屋、警戒心が強い、秘密主義、本心を語らない、何を考えているのか分からず謎が多い、天然で不思議なタイプ、人から誤解されやすい性格、マイペース、自分の世界や自分のポリシーをもつ、変わり者、世間知らず、子供っぽい面もある、気分屋、感性で行動する、人に信用されにくい、セクシーな魅力がある、本質を鋭く見抜く、芸術的センスが高い、感受性が強い、繊細、メンタルが弱い、傷付きやすい、心配性、パーソナルスペースがとても広い、逆境に弱い、裏切りがあると傷ついてスパっと縁を切ってしまう、自分の心の中を読まれることが嫌い、図々しい人には壁を作る傾向がある、自分が認めた人には心を開き従順、友達が少ない、フレンドリーな性格、寂しがり屋、反骨精神が旺盛、愚痴っぽい、協調性に欠ける、組織や集団行動が苦手、周囲のことに干渉しない、干渉や束縛が嫌い、一人で思った時に思った事を進めるのが好き、ハマり易い、一つの事をとことん追究する、中途半端な事を嫌う、納得いくまで行動する、興味がある事と興味がない事がハッキリしている、自分の得意分野では自信家、欲しいものは手に入れる、物欲が強い、浪費や衝動買いが多い、アイディアマン、頭の回転が速い、面倒くさがり、思い通りにならないと機嫌が悪くなる、目下の人との縁が薄い、周囲の人(目上の人)から援助を受ける強運の持ち主、末代運(締めくくり・後始末役)をもつ、自分からは告白しない。

なお、上記の特徴は、火星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、火星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。

舞星の性質

舞星はすずきの琉球ガラスを割ってしまい、すずきとの関係が悪くなってしまいました。

そんな時、舞星はテル子のもとを訪れました。テル子は舞星に何かあったことを直ぐに悟ります。

しかし、舞星はトラブルが起きたことをテル子に話しません。

実際に、舞星はテル子に「何でもなぁ~い」と言って帰って行きました。

金星人の人には、問題を自分一人で抱え込む傾向があるようです。つまり、誰かに相談して問題解決を図ることは少ないのかもしれません。

火星人の人は繊細なところがあるので、金星人の人の「困ってますサイン」を何となく察知できるのかもしれません。(金星人の人は、火星人の人を頼ると良いようです。)

なお、偶然すずきが二人の前を通り掛かったことで、テル子は悩む舞星に上手く助言できたような感じになりました。