今回は、アニメ『アホガール』の登場人物を六星占術で分析してみたいと思います。
【注意】
- アニメ『アホガール』のネタバレを含みます.
- 六星占術の簡単な知識があった方が楽しめると思います.
あらすじ
テストはいつも0点だからこそ、天才的な思考回路と高い身体能力を存分に発揮している女子高校生の生態・日常を描(えが)いたギャグアニメ。
勉強熱心な男子高校生の阿久津 明(あくつ あくる:通称あっくん)には、1つの大きな悩みがある。
それは、幼馴染みでクラスメイトの花畑よしこ(はなばたけ よしこ)が、飛び抜けた思考回路と行動力をもつウルトラ・ガールで、そのよしこから一方的に好かれており、やたらと生活や勉強を邪魔されることである。
それでも、よしこの母のよしえから、よしこをせめて人間並みにして欲しい懇願されているあっくんは、社会的な正義感からよしこの教育指導を引き受けてしまっている。
ちなみに、実はよしえは自分の老後の心配から、優秀なあっくんとよしこが結婚してくれることを強く望んでおり、そのためなら手段を選ばないヤバイ人間なのである。
騒がしく羞恥心のかけらもないよしこであるが、外見は割と良いためか、なぜか可愛らしい友人が一人いる。
その友人は、隅野さやか(すみの さやか)といい、常識人ではあるが、よしこの奇行・奇言に概(おおむ)ね寛容である。そして、あっくんによしこ以外の友達がいないことを知ると、あっくんとも友達になる。
ある朝、よしこに嵌(は)められたあっくんは、風紀委員長にエロ本を没収される。
しかし、風紀委員長の胸が大きいことに気が付いたよしこは、「風紀を乱(みだ)しているのは、委員長の大きな胸の方だ」と主張し始め、朝からひと暴れする。
この一件で、よしこの暴走を止めたあっくんは、委員長から好かれてしまう。
ちなみに、成績優秀なあっくんには可愛い妹・瑠璃(るり)がいるが、残念ながら、るりは努力しているにもかかわらず勉強ができない。
そんな妹に愛おしさを感じているあっくんだが、しばしば妹の機嫌を損(そこ)ねてしまう。
そう、実はあっくんも不器用な人間なのである。
実際に、あっくんの不器用な面が原因でクラスメイトのギャル・栄村 茜(えいむら あかね)と言い争うことが多い。
六星占術による分析
アニメ『アホガール』は、安易に軽視できないアニメであり、金星人の美学が貫かれている奇跡的な作品だと思います。
金星人の本能的な部分を学びたい方には非常にお薦めです。
よしこは何星人かとても分かり易いと思いますが、それでは、あっくんやさやかちゃんは何星人でしょうか。
一見、難しいことを考えず見た方が良いアニメに思えますが、難しいことを考えながら見た方が良いのではないかと思える希少なギャグアニメだと思います。
また、落ち込んでいる時に見ると、元気がもらえる天才的アニメだと思います。
また、3人に1人ぐらいは、良い意味で、よしこの信者になってしまう(よしこに洗脳されてしまう)かもしれません。
よしこは何星人か
それではまず、よしこが何星人かを考えてみたいと思います。
よしこの抜群の行動力や積極性、さらには、
- 明るく常に前向きな姿勢
- コミュニケーション能力の高さ(人の輪に入るのが上手い)
- 勘の鋭さ
- 行動や思考のスピーディーさ
- 奇抜な発想能力
から考えて、よしこは金星人の可能性がかなり高いと思います。
もちろん、金星人の方が全てよしこのような人物という訳ではありませんので、ご注意頂ければ幸いです。
あくまで、よしこはギャグアニメのキャラクターであり、実在する人物ではありません。単に金星人の特徴を沢山もっているだけなのです。
ちなみに、金星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
せっかち、行動力抜群、じっとしていることは苦手、思い立ったら即行動、スピーディー、アウトドア派な人が多い、自由人、自由奔放、天真爛漫、束縛されるのが嫌い、誰とでも打ち解けやすい、コミュニケーション能力が高い、場を和ませるムードメーカー、相手の気持ちを察して行動する、平和主義者、周りに人が居なくても平気、友達がいなくても寂しくない、頭の回転が速い、勘が鋭い、先行きを読むのが得意、合理的、無駄が嫌い、要領が良い、臨機応変に対応できる、器用、古い価値観に囚われない、独創的な発想力をもつ、アイディアが豊富、センスが良い、オシャレ、流行に敏感、ファッションに興味がある、美的な感性が鋭い、好奇心旺盛、チャレンジ精神旺盛、慎重さがない、深く考えない、深く反省しない、口が軽い、コツコツと地道な努力を重ねるのが苦手、警戒心がない、肝心な所でポカをすることがあるので信頼性は低い、最終的な詰めが甘い、周囲から軽く見られ易い、家庭に落ち着かない、好きになったら相手に飛びつく、気持ちが長続きしない、飽きっぽい、好きなことには没頭する、明るく前向き、過去を引きずらない、落ち込む時間が短い、ユーモアがある、強運(金運)の持ち主、子供っぽく純粋、目下の人に厳しく目上の人に優しい、社交的、裏方には向いていない、注目を浴びるのが好き、仕切りたがり屋、グループのまとめ役。
なお、上記の特徴は、金星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、金星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
よしこの特徴
さらに、よしこの興味深い特徴を紹介していきたいと思います。
- 食べ物(バナナやお菓子)をもらうと喜ぶ
- 話を一人でどんどん進めてしまう(あっくんはついて行けない)
- 口が軽い(さやかちゃんのパンツの柄をばらそうとする)
- 自分が一番可愛いと思っている(さやかちゃんより可愛いと思っている)
- ゲーム好き(学校にゲーム機を持ち込みクラスメイトと徹夜でゲームする)
- お祭り好き(目立ちたがり屋か? 阿波踊りも好きみたい)
- せっかち(ヒーローショーでヒーローが出て来るのを待ってられない)
- 映画館でも騒がしい(周囲のことまで気が回らない・映画に夢中になってしまう)
- 好奇心旺盛(特にエロいことや恋話に)
- あっくんに何度も強めにツッコまれても反省しない
- あっくんに迷惑をかけていることは自覚している
- あっくんの生活面でのサポートには感謝している(朝寝坊防止、忘れ物防止)
- 身体能力が高い(自分の家から隣のあっくんの家までジャンプする)
- 正直すぎる(ギャル達に向かってギャルは勉強なんてしないと言ってしまう)
- 人の話を聞いていない(「ほぉ, なるほどね」と相槌を打つが結局「遊ぼうぜ」)
- やり過ぎてしまう(あっくん宅に忍び込むが、あっくんの布団にまで忍び込む)
- 意外と面食い(あっくんの顔が合格だったから、好きになる)
- 発言と行動が伴(ともな)わない(「私だって恥ずかしいんだよ!」と言うが)
このようによしこには興味深い特徴が沢山あり、金星人を学びたい方にはとても勉強になると思います。
よしこに洗脳されてしまった人々
実は、よしこには人を洗脳してしまう又は上手く乗せてしまう天才的な才能があります。そこで、よしこに洗脳されてしまった人々をご紹介します。
- さやかちゃん(いつからよしこの信者になってしまったのかは不明)
- 黒崎龍一(不良)(よしこに張り手をもらい「いいから遊ぼうよ」と言われ信者に)
- 犬(よしこにまたがわれ、敗北してしまい飼い犬に)
- 押枝あつこ(担任の先生)(よしこの「分からないことは分かっている論」に激震)
- 押枝あつこ(担任の先生)(よしお(=男装したよしこ)にメロメロになる)
- お祭りに参加する町内会の男達(よしこの悪目立ちを阻止するはずが)
- のぞみ(近所の子供達の一人)(犬やヒーローショーの敵から守られて信者に)
- あかね(同級生のギャル)(本人も気付かない内に少しずつ洗脳されている)
このようによしこに洗脳されてしまった人は多く、よしこの影響力・存在力の強さには驚かされます。
一方で、そんなよしこに洗脳されにくい人々もいます。
- あっくん
- 近所の男の子達
- るりちゃん
- 風紀委員長
ただ、風紀委員長は少し微妙なところがあります。
あっくんは何星人か
次に、あっくんが何星人かを考えてみたいと思います。
水星人の可能性
あっくんは、基本的にはよしこに対するツッコミ役で、常識人です。
とてもクールなところがあり、勉強に集中したいためか友達は作ろうとしません。
ただ、よしこの飼い犬には優しく、可愛がっています。
以上のことから考えると、水星人の可能性が考えられます。
水星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
冷静かつ慎重に行動する、頭の回転が速い、勘や直感が鋭い、観察力や分析力に長けている、物事を客観的に捉えることが得意、感情に流されにくい、クールで賢い人が多い、計算高い、人を利用するのが上手い、単独行動が好き、集団行動が苦手、常に誰かと居るのは苦手で自分の時間や空間が必要、他人にあまり興味がない、周りに頼るのが下手、一人でコツコツ取り組めるものに向いている、集中力がある、目標に向けて努力を積み重ねることができる、困難に強い、メンタルが強い、自分一人の力で成り上がる、話し上手、ソフトな性格、財運がある、一代で財を成す実業家タイプ、お金儲けがうまい、仕事ができる、部下に恵まれる、お金に細かい、損得勘定が得意、目上の人や両親(父親)との縁が薄い、家庭運がない、独立心や自立心が強い、初代運の持ち主、人に指図されるのが嫌い、相手の上に立ちたがろうとする、自由に行動できる環境で伸びる、物や人の好き嫌いが極端、利己的で冷たい、自分勝手で独善的な人と思われ易い、自分の価値観を優先させるので協調性が低い、相手の気持ちや事情を思いやることが苦手、頑固で意思が強い、考えが偏っている、決めつけが激しい、個性的、カリスマ性がある、困難な人生を歩むこともあるので情に厚く涙もろい、他者の評価や意見を気にする、短気、熱しやすく冷めやすい、新しいもの好きで飽きっぽい、恋愛好き。
なお、上記の特徴は、水星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、水星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
確かに、あっくんは短気なところもあり(直ぐ怒る)、誰に対してもはっきりと物を言うタイプです(例えばクラスメイトのギャル達にも)。
しかしながら、水星人にしては、よしこの面倒を見すぎな気がします。
水星人なら、毎朝、隣に住むよしこを起こしに行くことはないと思います。
さらに、水星人には「目下の者(子供達や部下など)に受けがいい」という特徴がありますが、あっくんは妹に「ビミョウなお兄ちゃん」と認識されています。
よって、あっくんが水星人である可能性はかなり低いかもしれません。
木星人の可能性
風紀委員長によると、あっくんは「目つきが悪く、無愛想で、ドSで、たまに優しい」とのことです。さらに、完璧人間とも言っていました。
また、さやかによると、あっくんは「偏屈で、頑固で、友達を作ろうとしない」とのことです。
さらに、さやかによると、あっくんは真面目で冷静な感じの子が好きなようです。
また、よしこによると、あっくんは「女心が分からなそう」とのことです。
また、第6話(犬とあっくんが映画を見る回)によると、あっくんにはあまのじゃくなところがあり、本心とは逆のことを言ってしまうところがあることが分かります。
「世話好きで、気性が荒い面(短気な面)もあり、あまのじゃく」となると、あっくんは木星人かもしれません。
木星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
家庭や家族を大切にする、管理が好き、根が真面目、コツコツ型の努力家、優等生タイプ、論理的で理屈っぽい、素直になれない、自分の本当の気持ちを伝えるのが苦手、あまのじゃく、ルールを守らない人が嫌い、気性が荒い面もある、攻撃的になりやすい、負けん気が強い、自尊心が強い、ひと言多い、敵を作りやすい、人を見下す、偽善者、堅実で慎重な性格、口が堅い、サポートがうまい裏方タイプ、奉仕精神がある、人の役に立つことが好き、世話好き、度胸がある、何事にも向かって行く、大胆、精神的にタフ、忍耐強い、我慢強い、体力がある、責任感が強い、有言実行、信頼感がある、支援者に恵まれる、社会性が高く社会的に出世し易い、感情より理性を重んじる、几帳面、ストレスをため込み易い、計画を立てて行動する、常識人、大器晩成型、家庭第一主義者、浮気はしない、家事全般が得意、子ぼんのう、妻を大切にする、子宝に恵まれやすい、奥手、人づき合いが苦手、口下手、相手の気持ちを汲み取るのが苦手、デリカシーがない、不器用な性格、冒険や変化を好まない、保守的、伝統を守る、柔軟性に欠ける、迅速な決断が苦手、堅物、控えめで物静か、目立つ存在ではない、内向的、面白味がない、根が暗い、元々は凡人が多い、才能に恵まれている訳ではない、組織に従属する、組織での自分の存在価値を気にする、承認欲求が強い、世間体や人の評価を気にする、母親や兄弟や友人との縁が薄い、親の跡継ぎに向く。
なお、上記の特徴は、木星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、木星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
金星人ぽいところ
あっくんは木星人の可能性が高いと思いますが、金星人ぽいところもありますので、ご紹介します。
あっくんはテストで100点に極めて近い点(98点とか)を取ることが多いのですが、なぜか100点は取れません。つまり、「詰めが甘い」とも考えられます。
また、あっくんは「おっちょこちょい」な面もあります。例えば、よしことるりと共に3人で映画館に行った際に、あっくんはるりをよしこと勘違いしてしまい、るりの胸倉(むなぐら)を掴(つか)んでしまいます。
その結果、ビックリしたるりは泣きそうになり、そこによしこが絡(から)んで来て、大騒ぎになります。
また、あっくんはよしこに強めのツッコミを入れる際にプロレスの技を使うことが多いです。金星人にはプロレス好きが多いような気がします。
考察:木星人と金星人の相性
あっくんとよしこの関係性は、アリとキリギリスに例えられるかもしれません。
アリがあっくんで、キリギリスがよしこですが、両者の関係性は真逆の関係と言えると思いますが、互いに弱点を補う関係性とも言えるかもしれません。
恐らく、よしこは本能的にあっくんのようなストッパー役(管理役)が必要であることを理解しているのだと思います。
そして、実は、あっくんにもよしこのような「あっけらかん」とした存在(教育指導してあげたくなる人物)が必要なのだと思います。
六星占術によると、金星人と木星人の相性は、あまり良くないと書かれていることが多いのですが、私のこれまでの調査では、金星人の方が原作のアニメには、木星人ぽい登場人物が出て来ることが多いです。
つまり、金星人ぽい登場人物の足りない部分を木星人ぽい登場人物が補っているのだと思います。
また、興味深いことに、私のこれまでの調査では、水星人の方が原作のアニメには、火星人ぽい登場人物が出て来ることが多いです。
つまり、水星人ぽい登場人物の足りない部分を火星人ぽい登場人物が補っているのだと思います。
さやかは何星人か
次に、さやかちゃんが何星人かを考えてみたいと思います。
さやかちゃんは、よしこに対してとても寛容で、いつも一緒に居ます。
また、友達のいないあっくんの友達になるなど、とても優しい子です。
また、いいとこのお嬢さん的な雰囲気(ガツガツしていなく品がある感じ)があります。実際に、お金持ちの家の子のようです。
ただ、優しすぎるためか、風紀委員長のストーキングを止めさせることができませんでした。つまり、委員長を傷つけてしまうことを恐れ、はっきりと言うことができませんでした。そして、止めるどころか委員長が喜びそうなことを言ってしまいます。
また、さやかちゃんは平和主義なところがあります。
例えば、さやかちゃんのパンツが原因で、花畑親子(よしえとよしこ)とあっくんがケンカしそうになった際には、さやかちゃんは自分のパンツを花畑親子に見せることでその場を収(おさ)めました。
さらに、カラオケボックスであっくんとクラスメイトのギャル達がケンカしそうになった際には、やや酔ってしまったさやかちゃんが自分の秘密(胸が平らなこと)を明かすことでその場が収まってしまいました。
また、さやかちゃんは恥ずかしがり屋なところがあります(特にエロいことには)。
以上のことから考えると、さやかちゃんは天王星人の可能性があります。
と言うのは、天王星人は寛容で、優しく、平和主義だからです。シャイな面もあります。
天王星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
楽観的で前向き、寛容、根が優しい、争い事が嫌い、感情や人情を優先する、寂しがり屋、人から嫌われたくないという気持ちが強い、八方美人、優柔不断、決断力がない、物事を先延ばしにする、ルールや時間にルーズ、管理が苦手、計画性がない、事なかれ主義、現実主義的、現実的に話を進めていく、結果を重視する、論より証拠、したたかで計算高い、贈り物は高価な物が好き、品物を贈って気持ちを伝える、逆境やピンチに強い、気持ちの切り替えが早い、嫌なことは直ぐに忘れる、些細なことは気にしない、常識に囚われない、環境の変化に素早く対応する、頑固一徹、一度決めたらどこまでも突き進んでしまう頑固さがある、思い立ったら即行動、仕事では妥協しない、好奇心旺盛、出会った人から色々なことを吸収して成長していく、勉強家、人と関わるのが大好き、コミュニケーション能力が高い、初対面の人と打ち解けるのが得意、人に囲まれていることで安心しイキイキする、さりげない心配りができる、人付き合いを大切にする、友達が多い、周囲にいつも人が集まって来る、協調性がある、人懐っこい笑顔が印象的、シャイな面もある、大勢で居ると疲れるので一人で居る時間も好き、世渡り上手、人に頼るのが上手い、頼まれたら断れない、困っている人を見過ごせない、恋愛好き、浮気性、スリルを楽しむ、波乱万丈の人生に憧れる、夢が見つかるまで職を転々とする、ケチ、短気、我がままな言動が目につくこともある、家庭運に恵まれている、家族とのコミュニケーションを大切にする。
なお、上記の特徴は、天王星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、天王星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
だがしかし:本当にさやかちゃんは天王星人か?
しかしながら、天王星人には「友達が多い」という特徴があるため、よしこばかりといつも一緒に居るのは天王星人ぽくない感じがします。あっくんも含めれば3人ですが。
また、天王星人には「常識に囚われない」や「ルールや時間にルーズ」という特徴があるため、さやかちゃんの常識があるところは天王星人ぽくない気もします。
また、何となくですが、さやかちゃんのオシャレな外見・雰囲気は天王星人ぽくない感じがします。もちろん、オシャレな天王星人の方もいらっしゃると思いますが。
また、さやかちゃんは他の人が気が付かない細かなところに気が付くことがあります。
例えば、よしこ、委員長、さやかちゃんの3人であっくん宅に忍び込んだ際には、あっくんが仕掛けたベランダの罠に気が付いたのはさやかちゃんのみでした。さらに、寝ているあっくんに耳栓をしたり、アイマスクをしたりと、細やかな気配りをしたのは、さやかちゃんでした。
さらに、みんなで温泉旅行に出かけた際に、黒崎龍一が居なくなっていることに気が付いたのは、さやかちゃんだけでした。
「金星人ぽいよしこと仲が良く、常識があり、細かいところに気が付く」となると、さやかちゃんは土星人や火星人である可能性もあります。
ただ、土星人や火星人はプライドが高いので、ケンカを避けるためでもパンツを見せることはないと思います。さらに、土星人や火星人なら、バナナ農家さんから電車賃を借りるためでも土下座はしないと思います。
つまり、さやかちゃんは何となく天王星人ぽくなく、土星人や火星人でもないということになりそうです。
さらに、クールな水星人でも生真面目な木星人でもないと思います。
つまり、さやかちゃんは何星人か極めて分かりにくいです。
私の結論
ただ、私としては、さやかちゃんは金星人ぽいところと火星人ぽいところがある人物だと思います。
金星人には「平和主義」という特徴がありますので、さやかちゃんの平和主義な面やオシャレな面は金星人で、常識があったり、細かいことに気が付いたり、恥ずかしがり屋なところがあったり、本能的に金星人(よしこ)と仲良くなってしまうところは火星人ぽい気がします。
ただ、火星人にしては、天然なところやミステリアスなところ、またはマイペースなところなどがありません。
しかし、さやかちゃんはあっくんを「あっくんさん」と呼んでいたり、よしこのような人物と仲が良いので、少し変わっている部分もあるのかもしれません。
なお、火星人には、世間の意見に惑わされずに、良いものは良いと判断するところがあるようです。
火星人の特徴としては以下のものが挙げられているようです:
人見知り、恥ずかしがり屋、警戒心が強い、秘密主義、本心を語らない、何を考えているのか分からず謎が多い、天然で不思議なタイプ、人から誤解されやすい性格、マイペース、自分の世界や自分のポリシーをもつ、変わり者、世間知らず、子供っぽい面もある、気分屋、感性で行動する、人に信用されにくい、セクシーな魅力がある、本質を鋭く見抜く、芸術的センスが高い、感受性が強い、繊細、メンタルが弱い、傷付きやすい、心配性、パーソナルスペースがとても広い、逆境に弱い、裏切りがあると傷ついてスパっと縁を切ってしまう、自分の心の中を読まれることが嫌い、図々しい人には壁を作る傾向がある、自分が認めた人には心を開き従順、友達が少ない、フレンドリーな性格、寂しがり屋、反骨精神が旺盛、愚痴っぽい、協調性に欠ける、組織や集団行動が苦手、周囲のことに干渉しない、干渉や束縛が嫌い、一人で思った時に思った事を進めるのが好き、ハマり易い、一つの事をとことん追究する、中途半端な事を嫌う、納得いくまで行動する、興味がある事と興味がない事がハッキリしている、自分の得意分野では自信家、欲しいものは手に入れる、物欲が強い、浪費や衝動買いが多い、アイディアマン、頭の回転が速い、面倒くさがり、思い通りにならないと機嫌が悪くなる、目下の人との縁が薄い、周囲の人から援助を受ける強運の持ち主、自分からは告白しない。
なお、上記の特徴は、火星人の人ならば全て当てはまるという訳ではなく、火星人の人でも当てはまらない特徴が幾つもあると思います。
風紀委員長は何星人か
次に、風紀委員長が何星人かを考えてみたいと思います。
風紀委員長は、風紀委員ということもあり、一見、しっかり者で硬派に見えますが、中身は色々と拗(こじ)らせてしまっているオモシロ人間です。
委員長の特徴を以下に挙げてみたいと思います。
- 行動力がある(あっくんのストーカーで変質者の気質がある)
- 身体能力が高い(よしこやよしえと互角に戦えるだけのスピードと技をもつ)
- 好きな人に飛び付く(持ち物検査と称してあっくんに飛び付こうとする)
- いつも暴走してしまう(あっくんの布団にもぐり込んだり、温泉で裸を覗いたり)
- ポジティブ思考・前向き(やや自分本位な考え方をする)
- 根はエロい(海水浴では大きな胸をアピールするが、あっくんは興味なし)
- 妄想癖がある(あっくんとの恋愛をいつも妄想する)
- 意外とノリが良い(よしこに上手く乗せられて男子に胸を触られそうになる)
- したたか(あっくんと仲良くなるため妹のるりちゃんに取り入ろうとする)
- せっかち
恐らく、風紀委員長は金星人なのだと思います。
もちろん、金星人の方が全て風紀委員長のような人物という訳ではありませんので、ご注意頂ければ幸いです。
ちなみに、不良の黒崎龍一も金星人(金星人のピュアな面や弱気な面を強調して表現したキャラクター)かもしれません。
よしえは何星人か
次に、よしこの母のよしえが何星人かを考えてみたいと思います。
よしえは、よしこの母だけあって、強烈な人物(スーパーオモシロ人間)で、真顔で奇想天外なことを言い出します。
まだ40歳ぐらいのようですが、既に老後の心配をしており(せっかち?)、優秀なあっくんとよしこが結婚することを強く望んでいます。
ゆえに、あっくんとよしこの仲を乱すような人物は徹底的に排除しようとします。
例えば、あっくんとさやかちゃんがよしこの家を訪れた際には、さやかちゃんがあっくんを狙っていないことを確認するために、さやかちゃんにパンツを見せるように言います。
そして、抵抗するさやかちゃんを素早く縛り上げてしまいます。
また、みんなで温泉旅行に出発する時も、よしえが現れ、風紀委員長があっくんを狙っていると悟ると、委員長の水着を素早く盗み出します。
そして、盗み出した水着を台無しにしようとしますが、黒崎龍一が止めに入ります。
そして、二人がもみ合っている時、龍一が思わず、「ババァ」という言葉を口にしてしまいます。
「ババァ」という言葉にキレてしまったよしえは、「この小童がぁ!」と絶叫し、龍一を勢いよく投げ飛ばします。そして、よしえは「貴様らガキとはくぐってきた修羅場の数が違うのよ」と続けました。
また、風紀委員長とよしえが道端で出会った際には、一瞬で委員長のブラのホックを外したり、委員長のパンツを一瞬で奪い取ります。ただ、詰めが甘いところがあり、よしえは最終的に委員長に出し抜かれてしまいます。
以上のエピソードから、よしえは、行動力があり、身体能力が高く、スピーディーで、目下の者に厳しい傾向にあることが分かります。
これらの特徴を考慮すると、よしえは金星人なのかもしれません。
もちろん、金星人の方が全てよしえのような人物という訳ではありませんので、ご注意頂ければ幸いです。
なお、よしえは二面性をもっているので、サイコパス系のキャラクターとも考えられなくもないです。
あかねは何星人か
次に、ギャルのあかねが何星人か考えてみたいと思います。
あかねは、やや口が悪く、勉強は面倒がってあまりやらず、授業中も騒いでいるようですが、学校行事を楽しみたい気持ちは強く、文化祭の実行委員を務めたりします。
また、オシャレには気を遣っており、彼氏が欲しいようです。
また、割と好奇心旺盛で、よしことは比較的気が合い、よしこと徹夜でテレビゲームをしたこともありました。ただ、よしこと友達であることは否定しています。
また、あっくんとは言い争いになることが多いです。気が強そうに見えますが、直ぐに泣いてしまう面もあります。
また、針にビビってしまい、ピアスの穴をなかなか開けられませんでした。恐らく、注射も嫌いなタイプだと思います。
また、割と警戒心がなく、よしこに容易にスカートをめくられてしまいます。
以上のことから考えると、あかねは金星人の可能性があります。
ただ、正確に予測するためには、あかねに関するエピソードがもう少し必要だと思います。
るりは何星人か
最後に、妹のるりちゃんが何星人か考えてみたいと思います。
るりちゃんは、よしこと仲が悪い訳ではありませんが、努力をしていないよしこを見下すところがあります。
実際に、年上のよしこを「よしこ」と呼び捨てで呼びます。
また、非常に努力家で、何度失敗しても努力を続けます。例えば、勉強や自転車を乗る練習で粘り強さを見せます。
また、勉強ができなくても良いと甘やかす兄の言動は好きではないようです。
また、もっと素敵なお兄ちゃんが欲しかったようで、あっくんは「微妙なお兄ちゃん」として認識されています。
以上のことからでは何星人か分かりませんが、努力家であることを重視すると、るりちゃんは木星人かもしれません。
ただ、るりちゃんは何となく金星人ぽい雰囲気を持ってるような気がします。
言い換えれば、木星人の真面目でやや堅そうな雰囲気(あっくんが持っているような雰囲気)があまりないような気がします。よって、木星人の霊合星人の可能性もあります。
木星人の霊合星人とは、大まかに言えば、木星人の特徴と金星人の特徴を併せ持つ人のことです。ただ、一般に特徴の混ざり具合は人それぞれのようです。
考察:るりちゃんとは
ちなみに、るりちゃんは、売れていない時の漫画家の姿を表現した人物なのかもしれません。
つまり、「るりの勉強=漫画を描くこと」なのかもしれません。
この仮定を採用すると、勉強しかして来なかったるりちゃんとは、漫画を描くことしかして来なかった人物の比喩表現なのかもしれません。
また、るりちゃんがテストで0点を取ることは、漫画がボツになることを比喩的に表現しているのかしれません。
よって、るりちゃんは「勉強=漫画家」を諦(あきら)めさせようとする兄の言動が嫌いなのかもしれません。