画家の八字を研究する(その10)【四柱推命】
今回は、画家のピート・モンドリアンの四柱八字を研究してみたいと思います。
モンドリアンの四柱推命
八字から分かること
ピート・モンドリアン:男性:1872年3月7日午前6時00分:オランダのアメルスフォールト生まれ:真太陽時による生時は午前5時48分:木星人(寅卯):
モンドリアンの生年月日と生まれた時刻は、Astro databaseというサイトで検索しました。
モンドリアンの八字(命式)は次のようになります。
- 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬
- 卯 丑 卯 申
小山内式の蔵干を採用すると、この八字の地支は次のように書き換えることができます。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 (比=比劫の略)
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 (食=食傷の略)
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 (矢印=剋の略)
「水」と「木」に偏った八字ですが、難解な八字だと思います。
「水木の情緒」の傾向だけでは、モンドリアンの論理的な面が説明できません。
でも、水木に偏った八字の本質は「変化しながら成長して行く」なのかもしれません。
日干の強弱の判断
まず、月支が「甲」なので、この八字は木旺(もくおう=木が旺じている)になります。
日干の癸は「旺(5)相(4)死(1)囚(2)休(3)」の「休(3)」で並みの強さです。
また、この八字の残りの「癸」と「壬」も「休」で並みの強さです。
また、この八字の「乙」と「甲」は「旺(5)」で最強(旺盛)です。
また、この八字の「庚」は「囚(2)」で弱いです。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
ここから日干の強弱の判断に入ります。
日干「癸」は日支「癸」に通根しているので、そこそこ強さが出て来ます。
一方で、日干「癸」は時干「乙」に力量を洩(も)らしています。
月干「癸」は陰干なので、日干への力量的な扶(たす)けはかなり少ないと考えられますが、いざという時には扶けになってくれる可能性があります。
以上の力量のやり取りを総合的に考慮しますと、日干「癸」は身強になると思います。
よって、大運では「水」と「金」が凶になります。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
モンドリアンの気質
日干に隣接する通変は、比劫、比劫、食傷になります。
隣接する通変とは、日干の左右および下にある通変のことです。
この隣接する通変がこの人の気質に最も影響すると考えられています。
比劫のキーワード:強い思い(=強い意思・意志・意欲、念)、意地、しぶとい、芯がある、我が道を行く=他者の目や評価を気にしない確信がある=我が強い?、不器用、苦労、浪費、異性運が弱い、拡大、分裂=孤立・自立・自己流・独学・自力で頑張る、自分が自分であるための他者との関わり、他者意識・分離意識=張り合う、競争心、負けず嫌い、攻撃性、ライバル、他者意識・分離意識=奪う・奪われる、弱肉強食、見栄、縄張り争い?、仲間意識・同化意識=同志、同族、一体化、共有、共生、協力、分かち合う、仲間意識・同化意識=共存共栄、共同生活・同居、つるむ、進化=敵(毒)を味方(薬)にすること=ピンチをチャンスに変える、体力系、スタミナ、気力体力、タフ、継続性・継続力、存続、サバイバル能力、生きる力、生存本能(=自己防衛本能・生殖本能など)、アスリート気質、仏門・僧侶=禁欲的、気合、勇気・やる気・根気・元気・本気、比劫(仲間)が巡ると「氣」が大きくなる、(親や兄弟も含む)他者との関わりがカギ、吉凶混在、比劫となっている五行の性質が強まる。
食傷のキーワード:子供のような自由な精神、発散力、表現力、行動力、対応力・コミュ力、サービス精神、出力タイプ=生み出す、閃(ひらめ)き、アイディア、創作、創意工夫、技、技術、匠(たくみ)、職人系=手に職系、手が器用、飲み込みが早い、鋭い感性・直感・洞察力、センス、美学、美意識、オシャレ、口達者、毒舌?、言語系、思想系、接客業・サービス業・企画系・営業系、やりたい放題、言いたい放題、子供っぽい、子供、遊び心、やりたい事しかしたがらない、赴(おもむ)くままに面白い事をしたい、つまらない事・人を避ける、人の言う事を聞かない、楽しいか楽しくないかが判断基準(原動力)になる、意味も目的もよく分かっていない事に没頭することがある、内面が思わず外に洩(も)れ出る=衝動性=自ずと言葉が出る・体が動く、スピード(速い)、せっかち、衝動性、考えが浅い、うかつ、不注意、怪我、無計画、無責任、多動、没頭、反射神経、才能発揮、ストレス発散、娯楽、趣味、歌う・踊る・スポーツ・ダンス・武術・音楽・演奏・演劇・美術・ファッション・美容・ゲーム・物書き・芸術・料理・旅行・物造り、自分を取り戻す動き、ポジティブ思考(前向き・楽観性・自発性)、新しい価値観を生み出す、転職が多い、訴訟、社会の型や枠組みから外れる。
これらのキーワードの内、どれが現実の事象として現れるかは分かりません。
ただ、通変の事象が強く現れるか弱く現れるかは五行の強弱からだいたい分かることもあります。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
五行の強弱から見ると、水「比劫」と木「食傷」の特徴がよく現れる可能性が高いです。
「食傷」が強い方が、実際に画家であると言うのは、何んとも四柱推命の理論通りな話です。
また、時柱は「特技や能力」を見る柱であると考えることもできるので、画家にとっては時柱に「食傷」があるのは「吉」ではないかと考えられます。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
年干の解釈
年干(=人生の方向性や家系)が「比劫」なので、モンドリアンは「他者との関わりが深い人生」「自分が自分であるための人生を歩む人生」になる傾向が強いのではないかと予想されます。
そして、年干「比劫」のキーワードは、「強い思い」「サバイバル」「他者」「苦労・進化」「継続・存続(=親や家系と同じ)」「他人は他人、自分は自分」「吉凶混在」などになると思っています。
モンドリアンの父は小学校の校長でしたが、公認のデッサン教師の資格も持っていたそうです。
なお、モンドリアンは父との約束で小・中学校の美術教師の資格を取得することになります。
また、モンドリアンの叔父はプロの風景画家であったそうです。
また、モンドリアンは、美術史に名を残す巨匠の中でも、驚くほどの「遅咲きの苦労人」であったそうです。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
モンドリアンの八字は、日干「癸」と年干「壬」が月干「比劫」を奪い合うまたは分かち合う構図になっています。
つまり、モンドリアンは他者と「居場所・仲間・敵・苦労」を奪い合うまたは分かち合うかもしれません。
実際に、モンドリアンはドゥースブルフらと共に前衛芸術グループ「デ・ステイル」を結成し、同名の雑誌を創刊しました。
しかし、後にモンドリアンはドゥースブルフと意見が対立し、「デ・ステイル」を脱退することになります。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
水木の情緒
この八字は「木」と「水」が多いので、次の「水木の情緒」の傾向が現れ易いかもしれません:
情に流され易い、思い付き、気分、気まぐれ、感覚派、人情味がある、人間味、人間臭さ、義理人情、愛し憎む、温かみ、思いやり、優しさ、雰囲気やノリが良い、風流、だらしなさ、人文系、接客業、人間・自然・動物相手の職が向く。
Geminiによると、彼は生涯独身で、一人でアトリエにこもって制作を続けていたため「孤独で偏屈な隠遁者」と思われがちですが、実際には人と関わることが大好きだったそうです。
-
ナイトクラブの常連: お酒には強くありませんでしたが、パリでもニューヨークでも、友人たちを誘っては最新のジャズクラブやカフェに繰り出していました。
-
不器用なダンス: 女性をダンスに誘うのも好きでした。ステップはぎこちなく、姿勢もガチガチで決して上手とは言えませんでしたが、本人は子供のように心から楽しんでおり、その不器用で一生懸命な姿が周囲の人々を和ませていました。
モンドリアンは、作品の冷たい幾何学模様から受ける印象とは異なり、内面には他者を尊重する優しさと、音楽や友人との語らいを楽しむ純粋な心を持った「愛すべき不器用な紳士」だったそうです。
その温かい人柄があったからこそ、多くの友人が彼の貧しい生活を支え続けたとの事です。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
反作用(副作用)
この八字は、木「食傷」がとても強いので、反作用として金「印」の性質(慎重、考えが深い、ユニークさ、論理性、洗練化、美的感覚など)が強まる可能性があります。
一方で、この八字は、水「比劫」が多く強いので、反作用として土「官殺」の性質(倫理観、品格・品位、礼節寧丁、忍耐力、頑固さ、こだわり、バランス感覚など)が強まる可能性があります。
この八字は、一見すると、水「比劫」と木「食傷」しかないように見えますが、反作用を考慮すると、金「印」も土「官殺」もあることになります。
八字に無いのは、火「財」だけになりますが、モンドリアンは大運で強い「火」の干支が巡ります。
なお、「財」が八字にないと、客観性がなかったり、嘘がつけなかったり、察しが悪かったり、計画性がなかったり、物事を円滑に回せなかったりする傾向が出る可能性が高まります。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
五行の偏り
この八字は「火」と「木」に偏っているので、次の「五行の偏り」の傾向が現れ易いかもしれません:
並外れた集中力、没頭、専門性、突破力、カリスマ性、協調性の欠如、不安定さ、健康面の偏り、凸凹、特定分野での天才性、強烈な個性、波瀾万丈、生きづらさ、好き嫌いが激しく独自の美学やこだわりを持つ、敵を作りやすい、運気のアップダウンが激しい、自分に合った環境を探すのに苦労する、自分の能力を活かせる環境が限られる。
Geminiによると、モンドリアンは「常軌を逸するほどの高い集中力」を持ち、自身の定めた芸術的ルールに心身を削るように没頭するタイプだったそうです。
彼は「普遍的な宇宙の調和(バランス)」をカンヴァス上に現前させることに取り憑かれてたそうです。
そのため、たった1本の黒い線の位置を数ミリずらすかどうか、あるいは赤の面積をほんの少し広げるかどうかで、何週間も悩み抜くことがあったそうです。
また、彼はパリやニューヨークのアトリエの壁に、赤・青・黄の四角い厚紙を完璧なバランスで配置し、家具もそれに合わせて塗装したそうです。
さらに、自身の集中を乱す「不規則な自然(木々や緑)」が視界に入ることを極端に嫌ったため、窓を塞いだり、窓に背を向けて座ることを徹底していたそうです。
また、モンドリアンはヨーロッパではほとんど評価されませんでしたが、アメリカではとても高く評価されました。
つまり、彼は「自分に合った環境を探すのに苦労する」タイプだったと言えるかもしれません。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
地支の剋
この八字には、年支と月支の間に剋があるので、次の「地支の剋」の傾向が現れるかもしれません:
移動・移住・転職・転々・海外・出会い・別れ・引越し、社会的活動基盤の変化(→生成と発展へ)。
Geminiによると、モンドリアンの人生は、二つの世界大戦やファシズムの台頭という激動の時代背景に大きく翻弄されたそうです。
しかし同時に、彼の「移動(移住)」こそが彼の作風を劇的に進化させるターニングポイントにもなっているそうです。
彼の移住をシンプルにまとめると、「オランダ → パリ → オランダ → パリ → ロンドン → ニューヨーク」という順序で移動を重ねた人生であったそうです。
- 1872年(0歳〜): オランダ(アメルスフォールト → アムステルダムなど)
- 1911年(39歳): フランス・パリへ移住
- 1914年(42歳): オランダへ一時帰国(第一次世界大戦で足止め)
- 1919年(47歳): フランス・パリへ帰還
- 1938年(66歳): イギリス・ロンドンへ亡命(ナチスから逃れるため)
- 1940年(68歳): アメリカ・ニューヨークへ亡命(戦火を逃れるため、1944年に同地で没)
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
最強の五行
この八字の最強の五行は「木」だと思います。
この八字の「木」は月令を得ていて、通根もしており、「水」から生じられています。
「木」がとても強いので、反作用(副作用)として「金」の性質が後天的に強まる可能性があります(金剋木)。
ただ、月支「甲」は年支「庚」に剋されているので、反作用が出るかどうかはやや微妙になるかもしれません。
つまり、モンドリアンの「金っぽい性格(=論理性、洗練化、美化、削る)」は反作用の結果ではなく、
年支「金」が比劫の一体化の効果を通じて性格のようなものとして彼に現れているだけかもしれません。
また、「水」は月令を得ていませんが、通根しており、数が多いので強いと思います。
多く強い「水」に対抗する反作用として「土」の性質が後天的に強まる可能性があります(土剋水)。
ただ、私は日支「丑」の蔵干を「癸」一つに決めつけていますが、「丑」の蔵干には「癸」「辛」「己」があるので、反作用を持ち出さなくともモンドリアンの「金っぽい性格」や「官殺っぽい性格」を説明できるのかもしれません。
木の病気=肝臓、目、脳神経系、頭、メンタル、精神病、睡眠、筋(=神経,腱,筋膜).
木のキーワード:生命力=伸びる力、躍動・うごめき、始動、前進・進展、(ゆっくりと)成長、上昇志向、(長期的な)目標、(長期的な)ビジョン、理想を抱く、実直真面目、正直、誠実、真心、不器用、リーダーシップがある、上下関係、情緒性、情緒的、感情や気持ちを重視、感情的、感動する・させる、情に流され易い、情に弱い、情に厚い、人間性・人間らしさ、人情味、義理人情、人間味・人間臭さ、仁(=思いやり・優しさ)、「動物を可愛がるのも木、動物を虐待するのも木」、情け容赦ない、情にほだされる、情をかける、温かみ、非合理(=回り道)、アナログ感(=手触り感・手作り感・手書き・不完全さ・温(ぬく)もり)、非結果主義(=人間性・人柄・努力・道徳観・過程・物語性を重視)、有機物的(有機的)、人との繋(つな)がり、ネットワーク、仲間、縁、調和性、協調性、共感力、絆、友情、自己組織化?、しなやかさ(柔軟性)、感覚派、気分、思い付き、閃(ひらめ)き、妄想、創造性(発想力)、始まり、スタート、新しい物好き、新奇性、革新的、新進気鋭、若々しい、快楽、だらしなさ、ぐだぐだ、いい加減、曖昧、優柔不断、繁殖。
水の病気=腎臓、耳、泌尿器系、生殖器系、循環器系(ホルモン,体液,血液,骨髄)、冷え性.
水のキーワード:感情・思考の変化性(=激怒、豹変、変貌(へんぼう)、流れる、流す)、自由性(=自由奔放、自由な発想、飄々、氾濫、暴走、仕出かす、やらかす)、適応能力(=柔軟性、臨機応変、変幻自在、その場その場で、その時その時で)、形(=ルール・境界線)がない、常識に囚われない、こだわりが少ない、既成概念・人間関係などの破壊・解体、再構築、浄化と再生、察知・先見性、探究心・研究心、情報伝達・情報発信、浸透させる、知性的(=頭が良く回る、物知り、深堀する、掘り下げる、戦略的思考、水平思考)、視点が固定されない、冷静(=冷やす、鎮静化、多視点、多面的、俯瞰、メタ認知、セロトニン)、秘匿性(=隠す、秘密主義、水面下、潜る、裏舞台、人目を避ける、寡黙?)、特殊化(=1点への収束、深める、集約、最適化、適合化、特化、専門化、専用化、深化、高度化、複数の専門分野をもつ、世間一般から感覚がずれる、世間から理解されにくい、浮世離れ)、横社会(=縦よりも横の繋がりを重視、対等・公平・平等な関係)、闇の性質(=ずる賢い、狡猾、したたか、冷たい、闇落ち、周囲を振り回す・巻き込む、陰険?・陰湿?・ケチ?・独占欲?・閉じ込める?)、同時に複数の事ができる(マルチタスク?、同時進行、同時並列処理、二股)。
金のキーワード:真・善・美に対する感覚が研ぎ澄まされている・鋭い、道理、正義、美、美意識、審美眼、弁別性、判断基準の確立(=グレーなものを白か黒かに分ける、真か偽か、善か悪か、美か醜か、世界の分節、判別能力、識別力)、手際よく捌(さば)く・裁く、攻撃性(人に噛み付く、鋭さ、鋭利、戦(いくさ))、番人(監視、見張り)、観察力・分析力、判断力(果断果決・即断即決)、取捨選択、瞬発力、直感力、記憶、経験主義(=理論や定説よりも自分の経験を重視、経験から学ぶ)、パターン認識力=具体から抽象へ=帰納的思考力、ボトムアップ型(=下から上へ、下剋上、逆ピラミッド型)、収斂(=絞り込む、洗練化、精緻化、美化、整理整頓、シンプル化、コンパクト化、記号化、デザイン化、凝縮)、加工=変形・整形=技術系、無機物的(=機械的、ロボット、コンピュータ)、論理性、合理性、デジタル思考(白か黒か、0か100か、割り切る、極端、明確な定義を好む、完璧主義=完全なものを求める、潔癖?)、クール(=感情に乏しい、感情の起伏が少ない、喜怒哀楽が少ない、自分には主体性がないと感じる?)、冷徹さ、残虐性、非情(=感情に左右されない)、切り捨てる、過剰反応、自己免疫疾患(=自分をも攻撃してしまう、精神・神経を削る)、手荒く扱われる、批判・攻撃を受け易い。
土のキーワード:信念の不変・不動(=一貫性、動じない、自分を変えない、自分は動かない)、頑固(=固定観念が強い、融通が利かない、腰が重い、留まる、腐らせる、同じ事の繰り返し、ルーティン化、こだわりが強い、強情、固執)、バランスを取る、均衡を保つ、維持、保持、恒常性(=一定の状態に保つ)、回復力=復元力=修復力=元に戻す、調節・調整、中庸(=中性的・中立性)、柔和=穏やか、マイペース、安定感、安心感、信頼・信用、人との適度な距離感=境界線を引く=膜=範囲、地に足がついた人、現実的、堅実、落ち着いた雰囲気、地味、保守的、地道(=コツコツ型、着実、完遂力、反復積み重ね、蓄積)、集める・守る・育てる、包容力、集いの「場(空間)」を作る(=収集癖)、古い物・古典・歴史的な物・土地・郷土との縁、伝統文化、記憶、複合体、複雑系、単純と言うよりは複雑な性格、全体性・全体化力=落ち着かせる・安定化させる・定着させる=包括・統括、中央、要、拠点、器、基盤、母体、土台、安全地帯、安定地、安定期、インフラ、プラットフォーム、空間の性質=何も無い「場」であり何でも有る「場」でもある=「形あり」でもあり「形なし」でもあるもの。
その他の五行のキーワードについてはこちらのページをご覧下さい。
以上が八字から私が読み取れる極めて抽象的な情報です。
残念ながら、具体的な事象として何が現れるかは、なかなか分かりません。ご本人との対話が必要になります。
大運から分かること
モンドリアンの大運は次のようになります。
- 9 19 29 39 49 59 69 79 89(歳)
- 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬
- 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥 子
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
そして、小山内流の蔵干を採用すると、大運の地支は次の様に書き換えることができます。
- 9 13 19 29 31 39 43 49 59 61 69 73 79
- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
ここで〇には色々な意味があるのですが、例えば、独創性や才能(専門性)が発揮される可能性がある時期になります。(ただ環境が整った場合の話になります。)
なお、〇の詳しい説明は、こちらのYouTubeをご覧下さい。
〇の予想が妥当なものであったかは、以下の年表のところで検証します。
健康面
上述のように、モンドリアンは、大運で「水」か「金」が巡ると「五行のバランス」が崩れることが分かりました。
モンドリアンは49歳から「金旺」の大運が巡りますが、特に肉体的な健康問題は出なかったようです。
しかし、47歳頃から「極度の心気症(=病気不安症)と潔癖症」という、彼の人生を支配するほどの厄介な問題が現れたそうです。
-
風邪と隙間風への恐怖: 彼は風邪をひくことを異常なまでに恐れていました。アトリエに少しでも隙間風が入ることを嫌い、誰かがドアを開けっぱなしにするとパニックに近い反応を示しました。
-
自然=不衛生という認識: 前述の「緑色や植物嫌い」にも通じますが、彼は自然のものを「混沌としていて不衛生で、病原菌に満ちている」と感じていました。そのため、彼の生活空間は徹底的に人工的で、チリ一つないほど清潔に保たれていました。
-
外出時の重装備: 少しでも天候が悪いと、病気を恐れて絶対に外出しませんでした。外出する際も、必要以上に厚着をして身を守っていました。
確かに、「金」には「潔癖症、完璧主義、極端」という象意があります。
こじ付けになりますが、「金生水」で、彼の「水」が強まると、「水」の象意である「不安、恐れ」が彼の中で強まってしまったのかもしれません。
Geminiによると、モンドリアンの潔癖症や心気症は、単なる精神疾患というよりも、「自らの芸術哲学(完全な秩序の追求)を、実生活にも100%適用しようとした結果生じた、極端な防衛本能」でしたとの事です。
また、40代後半で彼が「黒い線と三原色」のスタイルに到達した時期と、彼の生活が極度に神経質になった時期は、完全に一致しているそうです。
そして、1944年、71歳の冬に彼は風邪をこじらせ、それが肺炎へと進行してしまいます。
当時のニューヨークは抗生物質(ペニシリン)が普及し始めたばかりの時期でしたが、治療の甲斐なく、肺炎により息を引き取ったそうです。
肺炎などの感染症は偶然性が関わるので四柱推命では推命できないと考えられています。
しかし、大運で「金=肺」がとても強い時期(69~72歳)に肺炎になると言うのは、何んとも不思議な一致です。
なお、Geminiによると、モンドリアンには肉体的には大きな持病もなく比較的健康なタイプであり、当時の基準としては長寿(71歳没)でしたとの事です。
- 9 13 19 29 31 39 43 49 59 61 69 73 79
- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
なお、29歳から42歳までは強い「火」の干支が大運で巡ります。
彼の八字の多い「水」と大運の強い「火」が水火激冲を引き起こす可能性があると思います。
水火激冲の事象(キーワード)としては次のようなものがあるようです。
- 激しい変化や混乱が起こる
- 身心の不安定
- 精神的な疾患
- 突然死
確かに、モンドリアンは、以下で紹介するように、36歳の時に「神智学(しんちがく)」の思想に深く傾倒し、画風を大きく変化させます。
- 9 13 19 29 31 39 43 49 59 61 69 73 79
- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
モンドリアンの人生
モンドリアンの年表
Geminiによると、モンドリアンの年表は次のようになります。
| 1872年 | 0歳 | 【誕生】 オランダのアメルスフォールトにて、厳格なカルヴァン派(キリスト教)の小学校長の息子として誕生。 |
| 1880年 | 8歳 | 【絵画との出会い】 ヴィンタースウェイクへ移住。アマチュア画家だった父や画家である伯父の影響を受け、幼少期から絵画とデッサンを学び始める。 |
| 1892年 | 20歳 | 【苦闘の始まり】 アムステルダムの王立美術アカデミーに入学。画家を目指すも親からは反対され、仕送りもない極貧の中でオランダ伝統の伝統的な風景画を描いて食いつなぐ。 |
| 1908年 | 36歳 | 【思想の転換】 「神智学(しんちがく)」の思想に深く傾倒。単なる写実的な風景画から脱却し、自然の裏にある普遍的な法則や精神性を求めるようになる。 |
| 1911年 | 39歳 | 【パリへの挑戦】 アムステルダムで見たピカソらの「キュビスム」に衝撃を受け、オランダでの地位を捨ててパリへ移住。名前の綴りをオランダ風の「Mondriaan」から「Mondrian」へ改名。 |
| 1914年 | 42歳 | 【第一次世界大戦の足止め】 病気の父を見舞うため一時帰国した直後、第一次世界大戦が勃発。国境が封鎖され、パリのアトリエや作品を残したままオランダに足止めされる。 |
| 1917年 | 45歳 | 【理論の樹立】 オランダ滞在中、ドゥースブルフらと出会い芸術雑誌『デ・ステイル』を創刊。自らの抽象理論「新造形主義」を提示し始める。 |
| 1919年 | 47歳 | 【極貧のパリ帰還】 終戦後、念願のパリへ帰還するもアトリエは荒れ果てていた。絵は全く売れず、生計を立てるために嫌々「商業用の花の絵」を描く傍ら、黒い線と三原色による画風を完成させる。 |
| 1924年 | 52歳 | 【親友との絶縁】 ドゥースブルフが作品に「斜めの線」を取り入れたことに激怒。「水平と垂直こそが絶対」と譲らないモンドリアンは『デ・ステイル』を脱退し、最大の理解者であった親友と絶交する。 |
| 1929年 | 57歳 | 【悲恋と手作りのベッド】 20歳のリリー・ブレスと恋に落ち、本気で結婚を望んでベビーベッドまで自作する。しかし、親友でもある彼女の父親の猛反対により物理的に引き裂かれ、破局。 |
| 1937年 | 65歳 | 【弾圧】 ナチス・ドイツの台頭により、彼の前衛的な抽象画が「退廃芸術」に指定され、ドイツ国内の美術館から押収・弾圧される。 |
| 1938年 | 66歳 | 【ロンドンへの亡命】 第二次世界大戦の足音が迫り、ナチスの脅威から逃れるため、着の身着のままでイギリス・ロンドンへと亡命。 |
| 1940年 | 68歳 | 【アメリカへの決死の亡命】 ロンドン大空襲でアトリエが被災。戦火を逃れるため、68歳という高齢で危険な大西洋を渡り、アメリカ・ニューヨークへ亡命。 |
| 1942年 | 70歳 | 【人生初の大成功】 70歳にして「人生初の単独個展」をニューヨークで開催。大都会とジャズ(ブギウギ)に触発された明るい新作が大絶賛され、一躍「現代美術の巨巨匠」として大ブレイクする。 |
| 1944年 | 71歳 | 【栄光の終わりの死】 評価と大成功を手にしたわずか数年後、風邪から肺炎をこじらせ、ニューヨークにて71歳で死去。遺作となった『ブロードウェイ・ブギウギ』を残す。 |
- 9 13 19 29 31 39 43 49 59 61 69 73 79
- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
Geminiによると、モンドリアンが画家として、批評的にも経済的にも「確固たる評価と大成功」を手にしたのは、なんと68歳でニューヨークへ渡ってから、とりわけ70歳の時だったそうです。
しかし、ある日突然評価されたわけではなく、そこに至るまでには数十年にわたる段階的な経緯があったそうです。
40代〜50代(パリ時代):前衛芸術家からの「局所的なリスペクト」
1920年代、パリで「黒い線と三原色の抽象画」を描き始めた頃、一般大衆や保守的な批評家からは「ただの壁紙だ」と嘲笑されていました。絵は全く売れず、花の絵を描いて食いつなぐ極貧生活でした。
しかし、この時期から「最先端をいく一部の芸術家たち(身内)」の間では、彼の異常なまでのストイックさと理論が畏敬の念を集めていました。 バウハウス(ドイツの総合芸術学校)の教員や建築家、彫刻家のアレクサンダー・カルダーなど、同業者の間では「モンドリアンは誰よりも純粋に芸術の未来を切り拓いている」と、いわばカルト的な人気とリスペクトを獲得し始めていました。
60代(1930年代):アメリカ人コレクターによる「発見」
60代に入ってもヨーロッパでの一般評価は低く貧しいままでしたが、ここで彼の運命を変える人々が現れます。アメリカの先進的な美術関係者たちです。
当時のヨーロッパは伝統的な美術の権威が強かったのに対し、新しい文化に飢えていたアメリカの若きキュレーターやコレクターたちは、モンドリアンの作品に「未来の芸術」を見出しました。
- ニューヨーク近代美術館(MoMA)の初代館長アルフレッド・バー・Jr
- 著名なコレクターであるペギー・グッゲンハイム
彼らがわざわざパリの汚いアトリエまでモンドリアンを訪ね、少しずつ彼の作品を買い上げてアメリカへ持ち帰り、紹介し始めました。これにより、海を越えたアメリカで「モンドリアンという凄い前衛画家がいるらしい」という土壌が作られていきました。
68歳〜70歳(ニューヨーク時代):熱狂的な大ブレイク
1940年、68歳になったモンドリアンは、戦火のヨーロッパを逃れてニューヨークへ亡命します。
彼が船から降り立つと、そこには驚くべき光景が待っていました。すでに彼のアメリカでの名声は美術界で神格化されており、現地の若いアーティストや批評家たちから「ヨーロッパ前衛芸術の生きる伝説」として大熱狂で迎え入れられたのです。
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70歳での初個展の大成功: 1942年、彼が70歳の時にニューヨークのバレンタイン・ギャラリーで「人生初となる単独の個展」が開催されました。ここで発表された、黒い線をやめて色鮮やかなテープを用いた作品群は大絶賛を受け、作品は飛ぶように売れました。代表作『ブギウギ』シリーズもこの時期に生まれ、MoMAなどの主要な美術館に次々と買い上げられました。
生涯にわたり貧困と無理解に苦しんだ彼ですが、人生の最後の最後、亡くなるまでの約4年間だけは、誰もが認める巨匠として、大都会の活気とジャズに囲まれた幸福で豊かな時間を過ごすことができたそうです。
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- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
モンドリアンは40代後半から徐々に評価を得て行きますが、確かに大運では49歳から〇が付く時期(=独創性や才能(専門性)が発揮される可能性がある時期)に入ります。
したがって、〇の予想は比較的妥当なものであると言えそうです。
ただ、実は、私は、身強で隣接する通変が一つの人は●と〇による予想が外れることが多いのではないかと考えています。
身強で隣接する通変が一つの人は、「五行のバランス」の方を重視して、大運での●と〇による予想を次のように見ても良いのではないかと考えています。
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- 甲〇 甲〇 乙〇 丙● 丙● 丁● 丁● 戊● 己● 己● 庚 庚 辛
- 乙〇 戊● 丙● 丙● 丁● 丁● 己● 庚 庚 辛 辛 戊● 壬
なお、Geminiによると、モンドリアンの代表作は次の様にまとめられます。
| 代表作 | 制作・発表年 | 当時の年齢 | 簡単な解説 |
| 赤い木 | 1908年〜1910年頃 | 36〜38歳 | ゴッホなどの影響を受け、強烈な色彩で自然の生命力を表現した初期の傑作。 |
| 灰色の木 | 1911年 | 39歳 | パリでキュビスムに影響を受け、対象(木)の形態を幾何学的な線と面に分解し始めた過渡期の作品。 |
| 花咲く林檎の樹 | 1912年 | 40歳 | 抽象化がさらに進み、元の「木」の形がほぼ完全に解体され、ゆるやかな線引きへと移行した作品。 |
| 赤、青、黄、黒、灰色のコンポジション | 1921年 | 49歳 | 新造形主義の確立。黒い直線と三原色のみで画面を構成する、彼の代名詞となるスタイルの初期完成形。 |
| 赤、青、黄のコンポジション | 1930年 | 58歳 | 白い余白を大胆に広げ、色面を画面の端に配置することで、極限まで洗練と緊張感を高めた成熟期の代表作。 |
| ブロードウェイ・ブギウギ | 1942年〜1943年 | 70〜71歳 | ニューヨークの街とジャズに感化され、黒い線を廃止して細かな色の四角形をリズミカルに配置した晩年の傑作。 |
| ヴィクトリー・ブギウギ(未完・絶筆) | 1944年 | 71歳 | 画面に色付きテープを直接貼り直しながら試行錯誤を続けていた最中、彼の死によって未完となった最後の作品。 |
初期の頃は抽象絵画ではなく、比較的具体的なものを描いていました。
具体的な絵から抽象的な絵に変化し、彼の理論・哲学が成長して行く過程は、彼の八字通りかもしれません。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
モンドリアンの性格・人柄
Geminiによると、モンドリアンの性格や人柄は以下のようにまとめられるようです。
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- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
良い面:物静かで情熱的な紳士
普段の彼は、声を荒げるようなことのない、非常に穏やかで礼儀正しい人物でした(←――反作用としての土「官殺」が関係しているのでしょうか。「土=柔和・穏やか」「官殺=礼節丁寧、品位・品格、控え目、強い倫理観」になります)。
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誰に対しても紳士的で温厚: 怒りっぽさや横柄さは全くなく、言葉遣いも丁寧で、常にスーツやネクタイを身につけて身だしなみを整えていました。彼のアトリエを訪れる若い芸術家たちに対しても、偉ぶることなく紳士的に接していました(←――オシャレは「食傷」のためでしょうか。紳士的なのは、やはり土「官殺」のためでしょうか。また「水=対等・公平な関係、横の繋(つな)がりを重視」になります)。
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信じられないほどの忍耐力とストイックさ: 彼の絵が売れず、その前衛的なスタイルが世間から嘲笑されていた時代も、彼は決して迎合しませんでした。極貧の中でも自らの芸術哲学を信じ抜き、何十年も地道にカンヴァスに向かい続ける超人的なストイックさを持っていました(←――強い「比劫」のためでしょうか。反作用としの「官殺」も関係しているのかもしれません。「比劫=強い思い、しぶとい、芯がある、継続力、タフ、我が道を行く、アスリート気質、僧侶・仏門=禁欲的」「官殺=努力家、忍耐力、我慢、鍛錬、修業、試練」になります)。
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不器用だが純粋な愛情: 恋愛においては非常にピュアでした。50代後半で20歳の女性(リリー・ブレス)と恋に落ちた際は、将来の結婚生活のために自らベビーベッドを手作りして待つなど、打算のない真っ直ぐな愛情を注ぐ一面がありました(←――モンドリアンは陰干の天干が多いので、ピュアな面が強いのかもしれません。また「木=実直真面目、正直、誠実、真心、不器用、妄想、ビジョン」になります)。
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意外にも「新しいもの・楽しいこと」が好き: ストイックな修行僧のようなイメージに反して、実はジャズや最新のダンスミュージックが大好きでした。蓄音機でレコードをかけながら、独特のぎこちないステップで踊ることを楽しむという、非常にお茶目で人間らしい魅力も持ち合わせていました(←――「木=新しい物好き、人間味、人間臭さ」「食傷=踊る、衝動性」になります)。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
悪い面:周囲を疲弊させる極端な頑固さと神経質
彼の「純粋さ」は、時に度を越して「異常な執着」となり、人間関係や日常生活に大きな摩擦を生みました。
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1ミリの妥協も許さない「狂気的な頑固さ」: 自らの芸術理論(水平と垂直こそが絶対的な美である)に対するこだわりは、常軌を逸していました。親友のドゥースブルフが作品に「斜めの線」を取り入れただけで、「宇宙の調和を乱す行為だ」として絶交してしまうほど、他者の異なる価値観を容認できない極端な不寛容さがありました(←――「五行の偏り」のためでしょうか。それとも「強い食傷=強い美意識」のためでしょうか。または「水=特殊化、世間一般から感覚がずれる、世間から理解されにくい、浮世離れ」のためでしょうか)。
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異常な自然嫌いと「自分ルールの強要」: 自然の不規則さを「無秩序で不快なもの」として極端に嫌悪していました。特に「緑色」を憎んでおり、友人が緑色の服を着てきたり、カフェで外の木が見える席に案内されたりすると露骨に機嫌を損ねました。自分の美意識に反するものを、他人の行動であっても許容できず、周囲に気を遣わせました(←――彼の八字は「木」が強いので、反動として「金剋木」が発動しているのかもしれません。つまり、「木=緑・不規則さ・有機物」を嫌悪する事で強い「木」を抑(おさ)えているのかもしれません)。
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生活を縛り付ける「潔癖症と心気症」: 病気や不衛生なものへの恐怖(心気症)が非常に強く、風邪や隙間風を異常に恐れました。アトリエはチリ一つない状態を保ち、少しでも天候が悪いと絶対に外出しないなど、行動が極端に制限されていました。また「タンパク質と炭水化物を一緒に食べてはいけない」という独自の健康法(ヘイ式ダイエット)を他人が同席する食事の場でも頑なに守り通すため、一緒に暮らすには非常に窮屈なタイプでした(←――大運で巡る金旺が悪さをしているのかもしれません。「金生水」で彼の強い「水」がさらに強まる事も良くないのかもれません。「金=完璧主義、潔癖症、極端、洗練化、美化」「水=恐れ、不安」「印=独特、自分の世界、懐疑心、考え過ぎ、ノイローゼ」になります)。
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- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
モンドリアンの論理性
モンドリアンは、極めて「論理的」なタイプでした。
しかしそれは、計算機のような数学的な論理ではなく、「哲学的・形而上学的な論理」です。
彼はただ感覚的に絵を描いていたわけではなく、自らの芸術を言葉や理論で厳密に裏付けようとした、美術史においても屈指の「理論家」でもありました。
彼の持つ独自の論理性の特徴を、3つの視点から紐解きます。
1. 「弁証法」に基づく二元論的ロジック
モンドリアンの「垂直と水平の線」は、単なるデザインではなく、対立する二つの概念を統合して高次の調和を導き出すという、ヘーゲル的な弁証法の論理に基づいています。
彼は、世界を対立する二つの要素(二元論)で捉えました。
- 垂直線: 精神、男性性、能動性、生命のエネルギー(天へ向かう力)
- 水平線: 物質、女性性、受動性、大地のエネルギー(地平の広がり)
彼にとって交差する十字(直角)は、この相反する二つの力が衝突し、統合(アウフヘーベン)されて生まれる「絶対的な宇宙の調和」を論理的に視覚化したものでした。彼のカンヴァスは、哲学的な命題を解き明かすための思考の場だったのです。
←――垂直線=陽。衝突=支冲=相剋
←――水平線=陰。統合=支合=相幇=比和
←――絶対的な宇宙の調和=生成発展と浄化再生=宇宙の循環
2. 現象から「本質」を抽出する還元的プロセス
彼の思考のプロセスは、表面的な事象を削ぎ落として物事の根源的な構造に迫る、現象学的なアプローチに非常に似ていました。
彼は初期の風景画(木や教会、海など)を描きながら、「目の前に見えている自然(現象)の背後には、どのような普遍的な構造(本質)が隠されているのか?」と論理的に問い続けました。 枝のカーブや葉の色といった「うつろいゆく表面的な要素」を徹底的な論理によって一つずつ削ぎ落としていった結果、最後に残った普遍的な骨格が「直線と三原色」だったのです。
3. 膨大なテキストによる理論武装
モンドリアンは、自らの芸術理論「新造形主義(ネオ・プラスティシズム)」を正当化するため、膨大な量の論文やエッセイを執筆しています。
彼はオランダの芸術雑誌『デ・ステイル』の創刊に携わり、自らの思想を言語化することに多大なエネルギーを注ぎました。感情や直感だけで「これが美しいから」と主張するのではなく、なぜこの線がここになければならないのか、なぜ斜めの線は宇宙の真理に反するのかを、徹底した論理空間の中で構築し、文章として世に問うたのです。
結論として 彼は「直感」に優れていたのと同時に、その直感を誰もが到達できる普遍的な真理へと昇華させるための「強靭な哲学の論理」を持ち合わせた人物でした。その厳格すぎる論理性が、時に親友(斜めの線を主張したドゥースブルフなど)との決裂を生むこともありましたが、その妥協なき論理の追求こそが、彼を20世紀最大の芸術的開拓者の一人へと押し上げたのです。
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- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
←――モンドリアンの強い論理性には大運の強い「火」の干支が関係している可能性があると思います。
←――「火=絶対的なもの(宗教・科学・法律など)を求める、普遍性、絶対主義、真理、原理・法則、解明力」
←――「火=目的合理=ある目的を達成するために、最も効率的で論理的な手段を選択・実行する考え方や行為」
←――「火=言語能力・言語化力、アピール力」になります。
←――「食傷=表現力、発散力、鋭い感性・直感・洞察力、センス」になります。
←――一方で、モンドリアンの強い論理性にはやはり「金」が関係しているような気もします。
←――「金=論理性、洗練化、精緻化=精密化、取捨選択、絞り込む、削る、帰納的思考力=具体から抽象へ、シンプル化、コンパクト化、記号化、デザイン化」になります。
←――モンドリアンの「金っぽさ」が何から出ているのかは難しいところです。強い「木」の反作用として「金」の性質が出て来たのか、それとも、年支「金」が原因なのか、特定が難しいです。
←――日支の「丑」の蔵干を「癸」「辛」「己」の3つに取れば、彼の特徴は全て説明できてしまいますが、私は蔵干を一つに決めてしまう流派です。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
モンドリアンの子供時代
Geminiによると、モンドリアンの子供時代は次のようになるようです。
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- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
ピート・モンドリアン(本名:ピーテル・コルネーリス・モンドリアーン)の子供時代は、彼が後に到達する「極限まで無駄を削ぎ落とした秩序の世界」の原点とも言える環境でした(←――その世界は「金」と「火」が強く関係している気がします)。
厳格なカルヴァン派の家庭
1872年、モンドリアンはオランダのアメルスフォールトで、5人兄弟の第2子(長男)として生まれました。
父親のピーテル・コルネーリスは地元の小学校の校長を務めており、オランダ・カルヴァン派(プロテスタントの厳格な一派)の熱心な信者でした。家庭内は非常に厳格で、規律と信仰が絶対視される環境でした。 この「感情や欲望を抑え、絶対的な神の秩序(ルール)に従う」というカルヴァン派的な生い立ちは、後にモンドリアンが芸術において「主観的な感情を排除し、普遍的な法則を求める」姿勢へと形を変えて受け継がれたと指摘されています。
←――「火」が関係している気がします。
←――「火=絶対的なもの(宗教・科学・法律など)を求める、絶対主義、宗教、縦社会(上下関係・序列)、崇(あが)める、真理、普遍性、原理主義=自分の経験よりも絶対的なもの(原理・法則など)を重視」になります。
芸術への入り口と二人の「師」
厳格な家庭ではありましたが、幸運なことに彼の周囲には芸術に触れる機会が豊富にありました。
-
父親からの教え: 校長であった父親は、公認のデッサン教師の資格も持っていました。モンドリアンは幼い頃から父の手ほどきを受け、素描(デッサン)の基礎を徹底的に叩き込まれました。
-
画家であった叔父の影響: 叔父のフリッツ・モンドリアンは、ハーグ派(オランダの風景画の流派)に属するプロの風景画家でした。叔父は度々モンドリアンを野外スケッチに連れ出し、油彩画の技術や風景画の捉え方を教えました。
彼の初期のキャリアが「オランダの風景画」からスタートしたのは、この叔父の影響が非常に大きかったためです。
←――年干が「比劫」なので「親や家系と同じ」という事象が現れ易いのかもしれません。
母の病床と「自然」への距離感
家庭環境には暗い影もありました。母親のヨハンナは病弱で、床に伏せていることが多かったのです。
そのため、家庭内の切り盛りは数歳年上の姉(クリスティアン)に任されていました。母の温かい愛情を十分に受けられなかったこと、そして家庭内に常に「病(コントロールできない自然の摂理)」が存在したことは、彼が後に生身の人間関係を避け、コントロール不可能な「自然」を嫌悪し、人工的で完璧な秩序を求めるようになった心理的要因の一つではないかと分析する美術史家もいます。
←――四柱推命的には、「金剋木」による事象ということになるかもしれません。
←――「木=有機物、自然、コントロール不可能」「金=無機物、機械、白か黒か、きっちり、完璧主義、洗練化、美化」になります。
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
父との対立と「教師資格」という妥協案
青年期を迎えたモンドリアンは「画家になりたい」と決意しますが、厳格な父親は猛反対しました。芸術家という職業は経済的に不安定であり、堅実な生き方を重んじる父にとっては受け入れがたいものだったからです。
激しい対立の末、二人は一つの妥協案に達します。それは「美術教師の資格を取るならば、美術の道に進んでもよい」という条件でした。 モンドリアンはこの約束を守り、1889年(17歳)に小学校の美術教師の資格を、1892年(20歳)に中学校の美術教師の資格を取得しました。この資格を得てようやく父の許しを得た彼は、同年、アムステルダムの王立美術アカデミーに入学し、本格的な画家の道を歩み始めることになります。
モンドリアンの功績
Geminiによると、モンドリアンが美術界で高く評価されている理由は、次のようになるようです。
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- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
モンドリアンが現在でも「現代美術の巨匠」として別格の扱いを受けている理由は、彼が単に「風変わりな絵を描いた」からではなく、「私たちの身の回りのデザインの基本ルールを発明したから」です。
美術界における彼の偉大さを、美術に詳しくない方にも分かるように「3つの革命」として説明します。
1. 絵から「意味」を無くし、「美しさ」だけを残した
モンドリアン以前の絵画は、いくらピカソのように形を崩しても、最終的には「これは人である」「これは風景である」という「何かを描いたもの(意味があるもの)」でした。
しかしモンドリアンは、「美しいものを描かなくても、色と線の組み合わせだけで美しさは作れる」ということを世界で初めて完全に証明しました。
- 「悲しい」「嬉しい」といった感情や、「リンゴ」「山」といった意味を一切排除しました。
- 残ったのは「水平・垂直・三原色・無彩色」という究極の最小単位(要素)だけです。
これは例えるなら、美味しい料理のレシピから「肉」や「野菜」という食材を全部捨てて、「塩加減と温度のバランス」という公式だけを取り出し、それだけで感動を生み出したようなとんでもない発明でした。
←――「金」が関係しているような気がします。
←――「金=美、洗練化、シンプル化、美化、具体から抽象へ、帰納的思考力」
2. デザインや建築の「OS(基本システム)」を作った
彼の最大の功績は、彼の絵画が「額縁の中」に留まらず、私たちの生活空間を丸ごと変えてしまったことです。
彼が到達した「要素を最小限に絞り、美しいバランスで配置する」という考え方は、その後ヨーロッパの建築家やデザイナーに強烈な影響を与えました。
-
建築: 装飾過多だった建物をやめ、現在のようなガラスと鉄筋の四角くてシンプルな近代建築(ビルやモダン住宅)が生まれるきっかけになりました。
-
日用品・グラフィック: スマートフォンのアプリのアイコン、WEBサイトのグリッド(区画)デザイン、無印良品やApple製品のような「引き算の美学(ミニマリズム)」の原点は、すべてモンドリアンの絵の中にあります。
モンドリアン・ルックの衝撃 後年、デザイナーのイヴ・サンローランがモンドリアンの絵をそのままドレスのデザインに落とし込み、大流行しました。彼の絵は、ファッションやインテリアに変換できるほど「普遍的で完成されたデザイン」だったのです。
←――「金」と「土」が関係している気がします。
←――「金=洗練化、シンプル化、美化」―→引き算の美学
←――「土=バランス、中庸、全体性・全体化力、プラットフォーム、インフラ、基盤」
←――「火=普遍性、絶対性、頂点、真理、解明力、原理主義、至上主義」
3. 「誰にでも描けそう」なのに「誰にも真似できない」
モンドリアンの「赤・青・黄の四角形」を見ると、多くの人が「定規と絵の具があれば自分でも描けそう」と思います。しかし、実際に描いてみると、彼の絵のようなピタリとした緊張感や美しさは絶対に出せません。
-
定規を一切使っていない: 実は、彼は定規で計算して線を引いていたわけではありません。全てはフリーハンドでの下書きと、感覚だけを頼りにミリ単位で線を動かす「途方もない直感とデッサン力の塊」でした。
-
色の厚みの調整: 黒い線の太さを場所によって変えたり、青や赤の絵の具の塗り方(筆のタッチや厚み)を色面ごとに微妙に変えたりして、画面全体のバランスを保っています。
一見すると機械的で冷たいデザインに見えて、実は「熟練の職人が直感と手作業で極限まで調整した、息を呑むような手仕事」だからこそ、単なるグラフィックデザインを超えた「芸術作品」として高く評価されているのです。
一言でまとめると、モンドリアンは「現代のあらゆるシンプルで美しいデザインの『ルールブック』を、たった一人で書き上げた人物」だからこそ、美術界で最高峰の評価を受け続けているのです。
←――「木=手作り感、手書き、不完全さ、感覚派、アナログ」
←――「土=全体性、バランス、安定性」
←――「金=美、洗練化、シンプル化、デザイン化、美化、鋭さ、無機物的、デジタル」
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
おまけ:モンドリアンの名言
モンドリアンは「美は均衡(バランス)によって生まれる」という言葉を残したそうです。
Geminiによると、モンドリアンの言う「均衡」とは、単なるデザインの美しさにとどまらず、「世界に存在するあらゆる対立関係が、最も美しい比率で調和し、一つの完全な構造体として安定する状態」を指しているそうです。
←――「美は均衡によって生まれる」つまり「土生金」と言うことでしょうか。
←――「土=均衡、バランス」「金=美」になります。
Compositie met rood, geel, zwart, blauw en grijs、1921年、油彩・キャンバス、48 x 38 cm、ハーグ市立美術館- 木=青、緑、手書き、人間味、長方形、成長、曖昧さ、情緒性
- 火=赤、普遍性、真理、原理・法則、絶対的なもの、解明力、合理性
- 土=黄、バランス、均衡、全体性、安定性、基盤、柔和
- 金=灰色、美、論理性、洗練化、シンプル化、デザイン化、鋭さ
- 水=黒、曲線、変化性、適応力、探究心・研究心、知性
- 陰=横線、内向きの力、収斂、守り、閉鎖性、裏舞台、主観性、浄化再生
- 陽=縦線、外向きの力、発散、攻め、開放性、表舞台、客観性、生成発展
- 冲=相剋=対立、矛盾、対称性の破れ、逆境、大変化、大転換
- 合=相幇=調和、一体化、平穏、一定、不変、統合、合体、停止、縛り
- .
- 時 日 月 年 時 日 月 年 時 日 月 年
- 乙 癸 癸 壬 食 比 比 比 乙 癸 癸 壬
- 乙 癸 甲←庚 食 比 食←印 卯 丑 卯 申
- 9 13 19 29 31 39 43 49 59 61 69 73 79
- 甲 甲 乙 丙 丙 丁 丁 戊 己 己 庚〇 庚〇 辛〇
- 乙 戊 丙 丙 丁 丁 己 庚〇 庚〇 辛〇 辛〇 戊 壬〇

